圧勝で1部への残留を決めた。相手のミスから開始20秒で先制点を手にした神戸大。さらに浮足立つ大阪府大からDB山岡(法・4年)がインターセプト決めるなど勢いに乗り、15-0で前半を折り返す。後半に入っても流れは変わらず、ラン、パスを効果的に決め追加点を挙げる。結局42-0で圧勝した。
負ければ2部降格となる一戦。絶対負けられない戦いで先手をとったのは神戸大だった。
神戸大のキックオフで始まった試合だが、そのボールを大阪府大がファンブル。DL大津(発達・4年)がこれをリカバーし、ゴール前約30ヤードから攻撃というビッグチャンスを迎える。このチャンスにRB青島(発達・2年)がTD。開始20秒で先制点を手にする。
さらにその後の大阪府大のシリーズでは、先制点を許し動揺する大阪府大からDB山岡がインターセプト。フィールド中央で攻撃権を手にする。ここで、TDを決めるたのは再び青島。左サイド、35ヤードを駆け抜け見事追加点を挙げる。
後半に入っても流れは変わらず。第4QにはWR中島(海事・4年)が67ヤードのロングランでTDを決めるなど相手を圧倒。終わってみれば42-0の快勝だった。
試合後、「うれしい」と目を潤ませたキャプテンのDL嶋?(海事・4年)。「勝ちにこだわった」と気持ちの面で相手を上回ったことを強調した。
試合には勝ったものの、入れ替え戦への出場は2009年以来。「上を目指してやってきてこの結果というのは大きな打撃。さらに上を目指したい。大きい改革が必要」と話した萬谷ヘッドコーチ。嶋?も「来年は良い成績を残してほしい」と後輩へのメッセージを送る。1部リーグ上位4チームの牙城を崩せるか、再び神戸大の挑戦が始まる。(記者=高橋和弘)
●アメフトリーグ1部2部入れ替え戦(12月8日・王子スタジアム)
神戸大 15 0 7 20=42
大阪府立大 0 0 0 0= 0
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