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神戸大NEWS NET 2007年10月前半のニュース



◎「完敗」の一言 アメフット関学戦
 関西学生アメフットリーグ神戸大-関学が10月14日、王子スタジアムで行われた。神戸大は春に敗れた雪辱を果たそうとしたが、関学の圧倒的な攻撃でディフェンスが大量失点。オフェンスも力を出し切れず、7-57で大敗した。【10月14日 神戸大NEWS NET=UNN】

Photo  厳しい試合だった。関学とは春に対戦しているが、大差で敗れている。ただ、未だに勝ち星を挙げていない状況では、相手が昨年のリーグ王者であっても勝ちたい試合には違いなかった。
 やってきた関学の1stダウン。試合開始15秒で、いきなりのプレーだった。関学のWR岸にあっさりとタッチダウンを決められてしまう。それでも第1Qで許した得点は10点だけ。これまでの3連敗のうっぷんを晴らすかのように、関学オフェンスを抑えにかかる。
 しかし王者の本当のスタートは第2Qにやって来た。関学はここから主力QB三原を温存しながらも、6TD、2FGで47得点を挙げる。「関学は100%の力が出ていた。こっちは細かいミスばっかりだった」とWR大園(発達・2年)は振り返る。王者との実力の差はどうやっても埋められなかった。神戸大オフェンスも第3Q中盤まで、50ヤードラインを超えることさえできない。このまま完封されるのではないかという空気が漂う。しかし第3Q4分、相手のキックオフをWR大園がリターン。この試合で始めて敵陣に入ると、そのまま残り50ヤードを走って、92ヤードのTDを決める。ただその後は4thダウンギャンブルに失敗するなど、歯車がかみ合わない。試合終盤には、QB大原(経済・3年)が相手のタックルで負傷退場。試合終盤は散々な結果となり、結局7-57で大敗した。
 試合後、安井ヘッドコーチは「完敗」と一言。しかし「残りの試合はもう勝つしかない」と決意を新たにした。この試合で昨年、神戸大よりリーグ上位だったチームとの対戦は終了。これからは入れ替え戦のかかった、下位チームとの対戦となる。残り3試合「全勝」、達成できなければ1部残留は厳しいだろう。(記者=古田直矢)

●関西学生アメフットリーグ(10月14日・王子スタジアム)
神戸大 0 0 7 0= 7
関学 10 21 19 7=57

【写真】終了直前、QB東野からのパスをキャッチできなかったTE稲垣。悔しがる神戸大コーチ陣、当初の目標であった「全勝」が書かれた横断幕が後ろに見える。(10月14日・王子スタジアムで 撮影=西田健悟)


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◎来場者が医療を体験 第25回名谷祭
 第25回名谷祭が10月13日と14日、神戸大名谷キャンパスで開催された。14日はアカペラライブやビンゴ大会などが行われ、多くの来場者が祭りを楽しんでいた【10月14日 神戸大NEWS NET=UNN】

Photo  今回のテーマは「がばしょ!」で、「頑張りましょう」を意味する。名谷祭実行委員長の本田枝璃子さん(医保・3年)は「(保健学科では)4専攻がばらばらの授業を受けていて専攻間での交流がないので、みんなで一体となって頑張れたらいい」と話した。
 本田さんが「一番医学部のことを分かってもらえるイベント」と話す学科紹介では、気軽に医療を体験してもらおうと血圧測定や車椅子体験などが行われた。訪れた市民や学生は、保健学科の学生から説明を受けながら医療を体験していた。
Photo  お笑いライブではお笑い芸人のシャンプーハットと勝山梶によるライブが行われ、会場は大いに盛り上がっていた。お笑い芸人のライブを見ようと訪れた女子学生(神戸女大・1年)は「楽しかった」と笑顔を見せた。
 模擬店を出店した女子学生(医保・1年)は「お客さん一人ひとりが喜んでくれて、頑張ったかいがありました」と話した。(記者=上村絵里)

【写真上】会場には多くの模擬店が並んだ。
【写真下】血圧測定を受ける来場者。(いずれも10月14日・名谷キャンパスで 撮影=上村絵里)


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◎神戸大初勝利 関西バスケットリーグ
 関西学生バスケットボール男子1部リーグ第9節、神戸大−天理大が10月13日、天理大体育館で行われた。神戸大は85−75で勝利し、1部リーグで初白星を飾った。【10月13日 神戸大NEWS NET=UNN】

●関西学生バスケットボール男子1部リーグ第8節(10月7日・滋賀県立体育館)
神戸大 80 16−14 95 関大
      15−23
      25−36
      24−22

●関西学生バスケットボール男子1部リーグ第9節(10月13日・天理大体育館)
神戸大 85 17−18 75 天理大
      21−16
      18−15
      29−26


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◎論文大賞に山田さん 学生小論文コンテスト
 野村総合研究所(NRI)は、2010年代に日本が抱えると予想される課題の解決策を高校生、大学生、留学生に発表してもらうことを目的とした論文コンテスト「NRI学生小論文コンテスト2007」の入賞論文を9月11日に発表した。大学生の部では、山田愛さん(経済・3年)の論文が大賞を受賞。留学生の部でも汪斯源さん(経済・3年)が大賞を受賞するなど、神戸大生の活躍が目立った。【10月14日 神戸大NEWS NET=UNN】

 NRIが定めた論文の全体テーマは「変わりゆく世界、進みゆく日本」。今回が2回目となる同コンテストには計151の論文が寄せられた。

<<大学生の部で大賞を受賞 山田愛さん>>
 昨年8月からカナダに1年間留学していた山田さんは、今年6月、ゼミの教官である菊地徹准教授から同コンテストへの誘いを受けて、約1カ月半かけて執筆した。「現地(カナダ)には日本文献がほとんどなく、ルームメイトと一緒に制作した」と当時を振り返る。

 留学して、日本のテクノロジーの高さが世界的に有名であることを知った。日本社製の車が走っているなど、海外でも日本製品が周りに数多くあることに気づいた。
 カナダでの何気ない日常生活からインスピレーションをもらうこともあった。ラトビア人の友とカレーを作っていたとき、相手の国の料理法に、日本式の料理法を取り入れることで、山田さんにとって今まで食べた中で一番おいしいカレーが出来上がった。このように、他国のアイデアを自国のアイデアと融合させることで、よりよいものを作ることが、共生の形ではないかと気づいたという。
 そのような留学経験を生かして論文では、日本が世界と共生するためには、@異文化との衝突・融合を経て新たな価値を作り出し、Aテクノロジー、情報を発信する力の更なる向上が必要であると訴えた。

 山田さんは大賞を受賞したことを受けて、「(受賞を聞かされた時)嬉しさと驚きで涙が出るほどでした」と笑顔を見せた。(記者=西田健悟)

【お詫びと訂正】記事中の「菊地徹教授」を「菊地徹准教授」に訂正いたしました。関係者各位にご迷惑をおかけしたことをお詫び申し上げます。(10月14日午前5時40分 編集部入力)
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◎齊藤が完投勝利 近畿学生野球リーグ
 近畿学生野球秋季リーグ第5節1回戦、神戸大−奈教大が10月12日に南港中央野球場で行われた。神戸大は5回に村田(発達・1年)、松本(発達・4年)の連続適時打で勝ち越し。エース齊藤(発達・4年)が完投。1−2で奈教大に勝利した。【10月12日 神戸大NEWS NET=UNN】

Photo  多彩な変化球と的確な状況判断。齊藤が持ち味を存分に発揮した。

 初回は最悪だった。高めに球が浮き、いきなり先頭打者に3塁打を許すと、3ゴロと犠飛で簡単に先制点を喫した。「見てる人からすればどうなるんやろうと思うくらいヒヤヒヤした」(中村監督)。並の投手なら、ここでズルズルと敗戦するだろう。だが、2年間、神戸大の絶対的エースとしてマウンドを守り続けてきた男はものが違った。齊藤は2回以降、投球を一変。「(直球が)あってるなと思った」。直球主体から変化球主体に変更。要所で宝刀カーブを低めへ投げ込み、スコアボードに0を並べ、5回の逆転を呼び寄せた。

 2回戦の結果次第では、現役最後の先発登板になる可能性があるマウンドだった。「最後ということは考えた。でも、あんまりいつもと変わらないような感じだった」と齊藤はひょうひょうと話す。

Photo  高校時代には、奈良県の秋季大会で優勝した経験もある。「野球漬けで終わるのが嫌だった」。強豪私大には進学せずに、浪人の道を選んでまでも国立大への進学。3年春の阪大戦ではノーヒットノーランも成し遂げた。「でも、やっぱり野球漬けで終わりましたね。それでも、(4年間)よかったです」。

 試合後、中村監督は「最後にもう1回、投げさせたい」と2回戦で齊藤を抑えとして起用することを匂わせた。明後日、齊藤は4年間の大学野球人生に自らピリオドを打つ。(記者=濱田直毅)
 
●近畿学生野球秋季リーグ第5節1回戦(10月12日・南港中央野球場)
奈教大 100 000 000=1
神戸大 000 020 00x=2
【奈良大】●谷口−高寺
【神戸大】○齊藤−河嶋

【写真上】完投勝利した齊藤
【写真下】勝利に喜ぶ神戸大選手ら(いずれも10月12日・南港中央野球場で 撮影=濱田直毅)

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◎関大に敗北 関西バスケットリーグ
 関西学生バスケットボール男子1部リーグ第7節、神戸大−関大が10月6日、滋賀県立体育館で行われた。神戸大は第2Qに突き放され、71−100で敗れた。【10月6日 神戸大NEWS NET=UNN】 Photo

 気迫負けだった。「我々は挑戦者。相手にぶつかっていく気で戦わないと」。松宮監督も憮然とした表情をしていた。

 全ては、7点を追う第2Qだった。プレー中に、攻守の要であるC蔵田にアクシデントが襲った。左足首の軽い捻挫。蔵田が一時ベンチに下がったあと、流れが一気に悪くなった。関大にパスミスを突かれ、速攻に追いつけず失点を重ね24点の差をつけられた。
 「自分で(左足首は)大丈夫だと思った」(蔵田)。神戸大はコートに戻った蔵田を中心に、第4Qに追い上げを見せたが、届かなかった。

 開幕から白星なしの7連敗にチームの雰囲気が悪くなっているのも事実。「いったん点差が開いても、食らいついていく気迫がなかった」と蔵田は話す。気持ちの面で負けていた。

 試合後、「毎回言ってるけど、負けた後が大事」と定主将は選手らに気持ちを切り替えるよう呼びかけていた。リーグ戦は残り4試合。このままでは終われない。(記者=濱田直毅)

●関西学生バスケットボール男子1部リーグ第7節(10月6日・滋賀県立体育館)
神戸大 71 21−28 100 関大
      9−26
      17−25
      24−21

【写真】第4Q。積極的に敵陣に切り込むC蔵田(10月6日・滋賀県立体育館で 撮影=濱田直毅)

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◎爽涼の六甲に笑い 落研の新人寄席
 記録的な猛暑だった8月の後も厳しい残暑が長く続いた。最近になり朝晩冷え込み、ようやく秋の訪れを感じさせる涼しい気候となった六甲台地区。後期が1日から始まり、神戸大の各キャンパスは多くの学生で賑わいを見せている。そんな中、神戸大落語研究会による「新人寄席」が10月3日、5日に国文キャンパス新B棟内で行われた。出演者らは夏休みの間に練り上げたネタで会場の笑いを誘っていた。【10月5日 神戸大NEWS NET=UNN】
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   新人寄席では、会員5人によるネタ披露の他、会員9人による大喜利も行われた。神戸大で行われる寄席で主に使われていた国文B棟休養室が耐震工事で使用できない為、国文新B棟内での開催となった。今回の寄席に出演した甲家天棒さん、甲家備樽さん(いずれも法・1年)に話を聞いた。

<<初めての舞台、やりきった 甲家天棒さん>>
 今回の寄席に出演した甲家天棒さんは、尊敬している噺家(はなしか)の桂米朝さんが得意とする「看板の一(ピン)」を披露した。
 とある若者が博打をするが、相手の巧妙な策にかかり負けてしまう。若者は、その時戦った相手の策を使えば誰にでも勝てると考えた。そこで別の人と対戦し、全く同じ策を展開するも結局敗れるという落とし噺。「あ、つぼの中もピンだ(負けた)」。天棒さんが噺にオチをつけると、会場はどっと沸いた。
 ネタを終えて、天棒さんは笑顔を見せた。6月末から、今日の発表に向けて個別練習、週に3回ほどの全体練習をこなした。先輩からの厳しい指導もあった。ネタ披露直前は緊張で震えていた。やり遂げた、安堵感からくる笑顔だった。しかし、決して満足はしていない。「もっとお客さんが来るようなら落語を。お客さんに聞かせるような落語をしたい」と意気込んだ。

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<<機転利かせて回答 甲家備樽さん>>
 大喜利最初のお題の「運動会」をテーマにした謎かけが始まるや否や、「はーい」と備樽さんの大きな声が会場内に響き渡る。急な出来事に場内に思わず笑いが起きる。「運動会とかけて、応答と説きます」。「その心は」と司会のみなと家るああさん(経済・2年)は問う。「うん、どうかい」(備樽さん)。場内に再び笑いが起きた。その後のお題でも備樽さんは声を張り上げ即座に回答し、会場を沸かせていた。
 「全てアドリブでした。とっさに思いついたのを使いました」と備樽さん。今回の寄席を振り返り、「正直、やっと終わったって感じです。やってよかったです」と笑顔を見せた。(記者=西田健悟)


【写真】ネタを披露する甲家天棒さん。
【写真】大喜利の様子。(いずれも10月5日・国文キャンパス新B棟内で 撮影=西田健悟)

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◎先発全員安打で大勝 近畿学生野球リーグ
 近畿学生野球秋季リーグ第4節3回戦、神戸大−奈良大が10月5日に南港中央野球場で行われた。神戸大は先発出場した選手が全員安打を放ち、10−3で奈良大に7回コールド勝ち。2つ目の勝ち点を手にした。【10月5日 神戸大NEWS NET=UNN】
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  眠っていた神戸大打線がついに目を覚ました。計14安打10得点の大暴れ。勝ち点奪取は開幕節の大教大戦以来だ。「打線がやっと練習の成果がでた」。この大勝劇に中村監督も大喜びだ。

 圧巻は1点を追う2回だった。一死1、2塁で、北野(発達・3年)が走者一掃の右超え2点適時3塁打を放ち逆転すると、一気にたたみかけた。相手の失策や兼元(経営・4年)の適時打などで4点を叩き出すと、ベンチはもはやお祭り騒ぎ。4回には藤田(発達・4年)が投手への強襲安打を放ち、先発全員安打を達成。中盤にも着実に得点を重ね、とどめは7回だった。下濱(経済・3年)が10点目の適時打を中前に運び、試合に終止符をうった。
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 7本の適時打のうち5本が3球目以内での攻撃だった。開幕戦から前回の奈良大との2回戦まで、神戸大打線は元気がない状態が続いていた。「うちの選手は大人しいとこがある。相手を睨みつけるくらいの気迫で、どんどん打っていけと言った」(中村監督)。早いカウントからの積極的な攻めが実った。

 リーグ戦はあと最終節の奈教大戦を残すのみだ。今春、2部リーグで優勝し昇格した奈教大は神戸大が2連敗で敗れた、強豪の奈産大と阪南大からともに1勝をあげている。「2部から上がってきたチームには勢いがある。気持ち引き締めて」と中村監督は勝って兜の緒を締めていた。(記者=濱田直毅)

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●近畿学生野球秋季リーグ第4節3回戦(10月5日・南港中央野球場)
奈良大 030 000 0=3
神戸大 241 001 2=10
【奈良大】●水谷、篠原元、甲野、山崎−松下
【神戸大】○齊藤−河嶋

【写真上】2回。逆転の2点適時3塁打を放つ北野
【写真中】7回。10点目の適時打を放つ下濱
【写真下】大勝劇に中村監督も大喜び(いずれも10月5日・南港中央野球場で 撮影=濱田直毅)

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◎英語教科書に掲載 受け継がれる思い
 平成20年度から使用される高校2年生向けの英語教科書「WORLD TREK ENGLISH COURSEU」(桐原書店)に、阪神・淡路大震災で犠牲になった競基弘さん(当時・自然科学研究科博士前期課程1年)の話が掲載されることになった。競さんのロボット開発にかけた思いが、当時指導教官だった松野文俊助教授(現・電気通信大教授)のレスキューロボット研究に受け継がれていることなどが綴られている。松野教授、競さんの父親の競和巳さんに話を聞いた。【10月3日 神戸大NEWS NET=UNN】

  Photo  震災で約6400人もの命が失われ、教え子を亡くした一方で、松野教授自身は被災地でなにもできなかった。「助けられなかった」(松野教授)。このことが、松野教授に工学の研究者として人を助けるために何をすべきかを考えさせることになった。その答えとして、松野教授は基弘さんの「ドラえもんのような人の心を癒すロボットを作りたい」という思いを引き継いで、人の役に立つロボットを作ろうと考え、被災地で生存者の捜索などを行うレスキューロボットの開発を始めた。
 現在、松野教授は東京都調布市の電気通信大に勤務し、ロボットなどを用いてレスキュー活動を物理的に支援するレスキュー工学などの研究を進めている。夢は2050年までに国際救助隊「サンダーバード」を完成させること。人類が月へと到達するアポロ計画も当初は夢物語と思われていたことを例に挙げ、「次の世代、次の世代が私たちの思いを引き継いでいけば、目標達成は不可能じゃない。教科書も若い世代へ(思いを)伝えるものの一つ」と松野教授は話す。
 まだ一般的にはそれほど知られていないレスキュー工学を世間に浸透させるため、松野教授はメディアに働きかけるなど精力的な活動を続けている。その研究にかける思いは、震災が起こって10年以上経過した今も変わらない。『Keeping Motohiro's dream in mind, I'd like to work hard to help more people survive disasters.(基弘さんの夢を心の中にとどめつつ、より多くの人が災害から生き残れるよう努力していく)』(文中より抜粋)

<<ご子息の思い、若い世代に>>
 基弘さんのロボットにかけた思いが、松野教授のレスキューロボット研究を通じて若い世代に受け継がれていく。愛知県に住む、父親の和巳さんは「息子に対する思いは(地震が起きた)平成7年から変わらない。けれども、レスキューロボットの研究は、松野さんといった神戸大に関わりを持つ人々が中心となってやっている。感謝しています」と話している。(記者=西田健悟)

【写真】競さんの思いを受け継ぎ、レスキュー工学を研究している松野文俊・電気通信大教授。(9月27日・電気通信大で 撮影=西田健悟)

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◎生活実態調査を実施 今日からwebで
 神戸大は学部生と大学院生を対象に、web入力による生活実態調査を行う。実施期間は10月1日から11月10日まで。【10月1日 神戸大NEWS NET=UNN】

   神戸大は同調査を昭和52年から3年毎に実施している。これまで学生から寄せられた意見等を参考に、学生食堂等の福利厚生施設の改善やコンビニの設置 (工学部キャンパス)、寮の改修等を実現させた。
 教務情報システムにログインし、アンケートに回答する形式。実施期間は10月1日から11月10日まで。詳細はホームページ(http://www.kobe-u.ac.jp/info/topics/menu/sd2007_09_28_01.htm)まで。

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◎常設展示コーナー新設 神戸大附属図書館
 神戸大附属図書館は9月20日、社会科学系図書館2階に常設展示コーナーを開設した。同図書館が所蔵する各種の資料をテーマに沿って展示する。第1回目の展示として、神戸開港140年を記念して、「近代神戸の源流を訪ねて−開港と居留地−」を同日から行っている。12月21日まで。【10月1日 神戸大NEWS NET=UNN】

  社会科学系図書館が所蔵する神戸開港文書中の居留地関係資料を中心とした19点が展示されている。

●「近代神戸の源流を訪ねて−開港と居留地−」
主催・神戸大附属図書館
期間: 平成19年9月20日(木) 〜12月21日 (金)
月〜金 10:00〜17:00
9月29日 (土) 10:00〜17:00 (第2回神戸大学ホームカミングデイ)
会場: 神戸大学社会科学系図書館2階常設展示コーナー
問い合わせ先:神戸大学附属図書館 情報リテラシー係
Tel: 078-803-5313
E-mail: literacy@lib.kobe. ac.jp
※メールアドレスの一部 (ac.jp の前) に、メールアドレス収集ロボット対策として半角スペースを挿入しています。
Webサイト: http://www.lib.kobe-u.ac.jp/

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