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神戸大NEWS NET 2009年8月後半のニュース



◎確悔しすぎる引き分け 関西学生アメフット

 関西学生アメリカンフットボールリーグ開幕戦、神戸大−甲南大が8月29日に王子スタジアムで行われた。残り時間3分で逆転に成功した神戸大だったが、試合終了と同時にFGを決められ23−23の同点に終わった。【8月30日 神戸大NEWS NET=UNN】


Photo  試合後、喜ぶ甲南大選手らと対照的に神戸大の選手らは涙を流し、悔しさを滲ませフィールドに倒れこんだ。それだけこの試合に掛ける思いは強かった。「勝てなかったことに悔しい」とDL小澤(工・4年)主将。

 前半は自らのミスで甲南大ペースで試合は進んだ。第4Qになると、一時は10点差あった点差を神戸大はひっくり返す。QB東野(工・3年)からWR大園(発達・4年)へのパスが次々と決まり大きく前進。ついには残り時間3分、WR松村(経済・4年)が逆転の1ヤードTDランを決めた。
 しかし、試合はまだ終わらなかった。小澤を中心に必死のディフェンスを見せるが甲南大が徐々にゴールラインに迫った。試合終了残り3秒、ゴールライン前11ヤード。最後の1プレーに静まり返る会場。甲南大のFGが決まると神戸大側からはため息が漏れた。最後の最後で追いつかれ23−23の引き分けに終わった。

 優勝という目標のためには残りを勝つしかない。WR大園は「このままでは例年通りのチーム(負け越す)になってしまう。次戦(関大)では結果をだすだけ」と言葉をかみしめた。(記者=松本尚也)
Photo

●関西学生アメリカンフットボールリーグ(8月29日・王子スタジアム)
神戸大 7 3 0 13=23
甲南大 0 9 3 11=23

【写真上】試合終了とともに悔しさのあまり倒れこむ選手ら
【写真下】第4Q、一時はRB松村が逆転のランTDを決める (8月29日・どちらも王子スタジアムで 撮影=松本尚也)

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◎100点越える作品並ぶ 神制「8月展」

Photo  神戸学生制作会による「8月展」が、8月25日から30日にかけて西宮北口ギャラリー(ACTA西宮東館6F)で開催された。テーマ展と自由展あわせて100点を超える作品が展示され、会場を彩った。【8月30日 神戸大NEWS NET=UNN】

 神戸学生制作会は神戸大学美術部凌美会をはじめとする関西の9大学の美術部によって構成され、毎年2月と8月に展覧会を開催している。中でも8月展は、自由展とテーマ展の二部構成となっている。今回は「誕生」をテーマにひとりひとりが発想をふくらませ、海や動物など命を描いたものから「音の始まり」という題の個性的なものまで、想像豊かな作品が出展された。

 今年の8月展から会場外で展示会開催を知らせるビラ配りを始め、集客数が大幅に増したという。「ビラを手にした人が結構たくさん入ってきますね」 と受付をしていた神制の部員は笑顔で話した。1日の集客は90人ほどで、そのうちビラを配った時間帯の来客が圧倒的に多く、確実に効果をあげている。

 自由展では絵画だけでなく立体的な作品も展示され、実際に懐中電灯を使って中をのぞきこめるような作品もあり、訪れた観客を楽しませた。
 「太陽」という油絵を出展した凌美会の工藤真佑子さん(法・3年)は「作品に対する思いか解らないが、いつも泣きながら(絵を)描くんです」と制作時の様子を振り返った。また、引退が迫っていることを受け、「私が凌美会としていられる時間はもうわずかだが、下の代の人たちに期待している。しっかり引き継いでいきたい」と次を担う後輩たちへの思いを話した。(記者=義原由樹子)

【写真】訪れた観客らは数多くの作品をひとつひとつ丁寧に観賞していた(8月28日・西宮北口ギャラリーで 撮影=義原由樹子)

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◎9月2日、海事野球部の開幕戦 阪神大学野球秋季リーグ

 阪神大学野球連盟の2009年度秋季リーグが8月27日、万博記念公園野球場で開幕する。3部リーグに所属する海事科学部野球部は9月2日、寝屋川公園第一野球場で行われる第1試合で摂南大と対戦する。春から指揮を執る鎌田監督のもと、40試合にわたって続く連敗を止められるかに注目が集まる。【8月29日 神戸大NEWS NET=UNN】

●阪神大学野球連盟2009年度秋季リーグ(9月2日から10月27日まで、寝屋川公園第一野球場など)

開会式
8月27日 午前9時半(万博記念公園野球場)

第1節(寝屋川公園第一野球場)
9月2日 第1試合 摂南大−海事科学部
9月3日 第2試合 海事科学部−摂南大

第2節(三木山総合公園野球場)
9月7日 第2試合 関西福祉大−海事科学部
9月8日 第1試合 海事科学部−関西福祉大

第4節(寝屋川公園第一野球場)
9月16日 第1試合 大経法大−海事科学部
9月17日 第2試合 海事科学部−大経法大

第5節(三木山総合公園野球場)
9月25日 第2試合 大阪電通大−海事科学部
9月26日 第1試合 海事科学部−大阪電通大

第7節(高槻市立荻谷総合公園野球場)
10月11日 第1試合 兵庫大−海事科学部
10月12日 第2試合 海事科学部−兵庫大

入れ替え戦(万博記念公園野球場)
10月26日 第1試合 2部6位−3部1位
10月27日 第1試合 3部1位−2部6位
※試合後に閉会式が行われる予定

※左記が一塁側(後攻)。
 第1試合は午前10時、第2試合は午後0時半開始予定(1日1試合の場合は午後1時から)。
 10月27日は閉会式開催のため、30分繰り上げられる。

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◎9月2日、大市大と開幕戦 硬式野球・近畿学生野球

 近畿学生野球連盟主催の2009年度秋季リーグ戦が9月1日、南港中央野球場で開幕する。昨季3位だった神戸大の初戦は9月2日の大市大戦。春季の入替戦で残留した奈良産大を含めた6校で約40日間にわたり、熱戦が繰り広げられる。【8月28日 神戸大NEWS NET=UNN】

 秋季リーグに向けて、神戸大は戦力の充実が著しい。春に不調だった投手陣は、エースの伊勢本(工・4年)を始め、課題だった制球難を克服しつつある。合宿に参加できなかった伊勢本はスタミナ面に不安を残すが「そんなこと言うてられない」。下級生も台頭してきた。春季リーグ終盤から「一人立ちしてきた」(中村監督)という大岡(発達・2年)は伊勢本に次ぐ2番手として先発ローテーション入りが濃厚だ。また、1年生ながらオープン戦や三商大戦にも出場した白木原(発達)は、神戸大にはいなかった速球型の投手。チームの新たな武器として監督からの期待も大きい。

   野手にも大きな不安はない。夏の最大の課題となっていた捕手は石浜(発達・3年)で落ち着いた。ボールを取る、投げるという基本技術を徹底的に特訓した結果、監督も「もしかしたら中田(春に引退)以上かも」と認めるほどに成長を遂げた。
 春にチームトップの打率を記録した上田(経営・3年)が怪我で出遅れている遊撃手は、田中久(工・2年)が当分の間務めることになりそう。打撃面では上田に見劣りするが、守備は「上田より上手い」(監督)。穴は十分に埋まるだろう。

 その他にも、真田(国文・4年)ら春季は出場機会が少なかった選手が成長し、選手層に厚みが増した神戸大。「1戦必勝」の精神で、春の雪辱、そして昨秋の成績(2位)以上 を狙う。

●近畿学生野球2009年度秋季リーグ(9月1日から10月9日まで、南港中央野球場など)
開会式
9月1日 午前9時(南港中央野球場)

第1節(南港中央野球場)
9月2日 第1試合 神戸大−大市大
9月3日 第2試合 大市大−神戸大

第2節(南港中央野球場)
9月8日  第2試合 神戸大−奈良産大
9月10日 第1試合 奈良産大−神戸大

第3節(舞洲ベースボールスタジアム)
9月16日 第1試合 阪南大−神戸大
9月17日 第2試合 神戸大−阪南大

第4節(南港中央野球場)
9月25日 第2試合 大教大−神戸大
9月28日 第1試合 神戸大−大教大

第5節(南港中央野球場)
10月7日 第1試合 神戸大−奈良大
10月8日 第2試合 奈良大−神戸大



※左記が一塁側(後攻)。
 第1試合は午前10時、第2試合は午後0時半開始予定(1日1試合の場合は午後1時から)。

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◎【選挙直前連載】8割の学生が選挙に関心 NPO法人ドットジェイピー調べ

Photo  NPO法人ドットジェイピーの調査によると、全国の大学生の80%が8月30日に行われる衆議院議員総選挙に関心があることがわかった。また、「投票に行く」と答えた学生も約80%で、学生にとっても注目度の高い選挙であることがうかがえる結果となった。【8月27日 神戸大NEWS NET=UNN】

 NPO法人ドットジェイピーは、若年層の投票率向上を目的として、全国の大学生スタッフが中心となって活動している団体で、主に議員インターンシップの運営を行っている。今回、7月23日から28日まで、全国の大学生を対象にインターネット上や紙配布で「今回の選挙に関してどの程度関心があるか」や「投票に行くか」など、11項目についてアンケート調査を実施した。回答者は1473人で、そのうち関西圏に住む学生がもっとも多く426人(29%)。

 それによると、今回の総選挙に関して「大いに関心がある」または「やや関心がある」と答えた学生は1174人で実に80%にものぼり、「あまり関心がない」「まったく関心がない」の12%(180人)を大きく上回った。
 「投票に行くか(未成年は投票権があると仮定して回答)」という質問に対しては「行く」と答えた学生が1138人で77%、「行かない」と答えた学生は115人で8%だった。回答者にはドットジジェイピーのスタッフやインターン生も含まれているため、通常より政治に対して興味がある学生が多いと考えられるが、今回の総選挙には学生も大いに注目しているようだ。 Photo

 選挙に「大いに関心がある」と答えた学生のうち、「自民党から民主党へ政権交代する見込みがあると思う」と答えたのは82%で、「ないと思う」の8%に大きく水を開けた。全体でも、「あると思う」と答えたのは72%(1067人)。ほとんどの学生が今回の総選挙で政権交代があると考えているようだ。
 ただ、「今回の総選挙で日本の政治はどう変わるか」という質問に対しては「変わらない」と回答した学生が42%(621人)だった。「悪くなる」の8%(114人)と合わせると、およそ半数の学生が今回の総選挙にそれほど期待をしていないという結果になった。

 詳しい調査結果等はドットジェイピー本部事務局(info@dot-jp.or.jp TEL0120-098-214)まで。(記者=浅井淳平)





●第45回衆議院議員総選挙についての意識調査(NPO法人ドットジェイピー、一部抜粋)Photo
対象:全国の大学生 1473人(関西圏に住む学生 426人)
期間:平成21年7月23日〜7月28日
調査方法:ドットジェイピースタッフの広報によるWEBアンケート、紙媒体の配布

問、今回の選挙に関してどの程度関心がありますか?
・大いに関心がある 628人(43%)
・やや関心がある 546人(37%)
・どちらともいえない 119人(8%)
・あまり関心がない 132人(9%)
・まったく関心がない 48人(3%)

問、あなたは投票に行きますか?未成年の方は、投票権があると仮定してお答えください。
・行く 1138人(77%)
・行かない 115人(8%)
・わからない 220人(15%)

問、投票する際何を重視しますか?未成年の方は、投票権があると仮定してお答えください。Photo
・実績 105人(7%)
・政策 658人(45%)
・政治に対する姿勢 392人(27%)
・政党 113人(8%)
・知人の意見 28人(2%)
・知名度 15人(1%)
・人柄 82人(5%)
・見た目 13人(1%)
・その他 66人(4%)

問、政権交代すべきだと思いますか?
・はい 620人(42%)
・いいえ 263人(18%)
・わからない 589人(40%)

問、自民党から民主党へ政権交代する見込みはあると思いますか?
・あると思う 1067人(72%)
・ないと思う 132人(9%)
・わからない 274人(274人)

問、今回の総選挙で日本の政治はどう変わると思いますか?
・良くなる 183人(12%)
・悪くなる 114人(8%)
・変わらない 621人(42%)
・わからない 555人(38%)

【グラフ上】選挙への関心
【グラフ中上】投票へ行くかどうか
【グラフ中下】選挙への関心と政権交代の見込み
【グラフ下】政権交代の見込みと選挙への期待(NPO法人ドットジェイピー提供)

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◎飛躍の年となるのか 関西学生アメフット開幕

 関西学生アメリカンフットボールリーグの日程が発表された。Div.1に所属する神戸大レイバンズは8月29日に甲南大と開幕戦を戦う。王子スタジアムで午後5時30分にキックオフの予定。【8月27日 神戸大NEWNET=UNN】

 昨年は15年ぶりの勝ち越し(通算成績4勝3敗)でリーグ3位だった神戸大レイバンズ。今年は主力で活躍していたDL小澤(工・4年)やRB小椋(海事・4年)などが残りさらなる飛躍の年になるか期待がかかる。リーグ史上初となる4年連続リーディングレシーバーを狙うWR大園(発達・4年)にも注目だ。


●アメフット秋季リーグ戦 神戸大レイバンズ試合日程
▽8月29日(王子スタジアム)
 午後5時30分 神戸大−甲南大
▽9月12日(エキスポフラッシュフィールド)
 午後3時 神戸大−関大
▽9月26日(王子スタジアム)
 午後1時40分 神戸大−同志社
▽10月10日(エキスポフラッシュフィールド)
 午後2時 神戸大−近大
▽10月24日(王子スタジアム)
 午前11時 神戸大−関学
▽11月7日(神戸ユニバー競技場)
午後3時40分 神戸大−立命
▽11月22日(西京極陸上競技場)
 午後1時40分 神戸大−京大
 

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◎【選挙直前連載】学生にとって選挙とは 法学部品田裕教授に聞く

 いよいよ8月30日と目前に迫る衆議院議員選挙。朝早くから街頭に立ち演説する候補者やテレビ番組に出演しマニフェストについて議論する専門家など、世間は選挙ムード一色だ。では学生にとって選挙とはどのようなものだろうか。選挙分析や政治意識について研究する法学部の品田裕教授に話を聞いた。【8月26日 神戸大NEWS NET=UNN】

○最近の神戸大生の選挙についての意識

 近年、若年層の選挙離れが叫ばれているが、神戸大生にとって選挙とはどのようなものだろうか。品田教授は「ちゃんと関心を持って参加しようと思ってる人とあることは知ってるけどかかわっていない人がいる」と分析。それらの比率は「5対5か4対6」だという。

 また「20代はいつの時代も政治とのかかわりが少ない」と教授は話すが「その少ない中でも(最近)減っている」とも感じているという。
 社会に出ると、会社や取引先との関係や結婚、子育てなどを経験することになる。その経験や知識の増加により、人々は選挙に参加するようになる。学生の間は投票に行く必要性を感じることが少ないのかもしれない。

○学生が投票に行きたくなるような選挙とは?

 このように日常生活の中で学生には縁遠いとも思える選挙。では、どのような選挙が学生にとって足を運びやすいものだろうか。

   品田教授は「わかりやすい選挙」だと話す。この「わかりやすさ」とは争点のこと。郵政選挙と呼ばれた前回の衆議院選挙が記憶に新しいが、このように明確な争点が打ち出された選挙であれば、学生が投票に行きやすい。
 逆に争点が細かくなると、学生など若年層は選挙に参加しにくくなるという。

 とすれば、今回の衆議院議員選挙の争点のひとつは「政権交代」と非常に明確なものである。品田教授も「今回自民党(政権)をひっくり返すことに意義を感じ、それ自体が目的になると若い人たちがみんな行くと思う」と予想する。

   だが、政権交代以外は大きな争点はない。4年前の小泉純一郎元首相のように、「投票したい」と思えるような政治家も特には見つからない。そのため、政権交代という争点がどれ程浮き彫りになるか、が若年層の投票率上昇の鍵になるというのが教授の分析だ。

○学生にとって選挙に参加するメリットとは?

 学生が選挙に参加することによって得られるメリットについては「そもそも少ない。だから(選挙に)行かない」と話す品田教授。確かに、目に見えて得られるメリットは少ない。ただ、「世の中のことを知ってやろうとするいいチャンスぐらいに思ってたらいいんじゃないか」と学生に向けて話した。

○「小さな楽しみ」を見つけて参加しよう

 目に見えるメリットが少ないとすれば、学生はどのように選挙に参加するのか。品田教授は「(選挙に参加することで)小さな楽しみを見つけよう」と話す。教授の言う小さな楽しみとはまず、変な時間に投票所に行ってみること。朝早く投票所に行くとか夜遅く行くのが変な時間だという。そうすれば投票箱を最初に開けたり、最後に閉めたりする儀式の立会人になれるのだ。

   また2つ目として「出口調査に出会うこと」を選挙の楽しみにあげた教授。出口調査は自分から受けることはできないが、投票にやって来た有権者の中から運よく選ばれば貴重な経験になるだろう。その他にも投票所でどのような人が働いているのか観察したり、投票用紙を観察したりするのもおもしろい。選挙の「小さな楽しみ」には様々なことがあげられるのだ。

 選挙と聞くと難しい感じもするが、最初はこのような小さな楽しみを探しに「投票所に行ってみよう」という気持ちで参加してみてはどうだろうか。(記者=田丸瑛梨、松本尚也)

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◎「らしさ」全面に勝利 硬式野球部定期戦

Photo  硬式野球部の甲南大との第2回定期戦が8月25日、海事科学部グラウンドで行われた。先制された神戸大だったが、3回にビッグイニングを作り5点を挙げ、9−3で勝利した。【8月26日 神戸大NEWS NET=UNN】

 4安打で9得点。相手に許した安打は11。効率的な攻撃と粘りの守備で、開幕に向けて弾みをつけた。「うちの野球ができたかな」と話す中村監督の表情は明るい。

   神戸大らしさが出たのは3回。2点を追う神戸大は、先頭の柿本(工・3年)から打者一巡の猛攻で一挙5点をあげる。この間、安打は後藤(経営・3年)と笠原(経済・4年)の2本のみ。エンドランとスクイズを織り交ぜた攻撃で相手の守備をかく乱した。一死2、3塁からスクイズを決めた主将の真田(国文・4年)は「みんなが『転がそう』という意識をもっていた。効果的にランナーを進められた」と振り返る。

 ついに1週間後に迫った開幕戦。『しっかり守って打撃は転がす』野球が復活しつつある。あとは「ベストなコンディションにもっていく」(伊勢本(工・4年))だけ。充実感あふれる神戸大に、期待は膨らむばかりだ。(記者=浅井淳平)

●第2回対甲南大定期戦(8月25日・海事科学部グラウンド)
甲南大 002 001 000 =3
神戸大 005 010 300 =9

【甲南大】●中島、川口、辻野、松井、寺本−山下、松本
【神戸大】○伊勢本、福井、内田−石浜、田中祐

【写真】3回裏、適時打を放つ笠原(8月25日・海事科学部グラウンドで 撮影=浅井淳平)

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◎神戸大の「秋の実り」続々 梨とブドウを販売

 兵庫県加西市の神戸大農学研究科附属食資源研究センターで栽培された「神大のなし」と「神大ぶどう」が8月26日から大丸神戸店で販売される。問い合わせは食資源教育研究センター(0790−49−0341)、または大丸神戸店(078−333-2234)まで。【8月25日 神戸大NEWS NET=UNN】

 「神大のなし」は水分が豊富で糖分が高く、酸味が少ない特徴をもつ品種「幸水」と、濃厚な味わいが特徴の「豊水」。一方、「神大ぶどう」はブドウの中でも最大級の果粒をもち豊富な果汁が特徴の「藤稔」と、芳醇(ほうじゅん)な香りをもつ「ピオーネ」。

   「幸水」と「藤稔」は8月26日から大丸神戸店で販売される。「豊水」は加西市の学校給食に出荷予定。「ピオーネ」は大丸神戸店で近く販売予定だが、開始日は未定となっている。

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◎確実に攻め開幕戦を圧勝 関西学生女子ラクロス

 関西学生女子ラクロス2部リーグ第1戦、神戸大−神戸女大が8月23日に神戸大国際文化学部グラウンドで行われた。着実に点を重ねた神戸大は昨年3部から昇格を決めた相手に大差をつけ、11−4で勝利した。【8月24日 神戸大NEWS NET=UNN】


Photo  この試合、勝負どころとなったのは3−1で迎えた前半22分。スコアが動かずこう着状態が続いていた中、神戸大の選手が空いたスペースに切り込んでいきシュートを決めた。「点を取られたら1点差だったので、4点目を取れて大丈夫かなと思った」とMF林主将(発達・4年)。その後は、広くコートを使いながら試合を支配し徐々に点差を広げた。
 しかし、後半に入ると前半までの勢いがなくなる。それでも、要所要所では1対1での力の差を見せつけ確実に得点を奪った。「初戦ということで落としたくなかった」とDF山内(工・4年)。11−4で開幕戦を勝利した。

 1部昇格へ向けて上々のスタートを切ったが林主将は厳しい表情で「4失点は自分たちのミス」と内容には不満を漏らした。味方どうしの連携がうまく取れずルーズボールを奪われる場面が何度かあった。「次の相手(近大)は前に負けているので、課題を修正していきたい」(林)と次戦に向けて余念はない。(記者=松本尚也、浅井淳平)
Photo

●関西学生女子ラクロス2部リーグ第1戦(8月23日・神戸大国際文化学部グラウンド)
神戸大 11 5−1 4 神戸女大
     6−3

【写真上】大勝し、笑顔をみせる選手ら
【写真下】着実に得点を重ね相手に大差をつけた(8月23日・神戸大国際文化学部グラウンドで 撮影=浅井淳平)

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◎一部復帰への第一歩 関西学生男子ラクロス

 関西学生男子ラクロス2部リーグ第1戦、神戸大−神院大が8月22日に舞洲運動広場で行われた。神戸大は攻守ともに神院大を圧倒、合計67本ものシュートを相手に浴びせ14−1で圧勝した。【8月24日 神戸大NEWS NET=UNN】


Photo  「全員が気持ちを持っていけた」とAT竹内主将(工・4年)。フィールドの選手、ベンチ、応援にまわった部員が一体となって盛り上がり、リーグ初戦を制した。

 チームの課題である立ち上がり、緊張からか選手らの動きがかたい。しかし第1Q7分、相手ディフェンスのプレッシャーが緩む一瞬の隙をつきAT北島(発達・3年)がシュート、先制点を挙げる。「点を奪い勢いに乗ることができた」(竹内)。緊張がほぐれた選手たちはいかんなく力を発揮する。
 すばやいパス回しから北島、オフェンスリーダーのMT長野(法・4年)を中心に次々とシュートを放った。「MF陣からシュートも出てきてよかった」(長野)。守備では早いプレスで相手のシュートを9本に抑え、14−1で完勝した。

 昨年のリーグ戦は1勝もすることができず、4年ぶりの2部降格の屈辱を味わった。有森コーチは「今日がゴールにならないよう引き締めて、全勝を目指す」と選手らを後押する。リーグ戦全勝優勝、一部復帰へ。その第一歩を踏み出した(記者=松本尚也)
Photo

●関西学生男子ラクロス2部リーグ第1戦(8月22日・舞洲運動広場)
神戸大 3 3 5 3=14
神院大 0 0 1 0=1

【写真上】先制を決め喜ぶAT北島
【写真下】シュートを次々と放ち圧倒した(8月22日・いずれも舞洲運動広場で 撮影=松本尚也)

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◎【特集】神戸大生、マナーの実力 迷惑駐輪、後を絶たず(上)

Photo  山腹に立地し、キャンパス内においても坂や階段が多い神戸大六甲台地区。通学手段として多くの学生が二輪車を利用しているが、駐車禁止区域や大学の敷地外への駐輪が後を絶たず、関係者を悩ませている。特に学生が多い六甲台キャンパス、工学部、国際文化学部周辺では、駐輪場に入りきらないほどの台数の二輪車が通行を妨げとなっている。【8月22日 神戸大NEWS NET=UNN】

 工学部では駐輪場へと続く狭い通路上に二輪車が列を成していた。通路上にははっきりと描かれた「駐車禁止」の文字。工学部が駐輪禁止と定めた区域には、約30台の二輪車が止められていた。
 工学部は今年4月からの3ヶ月間で約15件の迷惑駐輪に対し、チェーンで車体を固定する措置を講じた。二輪車の持ち主には反省文を提出させ、再発防止に努めている。同教務学生係によると一度反省文を提出した学生が繰り返し出した例はなく、「効果は得られている」という(6月18日時点)。

 学生会館から大学本部へ続く坂道にも、多くの二輪車が止められている。学生生活課によると、元々車道だった場所に、いつしか二輪車が止められるようになったという。昨年の春、一部が駐輪場として整備されたが、駐輪場ではない学生会館前に駐輪する二輪車が後を絶たない。

Photo  ニュースネット委員会が学生に行ったアンケート(有効回答121)では「坂の真ん中で縦に止めるのをやめてほしい」など、2割以上が通行の妨げになると回答。歩道上に駐輪されていることもあり、二輪車で通学していない学生に対しても影響を与えている。

 学生生活課は学生への二輪通学の自粛を呼びかけているが、二輪車の数は年々増加の傾向にある。平成21年6月現在、駐輪場増設の予定はなく、迷惑駐輪に対する有効な対策が見出せていない。(記者=伊崎春樹)


【写真上】狭い通路上、「駐車禁止」の文字の上にも二輪車がとめられていた。(6月18日・工学部キャンパスで 撮影=伊崎春樹)
【写真下】駐輪スペースではない学生会館南側にも多くの二輪車が並べられている。(6月18日・学生会館前で 撮影=伊崎春樹)


・「【特集】神戸大生、マナーの実力」は不定期連載いたします。 特集に関するご意見、ご要望などありましたら、newsnet@kobe-u.comまで。

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◎変化もたらす20人 はちの巣座新人公演

Photo  神戸大演劇研究会はちの巣座の新人公演「大江戸ロケット」が8月18日に尼崎ピッコロシアターで、8月20日に国際文化学部大講義室D300(シアター300)で行われた。夏休み中にもかかわず大勢訪れた観客の前で、20人の1年生が演技を披露した。【8月21日 神戸大NEWS NET=UNN】

 時は天保、老中水野忠邦が大改革を行っている時代。江戸の長屋に住む花火師の玉屋清吉は、謎の娘ソラと出会う。彼女は月からやってきた天女だという。「月まで届く花火を作って、私を月に返して」。ソラから信じられない依頼をされた清吉は、長屋の職人らと協力して月までソラを運ぶことのできるロケットを製作する計画を立てる。

 今回の公演は、1年生にとっては初めての外向けの公演。清吉役を演じた森岡拓磨さん(文・1年)は「あっという間だった」と2日間を振り返る。例年、はちの巣座は一学年10数人程度だが、今年の1年生は20人。人数が多いゆえの不安もあったが、裏方の2年生が忙しく、あまり参加できない状況の中、1年生どうしで劇を完成させていったという。「思うことはバラバラだったけど、『いい劇をしよう』という目標はひとつ。全員が一生懸命で、団結した」とソラ役の燗c和佳さん(理・1年)は笑顔を見せた。

 また、人数が多いことで劇そのものも変化した。演出を手掛けた藤田大輔さん(工・2年)は「今までは人が少なくて、こんな風に(「大江戸ロケット」のように)騒がしい劇はできなかった。1年生のエネルギーが表現できるのがこれ(「大江戸ロケット」)だった」と明かす。実際、公演1日目のアンケートにも、「今までのはちの巣座とは違っていた」という感想があったという。

 次回の公演は11月14日の厳夜祭。これまでとはちょっと違った「新生はちの巣座」が見られるかもしれない。(記者=浅井淳平)

【写真】ロケットの打ち上げを夢見る清吉ら(8月20日・国際文化学部大講義室D300で 撮影=浅井淳平)

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◎折り鶴にこめた平和への思い 生協学生委員会・広島平和記念公園へ

Photo  神戸大生協学生委員会が8月15日、神戸大で募集した折り鶴を持って、広島市の平和記念公園を訪れた。原爆の子の像に捧げ、原爆ドームや原爆資料館などを見学した。被爆者の遺品や当時の写真を前に、平和の重みをかみ締めた。【8月20日 神戸大NEWS NET=UNN】

 7月13日から24日にかけて、生協学生委員会が『折り鶴に祈りをこめて』という企画を実施した。原爆を受け、白血病で亡くなった佐々木貞子さんの話から平和のシンボルとなった折り鶴を学生らに作ってもらう、という企画だ。国文キャンパスの学生ホールに紙を配置し、同キャンパスの食堂北口で回収した。2週間で計1106羽集まった。

 この企画を発案したのは、江口類子さん(文・3年)。江口さんは、気軽に参加できる平和への活動をしたいとこの活動を提案した。
 きっかけとなったのは友達の話だった。自身は仙台出身で、広島への思いは薄かった。しかし、大学で広島出身の友達と出会い、「関西では8月6日に黙祷をしないのか」などと話を聞き、「彼らにとって8月6日が大きいものだ」と感じた。「平和への活動として鶴というシンボルはわかりやすいし、学生らがどれくらい興味を持ってくれるのか知りたい」という試験的な意味も込め、学生に鶴を折ってもらうという企画を提案。

Photo 「1106羽集まったことも嬉しかったけど、それよりも折り鶴を実際に折っている人を見かけたときや、宣伝の看板を見た人が、原爆のことを意識したことをしゃべってくれているのを聞いたときが嬉しかった」と江口さんは話した。

 集まった折り鶴を、生協学生委員会のメンバー5人が、終戦記念日である8月15日に広島まで届けに訪れた。江口さんの他は、川村慎之介さん(法)、高野真実さん(営)、中浦正太さん(理)、松浦万理さん(発達)ら4人の1年生が参加した。

 広島を訪れ、佐々木貞子さんがモチーフとなった記念碑、原爆の子の像に折り鶴を捧げ、原爆ドームと原爆資料館を見学した。終戦記念日ということで、平和公園内や、資料館には多くの人が訪れていた。
 学生らの中から、「以前資料館を訪れたときは何も見れていなかったけれど、意識がだいぶ変わった」(川村さん)、「ここに立っても実感がわかない自分にショックだった」(高野さん)などの感想が挙がった。原爆に関する多くの情報に触れて、「学生に鶴を折ってもらう際にもっと原爆についての情報を提供できればよかった」(中浦さん)との反省点も。
 折り鶴を捧げる場面では、他にも多くの人たちが折り鶴を捧げているのを見て、自分たちと同じような活動をしている人たちがたくさんいる、という認識を持った。しかし、見学をしていて、自分たちの活動がどれだけの人に影響を与えられるのか、今日感じたことや考えたことをこれからに生かすことはできるのか、という不安も挙がった。
 「だからこそ、感じたことを伝えていく工夫が必要」(高野さん)。
 「戦争を繰り返したくないなら、(平和活動を)続けること」(江口さん)。
 自分たちの中で、1つの答えが見つかった。

 江口さんは、「きっかけは広島だったけど、そこで終わる話ではないのでどんどん広がっていけば」と今後の活動に期待を込めた。(記者=新田理絵)

【写真上】折り鶴を捧げる1年生
【写真下】記念碑の説明を読む学生ら(いずれも8月15日・広島平和記念公園で 撮影=新田理絵)

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◎神制「8月展」 25日から西宮北口ギャラリーで

 神戸学生制作会による「8月展」が8月25日から30日にかけて、西宮北口ギャラリー(ACTA西宮東館6F:阪急西宮北口駅すぐ)で行われる。入場無料で、開場時間は午前10時から午後6時まで(30日は午後5時まで)。詳細は神戸大学美術部凌美会HP(http://newsnet.sub.jp/ryoubi/)で。【8月20日 神戸大NEWS NET=UNN】

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◎ニュースネットHPが80万アクセス突破 携帯版も30万アクセス

 神戸大ニュースネット委員会ホームページのアクセス数が8月18日、80万アクセスを突破しました。また、携帯版ホームページのアクセス数も今月3日に30万アクセスを超えています。これほど多くの方々に当委員会のホームページを見ていただけた事に感謝し、よりいっそうの内容の充実に努めてまいります。【8月19日 神戸大NEWS NET=UNN】

 神戸大ニュースネット委員会のホームページは2008年8月20日にアクセスが70万件を突破してから、約1年での80万件達成となりました。さらに、今月3日には携帯版ホームページでも30万アクセスを記録し、今年5月の20万アクセス突破から約3か月という速さでの30万アクセス達成となりました。今後も多くの方に神戸大の最新ニュースをお届けする情報発信ツールとして、パソコン・携帯版ともにより充実した内容、新しい試みに挑戦していきたいと考えております。よろしくお願いいたします。

 ニュースネットでは、今後とも皆様の活動を幅広く取り上げお伝えしていきたいと思います。学内だけでなく、学外での活動や部活動等、どんなことでもnewsnet(at)kobe-u.comまでご一報ください。試合結果なども受け付けています。また当委員会へのご意見、ご感想もお待ちしております。(神戸大ニュースネット編集部)


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◎救援隊が学生ボランティア募集 豪雨被害の佐用町で活動予定

 学生震災救援隊は8月18日、9日の集中豪雨で大きな被害を受けた兵庫県佐用町で活動する学生ボランティアの募集を開始した。家屋に入った泥のかき出しや清掃、住民らへの足湯サービスの提供を行う。22、23日の2日間(参加は1日でも可)活動する予定。また、コープこうべなどが21日までボランティアの募集を行っている。【8月19日 神戸大NEWS NET=UNN】


●学生震災救援隊ボランティア募集内容
場所:兵庫県佐用町
日時:8月22、23日
   両日とも午前6時に国文キャンパスB棟裏の救援隊ボックスに集合、解散時間は未定(深夜)
定員:若干名(車両の手配の都合により、参加を断る場合あり)
内容:家屋の掃除、家具の運び出し、後片付け作業、足湯サービス
申込:救援隊代表頼政良太さん(yoriman.2@softbank.ne.jp)まで


●「台風9号災害被災地支援ボランティア」募集について
場所:兵庫県佐用町
日時:8月20、21日(前日正午受付締切)
   両日とも午前6時半にJR神戸駅南広場に集合、午後7時解散予定
定員:25人(バスの定員になり次第締切)
内容:泥のかき出し・拭き取り、畳・家具の搬出、清掃作業など
申込:被災地NGO協働センター(電話:078-574-0701)まで
詳細はコープこうべHP(http://www.kobe.coop.or.jp/)で


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◎被災地でほっと一息 学生らが佐用町で足湯

Photo  8月9日の集中豪雨で被害を受けた兵庫県佐用町で15日から、学生震災救援隊の学生らが泥のかき出し作業や住民への足湯サービスを行った。いずれも16日まで行われ、足湯は両日とも佐用町営笹ヶ丘荘に訪れた住民らを対象に実施。2日間で約30人が利用し、住民らからは感謝の声が聞かれた。【8月19日 神戸大NEWS NET=UNN】

 集中豪雨による被害から1週間。被害が大きかった佐用町久崎地区では、家屋に入った泥のかき出しや水没した家財道具の搬出に追われた。

 学生震災救援隊(以下救援隊)の学生らは、久崎小学校に集まった他のボランティアのメンバーとともに作業を行った。家の中の泥をかき出し、汚れた家財道具を川の水で洗った。時にはお年寄りの話し相手にもなった。

Photo  足湯は昼間の作業が終わってから、笹ヶ丘荘で行った。断水が続いていた同所(16日に解消)に、久崎小学校から車で水を運んで湯を沸かした。無料で開放している笹ヶ丘荘の入浴施設を利用した住民らに対し、1人10分ほどの足湯サービスを施した。手のマッサージをしながら、学生らが住民らの声を聞いた。被災した住宅の状況や普段履きなれない長靴で一日中作業し、足をけがしたことなど、悩みはさまざま。話を聞くことで、今被災地で何が求められているのかを考え、今後の支援に生かすことが狙いだ。足湯を利用した住民らは、「気持ちよかった」、「よく眠れそう」などと、ほっとした表情で話した。

 救援隊代表の頼政良太さん(理・3年)は足湯を通して、「壊れてしまった家のことを考えて、夜寝付けないなどとおっしゃる方もいた。1週間経って疲れも出るころなので、その辺りのケアが大切」と住民を気づかった。「被害を受けた範囲が広く、ボランティアが足りていない。今後は町、地域を底から支えるような、密着した支援が必要になるのではないか」と窮状を訴えた。

 救援隊は22、23日にも現地で清掃作業や足湯を行う予定で、参加する学生を募集している。詳しくは頼政さん(yoriman.2@softbank.ne.jp)まで。(記者=伊崎春樹)


【写真上】被害が大きかった久崎地区。完全復旧は遠い。(8月15日・佐用町久崎地区で 撮影=伊崎春樹)
【写真下】住民らに足湯を施す救援隊の学生ら。(8月16日・佐用町営笹ヶ丘荘で 撮影=伊崎春樹)

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◎硬式野球部、甲南大と定期戦 8月25日海事グラウンドで

 硬式野球部の甲南大との第2回定期戦が8月25日、海事科学部グラウンドで行われる。午前10時プレイボール予定。詳細は硬式野球部HP(http://newsnet.sub.jp/baseball/home.html)で。【8月18日 神戸大NEWS NET=UNN】

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◎白星遠く、3連敗喫す 関西フットサルリーグ第7節

 関西フットサルリーグ第7節、神戸大−近鉄が8月16日、加古川総合体育館で行われた。0−1で前半を折り返した神戸大は、後半にさらに失点を重ね1−4で敗れ、3連敗を喫した。第7節を終了し、未だ白星がなく最下位のまま。【8月18日 神戸大NEWS NET=UNN】

●関西フットサルリーグ第7節(8月16日・加古川総合体育館)
神戸大 1 0−1 4 近鉄
      1−3
【神戸大】東中(後半7分)


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◎充実の内容で優勝飾る 硬式野球三商大戦

 硬式野球の第74回旧三商大定期戦が8月17日、スカイマークスタジアムで行われた。神戸大は初戦の一橋大戦を5−2で飾ると、大市大戦は8回に一挙3点をあげ4−1で勝利。2年ぶりの優勝を果たした。【8月18日 神戸大NEWS NET=UNN】

Photo  春季からの課題となっていた投手力で優勝を手にした。「春に比べて成長したかな」。中村監督も満足げな表情を見せる。

Photo  初戦の一橋大戦。先発はエース伊勢本(工・4年)。力強いストレートを中心に攻め、一橋大打線を寄せつけない。ストライクが先行し、7回まで2安打無失点。大学院入試の関係で合宿に参加できなかったこともあり、後半こそスタミナ切れで2失点を浴びたが、8回を投げて四球ゼロ。抜群のコントロールでチームを勝利に導いた。

 続く大市大戦は大岡(発達・2年)が先発。春季リーグ後半から頭角を現し、神京戦でも最優秀選手賞を獲得した左腕は、緩急織り交ぜたピッチングで凡打の山を築いた。三振こそ1つもなかったが、8回を2安打1四死球1失点。さすがの安定感を見せつけた。

 両投手の好投の裏には捕手・石浜(農・3年)の成長がある。神京戦で捕逸や悪投など不安定さを露呈したが、この日は大きなミスは大市大戦の4回に一塁への悪送球を犯したのみ。「特訓もあって、かなり成長した。なんとかめどはついた」と中村監督を安どさせた。

 今回の優勝は、秋季リーグ開幕戦の相手である大市大に引導を渡したという意味でも大きい。「勝つというのは相手に不安を与える。その点でも意味はあった」(中村監督)。開幕まで残り約2週間。夏の成果を実感しつつ、神戸大が臨戦態勢に入る。(記者=浅井淳平)

●第74回硬式野球旧三商大定期戦(8月17日・スカイマークスタジアム)
第1試合
一橋大 000 000 110 =2
神戸大 100 200 02X =5

【一橋大】●松本、無尽−菊地啓、松本
【神戸大】○伊勢本、S成徳−石浜、田中祐

第2試合
一橋大 100 041 020 =8
大市大 200 000 030 =5

【一橋大】○小澤−松本
【大市大】●矢吹、末廣、中村−竹本、川島

第3試合
大市大 000 100 000 =1
神戸大 100 000 03X =4

【大市大】●河野−川島
【神戸大】○大岡、S白木原−石浜

※神戸大が優勝

【写真上】一橋大先発の伊勢本
【写真下】大市大戦先発の大岡(いずれも8月17日・スカイマークスタジアムで 撮影=浅井淳平)

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◎山西が1500で2連覇 陸上・近畿国立大体育大会

 第47回近畿地区国立大学体育大会の陸上競技の部が8月16日、鴻池陸上競技場で行われた。男子1500メートルに出場した工学部3年の山西大貴が、自己記録を更新する3分54秒07で2連覇を達成。総合成績は男子が78点で4位、女子は21点で7位だった。【8月17日 神戸大NEWS NET=UNN】

Photo  予選は5位で通過。決勝では序盤から先頭集団につけた。周回を重ねるごとにペースを上げ、最後は独走状態でゴールした。目標としていた3分52秒台には届かなかったものの、自己記録(3分55秒28)を1秒以上更新する、3分54秒07で2連覇を飾った。
 12日に行われた学連記録会では、3分56秒11の今季最高をマーク。9日の西日本七大学対抗では5000メートルにも出場した。気温が30度を超えた日が多い中、1週間に3試合。「学連記録会に向けて調整していた。その後ということを考えると、自分としてはよく出来たタイムだと思う」と山西。全日本インカレのB標準記録(3分52秒50)は切れなかったが、厳しいコンディションでの好タイムに及第点を出した。秋の駅伝シーズンに向けて、「より長い距離の練習メニューにシフトしていきたい」と次の目標を見据えた。(記者=中尾泰生)



●第47回近畿地区国立大学体育大会(8月16日 鴻池陸上競技場、3位まで)
1500メートル
山西大貴(工・3年) 3分54秒07 優勝
5000メートル
黒島康平(医・1年) 15分34秒24 2位
110メートル障害(追い風1.8メートル)
河合健児(発達・2年) 15秒61 2位
3000メートル障害
三輪樹生(発達・3年) 9分34秒59 2位
スウェーデンリレー(100、200、300、400メートル)
神戸大(細田・内賀嶋・藤井・西本) 1分57秒09 2位

総合得点
1位 大教大 179点
2位 京大  109.5点
3位 阪大  108.5点
4位 神戸大 78点

女子
走幅跳
藤村美歌(発達・2年) 4メートル98(追い風0.1メートル) 2位

総合得点
1位 大教大  152点
2位 阪大   89点
3位 和歌山大 48点
7位 神大   21点
【写真】男子1500メートルで2連覇を達成した山西。(8月16日、鴻池陸上競技場で 撮影=中尾泰生)

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◎男子の部、総合優勝飾る 陸上・西日本七大学選手権

 第46回西日本七大学陸上競技選手権大会が8月9日、金岡公園陸上競技場で行われ、男子が総合109点で優勝、女子が総合59点で2位だった。【8月16日 神戸大NEWS NET=UNN】


●第46回西日本七大学陸上競技選手権大会(8月9日、金岡公園陸上競技場 1位のみ)
男子
100メートル
吉岡幹記(農・M2) 11秒03(追い風0.8メートル)
400メートル
西本翼(発達・3年) 48秒66
5000メートル
山西大貴(工・3年) 15分33秒96
3000メートル障害
天野達郎(発達・M1) 9分31秒27
4X100メートルリレー
三村・細田・内賀嶋・杉本 42秒25
4X400メートルリレー
高島・塩田・篠田・西本 3分20秒74

トラックの部  83点
フィールドの部 26点
総合得点    109点 優勝


女子
100メートル
竹内彩華(発達・1年) 12秒68(追い風0.8メートル)
100メートル障害
竹内彩華(発達・1年) 15秒16(追い風0.4メートル)
走幅跳
藤村美歌(発達・2年) 5メートル11(追い風1.9メートル)
4X100メートルリレー
棚田・竹内・日比・宮城 51秒43

トラックの部  42点 
フィールドの部 17点 
総合得点    59点 2位


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◎【特集】神戸大生、マナーの実力 学内外意識調査(生活態度編)

Photo  今回ニュースネットでは、学生152人に生活態度や授業態度に関する自己評価を聞くと同時に、近隣住民50人と教員25人にも意識調査を実施した。自己評価と他者による評価という2つの視点から見える、神戸大生のありかたとは。【8月16日 神戸大NEWS NET=UNN】

 神戸大生の生活マナーをどう感じるか。学生自身には自己評価を、神戸大付近の住民には学生の評価を聞いた。

 学生自身の評価では、「良い」「どちらかといえば良い」が全体の約80パーセントを占めた。一方、近隣住民による評価は「良い」「どちらかといえば良い」が46パーセント、「普通」が44パーセントと学生自身の評価に比べやや低いものに。根拠として目立つのは、「大部分の学生のマナーは良いが、一部が非常に悪いので『良い』とはいえない」といった意見。学生の自己評価では「どちらかと言えば悪い」「悪い」は4パーセントを占めるのみだったが、一部の生活態度が全体の評価を押し下げているようだ。

 近隣の住民には、学生の生活マナーで「良い」と感じる点、「悪い」と感じる点を尋ねた。「良い」と感じる点としては、学生のバスや電車でのマナーを評価する住民が多い。「年配の方に席を譲っている」、「きちんと列に並んで待っている」といった回答が目立った。中には「(マナーが)良いというか、昔と比べておとなしくなった」、「もっと迷惑がかかるぐらい元気があっても」という声も。

 一般の住民に比べ学生と関わる機会の多い、神戸大生行きつけの定食屋や下宿の大家さんからの学生の評価も、「(神戸大生のことは)信頼している」、「店に来る子は自慢」などとおおむね肯定的だった。しかしここでも聞かれたのが、「以前より賢い。世渡りがうまくなった」といった、学生が悪い意味で枠の中におさまっていることを指摘する意見。生活マナーに関する意識調査から、神戸大生の意外な「今」が浮き彫りになる形となった。

Photo  一方「悪い」と感じる理由としては、多くの学生が利用するバイクに関するものが多かった。「バスをすりぬけて行くのをみた」、「(マンションの)駐車場に学生がバイクを止めていた」、「(走行音が)うるさい」というように不満を感じている住民は非常に多い。ニュースネットの調査によると約3割の学生が利用しているバイクは、六甲山の山腹という神戸大の立地から重宝される通学手段だ。しかし、付近の住民の生活も考慮して、今一度利用の仕方を振り返ってみる必要があるのかもしれない。(記者=坂上正人)

【写真】一般客とともにバスに乗り込む神戸大生(6月18日・阪急六甲駅付近のバス停で 撮影=坂上正人)
【グラフ】学生、住民による神戸大生の生活態度の評価。学生の自己評価は住民らによる評価に比べ、高めに分布している

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