アメフト雨中の激戦 同志社を制す

 5月24日、アメリカンフットボールの春季学生大会が行われ、神戸大レイバンズと同志社大ワイルドローバーは、本降りの雨の中、13−10で神戸大が同志社大を制した。応援団やレイバンズチア、スタンドの観客はずぶ濡れになりながらの声援が勝利を呼び込んだ。<成瀬 泉、伊藤 望>

(写真右:第2Q、インターセプトから3佐々木翔太がラン 撮影:伊藤 望、写真左:そしてタッチダウン 撮影:成瀬 泉 2025年5月24日午後 王子スタジアムで)

●アメリカンフットボール 春季学生大会
 神戸大 0 6 0 7=13
 同 大 3 0 7 0=10
 (5月24日 @王子スタジアム)

 第1Q6分18秒、同志社が22山本のフィールドゴールで3点先制。
 追う神戸大は、第2Q7分43秒、3佐々木翔太がインターセプトからボールをリターンし、タッチダウンで6点をあげ、一気に逆転。
 
 第3Q7分5秒には、今度は同志社が83小林のランでタッチダウン。さらに22山本のキックが決まり4点を追加し、6−10と同志社が逆転。
 4点を追う神戸大は、第4Q4分56秒、88山崎が19小園のパスをキャッチし、タッチダウン。4菊池がキックを決め、計7点を加え、13−10と同志社を突き放した。

(写真:第4Q、タッチダウン成功で喜ぶ88山崎郁 撮影:伊藤 望)

 スタンドには100人近い観客が、傘やレインコートで陣取り、最後まで声援を送った。応援団とレイバンズチアは、本降りの雨でずぶ濡れになりながら声を振り絞っての応援を繰り広げた。

 試合終了後には、観客と応援団、チアは、整列したレイバンズの戦士たちに大きな拍手を送り、選手たちも頭を下げてそれに応えた。

(写真:傘で埋まったスタンド。ずぶ濡れの応援団とレイバンズチア)

<福田勘太主将の話>
先週の京都産業大との試合では悔しい結果になり、今日はそれを取り返す気持ちで試合に臨んだ。勝ち切れることができて良かった。自分たちが目指すのは日本一なので、プレーの精度を上げられるように気を引き締めて頑張りたい。6月7日には京大との試合を控えているので、そこでも勝ち切れるように練習に取り組みたい。

<矢野川源監督の話>
勝ってよかった 。同志社は強くて17点ぐらい取られてもおかしくなかったが、向こうがミスしてくれたのと、(こちらが)ミスをものにできたことでいいゲームになった。(6月7日の京大戦は50周年記念試合だが)今は相手と戦うことを考えれるレベルになっていない。基礎がまだまだで、自分たちのやりたいプレーをやるために自分たちと戦っている状態。できることを増やしていい試合ができるようにしていきたい。

(写真下:試合後、応援席にあいさつする神戸大レイバンズ)

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