関西学生アメリカンフットボール大会、神戸大―甲南大が5月8日、エキスポフラッシュフィールドで行われた。試合経験が少ない選手が多く出場した神戸大。終盤まで接戦を演じたものの、試合終了間際に決勝点となるFGを決められ28-31で甲南大に敗れた。【5月8日 神戸大NEWS NET=UNN】?
終盤まで競っての負け。「勝ちはないが(春季3試合)、確実にやれること、できることは増えてきている」と主将の庭山(工・4年)は話す。結果は負けだが課題を知り、少しずつ成長の兆しをみせる。?
「ディフェンスがふんばりきることができなかった」と庭山は肩を落とし話した。約70ヤードTDパスを決められ、ロングパスを何度かフリーで通された試合。DB陣に怪我人が出て万全な状態ではなかったにはしろ、「パスディフェンスでの課題」(萬谷ヘッドコーチ)が浮き彫りになった試合だった。
しかし攻撃では、要のQBに林(海事・2年)が先発で起用され要所要所だがいいプレーを見せた。QBはまだ固定した選手はいない。萬谷ヘッドコーチは林の良さを「思いっきりのよさやボールを運んでいくイメージを持てている」と話す。パスだけでなく果敢に中央をランで突っ込む場面も見られた。?
昨年、ほとんどの中心メンバーが引退。そのため出場するメンバーの多くは試合経験が少ない。だからこそ今年の神戸大にはどこまで成長できるか、まだまだ伸びしろがある。「秋までは時間はある。成長できる。しっかり上を向いてチームとして仕上げていこう」とミーティングで喝を入れる萬谷ヘッドコーチ。試行錯誤のチーム作りが続く。?
●関西学生アメリカンフットボール大会・甲南大戦(5月8日・エキスポフラッシュフィールド)?
神戸大 0 7 13 8 =28?
甲南大 0 14 13 10 =31
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