神戸大NEWS NET 2009年10月後半のニュース
◎大学院に新研究科 日本初、「計算科学博士」授与も
神戸大は10月27日、平成22年4月に同大で14番目となる大学院研究科「システム情報学研究科」を設置すると発表した。同研究科は3つの専攻から構成され、そのうち計算科学専攻では、全国で初となる「計算科学博士」の学位を取得する事ができる。【10月30日 神戸大NEWS NET=UNN】
同研究科を構成するのは、システム科学専攻、情報科学専攻、計算科学専攻の3つ。システム情報を中心に新たな学問分野の創出、高性能計算技術を駆使できる人材の輩出等を目的としている。さらに同研究科で研究を行う際に、ポートアイランド(神戸市中央区)に設置が進められている次世代スーパーコンピューターの利用も予定している。
計算科学専攻で取得出来る「計算科学博士」については、前期課程・後期課程にわたって「計算科学インテンシブコース」を設定。計算科学専攻教員、連携講座教員(神戸大理化学研究所、海洋研究開発機構)、さらに京大、阪大など5大学の協定講座教員協力によって学位取得の為のプログラムが展開される。その他にも同研究科ではシステム情報学、工学の学位取得が可能としている。(記者=義原由樹子)
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◎SNSで暴行装う映像を公開 男子学生に厳重注意
神戸大は10月29日、野宿者を襲撃しているように見せかける映像をソーシャルネットワーキングサービス「mixi(ミクシィ)」で公開した男子学生(4年)に対し、所属学部長が口頭で厳重注意を行った。【10月30日 神戸大NEWS NET=UNN】
学生は大学側の事情聴取に対し、「友人に誘われ、8月に数人のグループで、神戸・三宮の広場でパフォーマンスをした」と回答。野宿者に扮した学生の友人を学生が襲撃する様子を録画し、8月16日に同サイト上で公開した。
映像は10月28日から29日にかけてネット上の掲示板などで広く出回り、物議を醸した。当初、友人だけに見せるために公開したが、他の会員も閲覧出来るようになっていたため、広く出回ったと見られる。
29日午前、大学側に問い合わせが寄せられたため、学生に事情を聞いたところ、映像の撮影と公開を認めた。男子学生は「ネットが大騒ぎになっていると友人から聞いて、驚いた。ミクシィの仕組みを十分に知らず、こんな騒ぎにつながってしまい、申し訳ありません」と話しているという。(記者=伊崎春樹)
【写真】問題の映像が撮られたとされる公園。(10月29日・神戸市中央区北長狭通1で 撮影=伊崎春樹)
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◎石浜、上田がベストナインに 近畿学生野球リーグ
近畿学生野球秋季リーグは10月23日、全日程を終了した。神戸大は5勝7敗2分け勝ち点2で4位。ベストナインには、捕手・石浜(発達・3年)と遊撃手・上田(経営・3年)が選出された。【10月27日 神戸大NEWS NET=UNN】
●近畿学生野球秋季リーグ・最終順位
優勝 奈産大 10勝1敗・勝ち点5
2位 大教大 9勝4敗1分け・勝ち点4
3位 阪南大 7勝4敗・勝ち点3
4位 神戸大 5勝7敗2分け・勝ち点2
5位 大市大 3勝8敗1分け・勝ち点1
6位 奈良大 0勝10敗・勝ち点0
●優秀選手
最優秀選手:吉田(奈産大)
最優秀投手:河津(奈産大) 3勝0敗・防御率0.35
首位打者 :浜垣内(阪南大) 打率.435
ベストナイン
投 手:山口(奈産大)
捕 手:石浜(神戸大)
一塁手:森(大市大)
二塁手:高田(阪南大)
三塁手:原田(大市大)
遊撃手:上田(神戸大)
外野手:浜垣内(阪南大)
田原(奈産大)
柏(大教大)
指名打者:辻(奈産大)
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◎得点奪えず3連敗 関西学生サッカー後期第5節
関西学生サッカー後期リーグ2部Bブロック第5節、神戸大−太成大が10月25日、関国大グラウンドで行われた。神戸大は前半を0−0で折り返すも、後半に失点し0−1で敗れた。神戸大の勝ち点は6のまま、順位は5位となった。【10月27日 神戸大NEWS NET=UNN】
●関西学生サッカー後期リーグ2部Bブロック(10月25日・関国大グラウンド)
神戸大 0 0−0 1 太成大
0−1
【神戸大】
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◎大市大に勝利、有終飾る 近畿学生野球リーグ
近畿学生野球秋季リーグ第1節4回戦、神戸大−大市大が10月23日、住之江公園野球場で行われ、神戸大が7−3で勝利した。神戸大は1−2の7回に後藤(経営・3年)、上田(経営・3年)らの適時打で4点を挙げ逆転。8、9回にも1点ずつ加え、最後は伊勢本(工・4年)が締めて最終戦を飾った。最終成績は5勝7敗2分け勝ち点2で4位となった。【10月27日 神戸大NEWS NET=UNN】
最後に笑うことができた。14安打7得点の快勝。主将の真田(国文・4年)は、「神大の野球を後輩に伝えられた」と満足げな表情を見せる。
苦しい1年間だった。昨秋は2位に躍進し、大きな期待を背負って迎えた春季は3位。秋季もリーグ序盤で奈産大、阪南大に勝ち点を奪われ、早々と優勝戦線から離脱した。真田、金川(発達・4年)、木下(発達・4年)ら、主軸である4年生の不振がチームの足を引っ張った。練習内容を変え、個々の打撃フォームを変え、ファーストストライクを見逃しがちだった消極的な意識を改革した。一時は大教大相手に11点を挙げるなど復調したかに見えたが、その後は再び下降線をたどり、前日の大教大戦では春季王者に実力の違いを見せつけられ、完敗。真田は、自らのふがいなさと主将としての責任感から、ひとり涙を流した。
「方向性は間違ってないのに、チャンスでどうしても打てない。(試合を)振りかえってまだ答えが出せない」。悩んだ末、自宅に帰らず六甲台のグラウンドに戻り、流し打ちの練習を繰り返した。「納得して終わりたかった」。
最終戦。先発を外れた真田は、ベンチから必死にチームを鼓舞した。神戸大は走塁ミスなどでチャンスをつぶし、1点差を追いつけずにいた。流れが一向に変わらない中で迎えた7回、真田が先頭の柿本(工・3年)の代打として登場。「悪い流れを変えたかった」。カウント2−0と追い込まれてからの6球目、スライダーを中前にはじき返し、反撃ののろしを上げた。「真田のヒットが大きかった。ここってときにはやっぱり頼りになる」と中村監督。出場したのはこの1打席のみだったが、神戸大に勢いを与えた。
この1年間は、主将として辛いことばかりだったという。自分が試合に出ていなくても、他の選手とコミュニケーションを取り、チームをまとめるために奔走(ほんそう)した。もちろん練習中では手を抜かず、自主練習も率先してこなした。「自分が一番練習したという自信はある」。その集大成が、最後の一打だった。「最後に後輩に1つ、自信をもって伝えられたかな」。そう微笑む背番号1の目は、ほのかに赤く染まっていた。(記者=浅井淳平)
○引退する4年生の声
エース・伊勢本(工・4年)
「最後は投げたい思いがあったので、ありがたかった。エースとして最後までできた。努力したのが結果に結びついてよかった。最後は捕手の石浜(発達・3年)が僕の気持ちを汲んでくれて全球(得意の)スライダーを出してくれた。下の代については心配してない。練習してもっといいピッチャーになってほしい」
三塁手・金川
「最後は自分のプレーをのびのびとやろうと思っていた。自然体でいい精神状態でできた。今までは基本自分のことを考えてやってきたけど、副将として、4回として、周りに働きかけることの難しさ、大事さを学んだ。3回生は信頼置いてるやつらばっかなんで何とかしてくれると思う」
右翼手・木下
「内野安打は、転がして1点取りたかった。ただそれだけ。ヒットはたまたま。今シーズンはめっちゃ苦しかった。打撃フォームを変更してから変わった。来年のチームは、個々の力はすごいある。まとまってくれたら強くなる」
右翼手・山田(発達・4年)
「3年までピッチャーでやる気もなかった。3回の冬に周りに『このままじゃ出れん』って言われて外野に移った。来年は優勝目指してやってほしい。後輩にはかわいがってもらったんで」
投手・福井(経営・4年)
「試合を見て4年間が思い出された。試合に出れなくても、みんながすごく優しかった。気づかって声かけてくれて。それが一番の思い出。(下級生に向けて)結果ってのは自分でどうしようもないときもある。でも取り組みはなんとかなる。後悔はしないでほしい」
二塁手・林(発達・4年)
「出場機会に恵まれず、野球通じてチームのためにやったらがんばれるようになった。出れないことを受け入れられない時期に励ましてくれた仲間にありがとうと言いたい。来年は気持ちを全面的に出せるチームになってほしい」
捕手・藤本(発達・4年)
「最初は迷いながら入った。入ってよかった。キャッチャーとしてやってきて、伊勢本が最後抑えてくれたのはうれしかった。(来年)そもそも下級生主体のチームやし、優勝してほしい」
代打の切り札・笠原(経済・4年)
「最後までやってよかった。ちょっと出れるようになったのは、仲間に支えられたから。いつも一緒にいてくれた4回生。それが一番の思い出。(後輩に)練習ちゃんとやったら絶対チャンスはある。それを伝えたい」
代走として活躍・城(発達・4年)
「途中入部ってことで、うまく試合に出れるか不安だった。最後はベンチ入りさせてもらって、代走としても出ることができた。(後輩に)今ベンチに入れてない選手も、腐らずあきらめずがんばってほしい」
飲み会リーダー・日下(国文・4年)
「仲間ができて、人間関係広がって、成長する上で有意義な時間を過ごせた。(来年)優勝してほしい。妥協することなく」
主務・一瀬(発達・4年)
「嫌なことあっても部活来てみんなと騒いで楽しかった。腰の持病で十分にできなかったのが悔しかった。主務としての仕事をみんなが評価してくれた。間違ってなかったことがわかってうれしかった」
●近畿学生野球秋季リーグ第1節4回戦(10月23日・住之江公園野球場)
神戸大 010 000 411 =7
大市大 110 000 010 =3
【神戸大】大岡、○白木原、伊勢本−石浜
【大市大】●河野、野田−川島
【写真上】7回、反撃の口火を切った安打を放つ真田
【写真下】本塁に帰還し、金川(右)は後藤(左)とハイタッチをかわす(10月23日・住之江公園野球場で 撮影=浅井淳平)
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◎優勝、「Go-Chiそうさま」 KBCC'09決勝
関西ビジネスケースコンペティション(以下KBCC)の決勝が10月25日、六甲台キャンパスで行われた。決勝に進出した5チームの学生らは、審査員や約250人の観覧者の前で1か月半に及ぶ勉強の成果をプレゼンテーションに載せて披露。果肉入りサイダーの開発や入浴剤を商品の販売促進に用いることを提案したチーム「Go-Chi」が優勝した。【10月26日 神戸大NEWS NET=UNN】
KBCCはモデルとなる企業を決め、実際の事例に対して提案を行う形式で、今年はアサヒ飲料株式会社が舞台。同社の主力商品「三ツ矢サイダー」の販売促進がテーマとなった。12チーム56人の学生らは、9月13日の第1回勉強会を皮切りに、計3回の勉強会と同社への企業見学、中間発表を経た後、本戦に挑んだ。本戦では、18日の1次予選で12チームから8チームへ絞られ、25日午前中に行われた2次予選で勝ち抜いた4チームと敗者復活戦を勝ち抜いた1チームが決勝に進んだ。
決勝に進出した5つのチームは、様々なプランを提示。大学生や20代の社会人に焦点を当てた戦略や、新商品の開発など多様なアイデアが発表された。順番に持ち時間15分のプレゼンテーションを行った後、審査員からの質疑応答に答えた。
優勝は関学、阪大生によって構成されたチーム「Go-Chi(ごち)」。国産の農産物を使った果肉入りサイダーの開発や、販売促進のために入浴剤をセットにするプランを提案し、高評価を得た。炭酸飲料を飲むことで得られる爽快感やストレスを吐き出すシーンを強調し、絵やアクションを交えながら訴えかけた。リーダーの西林真司さん(阪大・2年)は「いろいろ苦労もあったが、とてもうれしく思っている」と話した。メンバーの中で阪大生は西林さんただ1人。残りの4人は関学に通っているため、打ち合せは西宮で行われることが多かった。ほぼ毎日、西宮に通ったという西林さん。「時間もお金もたくさん使った」と苦労を振り返った。
チーム名の由来は「ごちそうさま」。人に言われてうれしい言葉として採用した。表彰式の場では「優勝、ごち(Go-Chi)そうさまです」と喜びをかみしめた。
KBCC'09の全プログラムを終え、代表の松尾諒介さん(経営・2年)は「ほんとうに多くの人に支えられた。KBCC’09に関わってくださった皆様、ありがとうございました」と涙ながらに締めくくった。(記者=伊崎春樹)
【写真】優勝し喜びの表情を見せる「Go-Chi」のメンバーら。(10月25日・六甲台キャンパス第2学舎で 撮影=伊崎春樹)
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◎入替戦に敗れ3部A降格決定 関西学生男子バスケリーグ
関西学生バスケットボール選手権男子2部−3部Aの入替戦、神戸大(2部8位)−関西外大(3部A1位)が10月24日、近大記念会館で行われた。神戸大は序盤に奪われたリードを最後まで覆すことができずに69-81で敗北。3部Aリーグへの降格が決まった。【10月26日 神戸大NEWS NET=UNN】
今季リーグ戦全敗で入替戦にまわった神戸大。2部残留をかけて絶対に負けられない一戦に挑んだ。
試合は開始直後から関西外大ペース。あっという間に10点差がついた。一方の神戸大は、SG落合(国文・2年)の要所での3PやPF中西(工・4年)の確率の高いミドルシュートなどで追い上げをはかる。
じりじりと点差を広げられて迎えた最終Q。残り4分のところでSF村上(海事・1年)が右0度からの3Pを沈め12点差、反撃ムードとなる。しかし、それ以上は差を縮めることが出来ずにタイムアップ。69-81で敗れ、リーグ開始から悪夢の15連敗で3部A降格が決まった。
◯黄金世代の陰で 苦難の1年間
試合後、主将は人目をはばからず涙した。
昨季、西日本選手権で34年ぶりのベスト8に進出するなど、輝かしい戦績を残し「史上最強」と呼ばれた黄金世代。その陰に隠れて出場機会を得られず、十分な試合経験を積めなかったのが今年の中心メンバーである4年生だった。
圧倒的に足りない経験値。「戦い方もわからない状態で始まった」(中西)。それぞれ5月と8月に予定されていた西日本選手権、浜松遠征も新型インフルエンザの影響で中止となり、場数をこなせなかった。更にはチームでエース級の役割を果たしていた選手が部を脱退。うまく回らない歯車に苦しんだ。
準備不足のまま迎えたリーグ戦、神戸大は大敗につぐ大敗を重ね、最下位をひた走る。第1Qで勝負がつくことが多かった。しかし、敗戦を繰り返す中で経験を積み、チームとしては少しずつまとまりをみせ始める。同時に、中西のプレーにも変化が訪れた。
「周りに使われて活きるタイプ」とはリーグ開始当初の藪脇コーチによる中西評。しかし、「自分が攻めることで(チームが)変わるかな、と思って」(中西)。「黄金世代」に活かしてもらっていた昨年から、自らのプレーでチームを引っ張る主将の姿へ。最後の5試合は平均20.4得点をマークした。
涙しながら話したのは、悔しさと、感謝。ともにゴール下を支えてきたC中山(工・4年)けがで欠場、万全の状態ではなかった。しかし観客席からは後輩、そして駆けつけた昨年のOBのいつもよりひときわ大きな声援がこだました。「みんなでがんばれて、ずっと諦めなかった」、「(応援に)力をもらった。いい試合ができた」。チームが勝利に向け本当に一丸となった、そのことに満足げな表情をみせた。
主将を含め4年生はこの試合をもって引退となる。後輩に対して「今年は1回生から苦い経験をしてきたので来年、がんばってほしい」とエールを贈った。
なお、今季の指揮をとった藪脇コーチもこの日をもって退任。後任にはここ数年とは違い、バスケ部OBの院生ではなく外部からのコーチが就く。新チームは完全な新体制でスタート、2部返り咲きを目指す。
(記者=坂上正人)
●2009年度関西学生バスケットボール男子2部−3部A入替戦(10月24日・近大記念会館)
神戸大 69 16−26 81 大体大
12−14
16−19
25−22
【写真上】レイアップシュートを放つSG西田(経営・4年)。
【写真下】昇格と降格、両者の明暗がはっきりわかれた。(いずれも10月24日・近大記念会館で 撮影=坂上正人)
《訂正》記事中、スコアの部分で対戦相手が「大体大」となっていましたが正しくは「関西外大」でした。お詫びして訂正いたします。(10月27日 編集部入力)
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◎実力差はっきり、完敗 関西学生アメフット
関西学生アメフットリーグ神戸大−関学が10月24日、王子スタジアムで行われた。入れ替え戦を回避するためにも、勝利が欲しかった神戸大。しかし、先制を許し反撃を試みるもパス、ランともに関学守備陣になすすべなく0−37で完封負けした。通算成績は1勝3敗1分。【10月25日 神戸大NEWS NET=UNN】
前節の近大戦で初勝利を挙げ波に乗りたい神戸大だったが関学の壁は厚かった。獲得ヤード数は関学485ヤードに対して神戸大は137ヤード。差は歴然としていた。「個々の力が足りない」と安井ヘッドコーチは厳しい表情で話した。
試合はテンポ良く攻める関学に先制点を奪われる。「1対1で力負けしていた」とDL小澤(工・4年)。スピードのある関学攻撃陣に簡単にパスを許し、徐々に点差を広げられた。
神戸大は反撃を試みるもQB東野(工・3年)のパスはことごとく失敗。攻撃時のラインの争いでも押し返される場面が目立った。試合全体を通してはファーストダウンは5つ。攻撃する時間はほとんどなく、消化不良のまま0−37で完敗した。
次戦は昨年の王者立命が相手。WR大園(発達・4年)は「戦う姿勢を全員がもって、ぶつけたい」と前を見据える。敗戦で入れ替え戦へあとがなくなりつつある神戸大。残り試合に向けいかに個々の意識上げることができるか。(記者=松本尚也)
●関西学生アメフットリーグ第5節(10月24日・王子スタジアム)
関学 10 3 10 14=37
神戸大 0 0 0 0=0
【写真】パスを阻止されるWR大園。(10月24日・王子スタジアムで 撮影=稲垣祐希)
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◎利用開始にむけての準備始まる 新六甲台講堂取扱説明会開催
出光佐三記念六甲台講堂の取扱説明会が、10月22日、23日に六甲台講堂で行われた。約2時間の説明会に様々な部活動、サークルの代表者が参加し、新たな講堂の取扱いについて説明を受けた。【10月25日 神戸大NEWS NET=UNN】
六甲台講堂は登録有形文化財に指定された神戸大のシンボルであるが、建設されてから約70年が経過し、老朽化していたため改修工事が行われていた。
改修工事が終了し、新たな講堂の利用が解禁されることを受け取扱説明会が開催された。自由劇場などの部活、サークルから数名の代表者が参加し、講堂の照明や舞台設備などの使い方について話を聞いた。
説明会に訪れた自由劇場の部員は、「これからは本番でしか使えないそうなので色々と不安がある。新しくなった講堂は『完全に使ったことのないところ』となったので、気を引き締めて使いたい」と話した。(記者=義原由樹子、岩本真侑)
【写真上】新六甲台講堂の外観
【写真下】客席にはテーブルが付いており、メモをとれるようになっている
(いずれも10月23日・六甲台講堂で 撮影=岩本真侑)
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◎西本が男子800を制覇 陸上・関西学年別選手権
第46回関西学生陸上競技学年別選手権大会(兼第31回関西学生混成選手権大会)が10月20日から4日間、長居第2陸上競技場で行われた。23日の3・4年男子800メートルで西本翼(発達・3年)が1分53秒66で優勝。1・2年女子100メートル障害(22日)では竹内彩華(発達・1年)が14秒36(追い風0.7メートル)をマーク。優勝はならなかったが、全日本インカレ参加標準B記録(14秒80)を突破した。【10月24日 神戸大NEWS NET=UNN】
●第46回関西学生陸上競技学年別選手権大会兼第31回関西学生混成選手権大会(10月20日〜23日・長居第2陸上競技場 3位まで)
3・4年男子
800メートル(23日)
西本翼(発達・3年) 1分53秒66 優勝
3000メートル障害(22日)
天野達郎(発達・M1) 9分14秒52 3位
1・2年女子
100メートル(21日=追い風0.1メートル)
竹内彩華(発達・1年) 12秒35 3位
100メートル障害(22日=追い風0.7メートル)
竹内彩華(発達・1年) 14秒36 2位
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◎神戸大学史特別展 26日から百年記念館で
神戸大百年史編集委員会主催の神戸大学史特別展『神戸大学キャンパスの再生』が、31日に行われるホームカミングデイの特別展示として開催される。場所は百年記念館1階で、期間は10月26日から11月6日まで。開館時間は午前9時半から午後5時、ただし31日を除く土・日・祝日は午前10時から午後5時まで。詳しくは神戸大ホームカミングデイHP(http://www.kobe-u.ac.jp/hcd/index.htm)で。【10月24日 神戸大NEWS NET=UNN】
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◎僕らの手で町を元気に まちむら交流チャレンジ
手作りのもので町に活気を。工学研究科と農学研究科の学生らが昨年立ち上げた「まちむら交流チャレンジ」が活動の幅を広げている。好評を博した「チョフロール」に続き、最近は竹で作るエコブースに取り組んでいる。10月17日に六甲道南公園で開催された「まち×むら縁日」では、屋台として使用された。【10月24日 神戸大NEWS NET=UNN】
きっかけは、水道橋商店街で毎月第3土曜日に開かれる「ファーマーズマーケット」に「にぎやかし」として参加したことだった。「どうせ参加するんなら新しい水道橋の名物を提案できたら」。農村で作られるものを都市と掛け合わせた形で販売しようと、丹波篠山の米やゆずを使った料理を開発した。今年5月には、米やあんをパンで巻いた「チョフロール」を小学校の祭りで出品。1個50円という手ごろな値段もあり、目玉商品となった。
最近になって食べ物からエコブースへと活動の中心を移したのは、もっと地域を盛り上げたいとの思いがあったから。「農村で切ってきた竹で何か作れば目を引くんじゃないか、と」と代表の浅井健太さん(工・M1)。材料の竹には、現地に赴き自分たちの手で切ってきた篠山産のものを使用。竹の性質と格闘しながらも試行錯誤を重ねて完成させたブースは、見た目はシンプルだが、2人で建てられるうえ用途に応じて3パターンに変形するなど機能性は抜群だ。出来上がった翌日には、さっそく「まち×むら縁日」でお披露目。9つのブースが使用され、中では農村で作られた野菜が売られた。「ブースに人が集まってくれているのを見るとうれしい。とりあえず『にぎやかし』は成功したかな」と浅井さんは満足げ。
これでエコブースは完成かと思いきや、そうでもないよう。「これは基礎でしかない。次はかやぶきのを作ってみたい」と話すのは、メンバーの斎藤信吾さん(工・M2)。もともと物作りが好きな学生ばかりであるため、アイデアは豊富だ。他学科の学生をメンバーに加える考えも持っているという。浅井さんは今後について「これからも物をつくることを楽しんで、充実感が続けばいいと思う」と話した。(記者=浅井淳平)
【写真上】3つの形に変形可能な竹で作ったエコブース
【写真下】まちむら交流チャレンジのメンバーら(いずれも10月17日・六甲道南公園で 撮影=松本尚也)
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◎【特集】軽音ROCK・セツナラ 真剣ロック
The girl next doorとは、「隣に住んでいるような身近で親しみやすい女の子」という意味。今回取材した4つのバンドは神戸大という身近な場所で育った。あなたの隣のバンド=バンドNEXT DOORのドアをたたいてみよう。第3回は軽音ROCKに所属のロックバンド「セツナラ」。【10月23日 神戸大NEWS NET=UNN】
軽音ROCK所属のバンド「セツナラ」は「BUMP OF CHIKEN」のコピーバンドで集まったのが結成のきっかけ。1年生のときに組んで以来、メンバーチェンジもなく3年生4人で活動中だ。ギターボーカルの新堂敬隆さん(工)は音楽を「趣味を超えた存在。生活の中で必要な要素」と語る。「予定が合えばまず練習」という彼らのバンドへのスタンスを作り上げている一因かもしれない。
現在「セツナラ」のオリジナル曲は15曲ほど。「新しい曲を作っていくのがおもしろい」とギターボーカルの新堂さん。サンプル曲は新堂さんが作るが、最終的には全員で完成させるそう。ドラムの島明日香さん(文)は「メンバーそれぞれの好きな曲調の違いを一つにするところが難しい」とオリジナル曲の制作について話した。しかし、完成したときが一番楽しいそう。
バンド活動はライブ抜きにして語ることはできない。ライブについて「客も楽しませないとだめやけど、自分らも楽しまないと」と新堂さん。結成間もないころはテンションが上がってステージを転げまわることもあったそう。「恥ずかしい。聴かせられるもんじゃない」と当時を振り返るメンバーら。しかし、それが出来るのも現在のセツナラが成長した姿だからこそ。力強いが、どこか切ない歌声。それを支えるアグレッシヴなリズム。バンド名の由来でもある彼らの「切ないライン」は、ジャンルを超えた心地よいメロディーを届ける。
就職活動を目前に控えるメンバーもいるが「(バンドを)続けられる間は真剣にやりたい」と島さん。これからの活動にも注目したい。(記者=岩本真侑)
【写真】スタジオでの練習風景(9月12日・神戸市中央区で 撮影=岩本真侑)
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◎大教大に完敗、勝ち点落とす 近畿学生野球リーグ
近畿学生野球秋季リーグ第4節4回戦、神戸大−大教大が10月22日、豊中ローズ球場で行われ、神戸大は2−7で敗れた。2−2で迎えた8回、伊勢本(工・4年)が連打を浴びて3失点。打線も点差を縮めることができず完敗を喫した。これで大教大との対戦成績は1勝2敗1分けとなり、勝ち点を奪われた。【10月22日 神戸大NEWS NET=UNN】
今季を象徴するかのような敗戦だった。ここ一番で得点を奪えないままずるずると回を重ね、最後は投手陣が力尽きる。「最後まで打線が機能せず、点が取れなかった」。こう話す真田主将(国文・4年)の目には涙。神戸大ナインが思い知らされたのは、春季王者との歴然とした実力差だった。
8回に崩れた伊勢本を責めることはできない。前の試合で完璧ともいえるピッチングを披露したエースは、この日は極端に打席の内角寄りに立つ大教大の作戦に苦しめられた。得意のスライダーでカウントを稼げず、思い切った投球ができない。「相手によく研究されていた」(伊勢本)。5回までで6四球、投球数は102。味方打線が追加点を奪えない状況で、すでに疲労はピークに達していた。先頭の岡崎に四球で出塁を許し犠打で塁を進められると、下位打線に3連打を浴びて勝負を決められた。
「何が悪かったのか、(試合を)振り返ってもまだ答えが出ない」と真田は言葉を詰まらせた。しかし、「答え」を出すために残された時間は少ない。最終戦の相手は、実力が拮抗(きっこう)する大市大。「内容が悪くても、とにかく『勝ち』にこだわる」と伊勢本は前を向く。ライバルとの戦いを制し、笑顔で最後を飾りたいところだ。(記者=浅井淳平)
●近畿学生野球秋季リーグ第4節4回戦(10月22日・豊中ローズ球場)
大教大 001 010 032 =7
神戸大 002 000 000 =2
【大教大】岡本、○神山、山本−斎竹
【神戸大】●伊勢本、福井−石浜
【写真】8回、連打を浴びてぼう然とする伊勢本(10月22日・豊中ローズ球場で 撮影=浅井淳平)
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◎一般観覧の希望者募集 KBCC'09決勝、25日に開催
関西ビジネスケースコンペティション(以下KBCC)の2次予選と決勝が10月25日、六甲台キャンパス第2学舎263教室で行われる。2次予選には18日の1次予選で勝ち抜いた8チームが出場する予定。決勝は一般観覧可能。申し込みは名前(フリガナ)、大学名(学部学年含む)、携帯番号・アドレスを添えて、kbcc09_kanran@yahoo.co.jp(件名は「KBCC観覧申込」)まで。【10月20日 神戸大NEWS NET=UNN】
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◎街の中にアートを 神戸ビエンナーレに学生らが参加
10月3日から神戸市内で開催されている「港で出会う芸術祭『神戸ビエンナーレ 2009』」の企画展示に、神戸大の学生らが参加。学生らが制作したオブジェクトは三宮本通商店街に展示され、通り行く人々の目を楽しませている。【10月20日 神戸大NEWS NET=UNN】
「神戸ビエンナーレ」は2年に1度神戸で開催されている芸術文化の祭典。その企画展示の中の一つ「人と人とアートと人と〜三宮・元町プロジェクト〜」に神戸大発達科学部人間表現学科の学生が作品を出展している。
にぎやかな通りにひっそりと隠れている可愛らしいオブジェクトたち。しかしふと見上げると壁からは不気味な手が。
展示のテーマは「かくれんぼ」。その名の通り「さりげない感じで(作品を)置いている」と制作のリーダーを務めた佐藤佑奈さん(発達・4年)は話す。4月から案を出し始め、それぞれが就職活動や部活などで忙しい中、時には泊まり込みで制作する事もあった。
商店街の人々との連携も「寄添い方が難しかった」(佐藤さん)という。商店街の総会に出席して展示の案を相談する必要もあり、少し派手だと難色を示されることもあった。しかし「優しい人が多くて、結構好きなようにやらせてもらえた。ありがたかったです」と協力的だった本町通の店の人々への感謝の思いを話した。
作品について佐藤さんは「もう少しできたかな、と思うところもあったが、展示会場に行ったとき子供たちが作品を見て喜ぶ姿が嬉しかった」と笑顔で話した。お店に沿って作った作品もあり、佐藤さんが梅干し店の店頭に展示した「うめぼしマン」は顔を入れて写真を撮る事もできるという。「ぜひ撮って下さい」(佐藤さん)と一押しの作品だ。
「そんなに難しい事や深い事を考えるのではなく、みんなでお喋りしながら発見して楽しんでほしい」と佐藤さん。普段歩きなれた商店街が会場だからこそ、気軽に楽しめるアートづくりへのこだわりを見せた。
「神戸ビエンナーレ2009」は11月23日まで開催。発達科学部生の作品は10月31日まで展示されている。詳しくは「神戸ビエンナーレ2009」のHP(http://www.kobe-biennale.jp/)まで。(記者=義原由樹子)
【写真上】梅干し店に展示された「うめぼしマン」。顔の部分に穴があいており、写真を撮ることができるようになっている。
【写真下】壁に展示された巨大なお好み焼き。(いずれも10月18日・三宮本通商店街で 撮影=義原由樹子)
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◎「JETTER色」魅せる SYMBOL KOBE Vol.6
京阪神学生ダンスサークル連盟主催の兵庫地区イベントSYMBOL KOBE Vol.6が10月11日、KOBE-ZINKで開催された。神戸大からは、ダンスサークルJETTERが出演。【10月20日 神戸大NEWS NET=UNN】
サークルがそれぞれパフォーマンスを披露する「circle showcase」ではJETTERの30名のメンバーがステージにあがった。ポップ、ロックやハウスなど様々なジャンルのダンスを披露した。「色々なジャンルを融合するのがうちの特徴。うまく出来るよう意識した」とJETTER代表の中出悠貴さん(経営・3年)。曲が変わるのと同時に違うダンスジャンルを披露していた団体が多い中、JETTERのステージはダンスの自然な繋がりを感じさせた。
「SYMBOL KOBE」には毎年出演しているJETTER。今回は新型インフルエンザの影響で、練習時間は約2週間だったという。練習の短さを感じさせないパフォーマンスには歓声が上がる場面も。「大勢の前で発表して、歓声が聞こえたとき楽しいと思える」とダンスについて話した中出さん。今回出演しなかったJETTERのメンバーも応援にかけつけていており、励みになったという。出演後「楽しかった。来年も出たい」と笑顔を見せた中出さんは、イベントを大いに楽しんでいる様子だった。(記者=岩本真侑)
【写真】ダンスを披露するJETTERのメンバーら(10月11日・KOBE-ZINKで 撮影=平塚美由希)
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◎3失点し、2連敗 関西学生サッカー後期第4節
関西学生サッカー後期リーグ第4節、神戸大−関国大が10月18日、姫路獨協大グラウンドで行われた。0−0で前半を折り返した神戸大だったが、後半に3失点を喫し1−3で敗れた。勝ち点を伸ばすことができず、順位を6位に下げた。【10月20日 神戸大NEWS NET=UNN】
●関西学生サッカー後期リーグ第4節(10月18日・姫路獨協大グラウンド)
神戸大 0 0−0 3 関国大
1−3
【神戸大】平岡
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◎学生から見た選挙とは インターン生インタビュー
龍村昭子さん(法・3年)は今年の夏、学生NPO法人ドットジェイピーの提供する議員インターンに参加。インターンシップの一環として8月に行われた衆議院議員選挙の立候補者の選挙活動も経験した。では学生視点から見た選挙現場とはどのようなものだったのだろうか。【10月20日 神戸大NEWS NET=UNN】
普段は学部で法律を学び、法科大学院を目指しているという龍村さん。「政治系の科目もあまりとっていなかったし、他の視野が見えていなかった。色々なことを考えてみたい」と考え、政治の視野を開拓するためにインターンシップに参加した。
選挙期間中は実際に演説会の準備やビラ配り、選挙カーに乗っての活動も行った。そんな中多くの議員とふれ合うことで「日本を良くしようとみんな頑張っている」と実感したという。
龍村さんは、政治や選挙にあまり関心が持てないといわれる最近の学生について、「議員事務所は敷居が高いとか言われるけど、自分が入ろうとしていないのに言うのはおかしい。自分から知ろうとか変えていこうという気持ちがないと変わらないと思う」と政治に対して「受け身」ではなく「積極的」になることの重要性を話した。(記者=田丸瑛梨、原尚吾)
【写真】インターンシップに参加し実際の選挙活動を体験したという龍村さん(9月17日・六甲台キャンパスで 撮影=田丸瑛梨)
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◎1年生コンビが活躍 タッチフットリーグ
関西学生女子タッチフットボール秋季リーグ第3戦、神戸大−京都府大が10月18日に聖和大グラウンドで行われた。神戸大は先制点を許したものの、WR弓山(発達・1年)とWR山崎(発達・1年)の1年生コンビがTDを決め53−24と圧勝。通算成績を3勝0敗とし、東西大学王座決定戦(日本選手権サクラボウルの代表決定戦)出場を決めた。【10月18日 神戸大NEWS NET=UNN】
2人のルーキーがフィールドを疾走した。「練習の成果が出せた」(山崎)、「(TDを決めれて)嬉しい」(弓山)。この試合2人で7つのTDを奪う大活躍。QB佐野(発達・4年)は「それぞれの持ち味を生かしてくれている。成長してほしい」と期待をかける。
試合は先制点こそ奪われたが、その後は神戸大ペースで試合が展開した。山崎は持ち前の足の速さを、弓山は相手との競り合いの強さを発揮。佐野から次々と2人へTDパスが決まった。後半に入っても勢いは止まらずチーム全体で8つのTDを奪い53−24で勝利した。
いよいよ次戦最終戦はリーグ優勝をかけた武庫女戦(11月1日、聖和大グラウンド)。今年の日本選手権で全国一の座をあと一歩の所で阻まれた相手だ。春季は1勝2敗と負け越している。何度となく戦ってきた宿敵を相手に佐野は「この2週間の取り組みが(武庫女戦に)出る」と気持ちを新たにした。(記者=松本尚也)
●関西学生女子タッチフットボール秋季リーグ第3戦(10月18日・聖和大グラウンド)
神戸大 0 20 13 20=53
京都府大 6 6 0 12=24
【写真右】第2Q、同点に追いつくTDを決めたWR弓山(右)
【写真左】相手を置き去りにしTDを決めるWR山崎(10月18日・聖和大グラウンドで 撮影=松本尚也)
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◎【特集】音楽バンドNEXT DOOR 新鋭ロックバンド「ハナクチナシ」
The girl next doorとは、「隣に住んでいるような身近で親しみやすい女の子」という意味。今回取材した4つのバンドは神戸大という身近な場所で育った。あなたの隣のバンド=バンドNEXT DOORのドアをたたいてみよう。第2回は個性の光る3ピースバンド「ハナクチナシ」。【10月18日 神戸大NEWS NET=UNN】
「ハナクチナシ」は、神戸大の2年生3人で構成されるロックバンドだ。彼らの音楽は決してキャッチーではないけれど、独特の雰囲気を作り上げている。それは頭に響くシンプルな連続するメロディ。月3、4本のペースでライブを行いながら神戸・大阪を中心とし、活動中だ。
以前から仲の良かった3人は、一緒に聴いていた曲に衝撃を受け、バンドを結成。それが2008年の4月ごろだという。それぞれ楽器経験があるものの、現在ベースを担当している大前良平さん(国文・2年)は大学に入ってからベースを始めた。バンドスタイルは日々変わっていくそうで、過去にはリコーダーを2つ取り入れていたというから新鮮だ。「リコーダーは2人いてもしゃあないからベースをやりはじめました」と大前さん。彼らと話していても、暑苦しさは決して感じられない。活動の中心となるライブ活動も、「誘いもくるけど、出たいと思えるライブハウスに自分たちから出るようにしている」とマイペース。
負担が大きいのは、活動にかかる費用だという。苦労もありながら彼らが音楽を続けている理由は何なのだろう。「バンドやっていない自分は想像できない」とドラムの北畑壮陽(工・2年)さん。彼らにとって音楽は日常の一部で、続けようと意識するものではない。熱く語る時期を過ぎてしまったようだ。
「情欲のミラーボール」とは、ベースボーカルの大前さん(国文・2年)にとっての「音楽」だ。「(音楽は)人の欲すべてを費やして、ひとつにまとまらずにミラーボールみたいに乱反射しているんです」。彼らの音に触れたい人は10月30日梅田HARDRAINで行われるライブへ足を運んでみてほしい。(記者=岩本真侑)
【写真】ライブ後の「ハナクチナシ」のメンバー(9月8日・大阪のライブハウスで 撮影=岩本真侑)
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◎政治に触れるきっかけに 学生らがイベント開催
神戸大の学生らを中心に、10月25日の神戸市長選の投票率を向上させるためのイベント「政治フリーマーケット『つまみ食い神戸』」が17日、王子動物園ホールで行われた。会場では学生らによる神戸に対する主張や神戸市長選候補者による講演が催され、60人の観客が真剣な表情で聞き入っていた。【10月17日 神戸大NEWS NET=UNN】
主催しているのは、議員へのインターンシップの斡旋(あっせん)を行っているNPO法人ドットジェイピーのインターン生10人。そのうち4人の神戸大生が中心になって運営を行った。
会場には「政治フリーマーケット」と題し、6つのブースを設置。神戸市議と直接意見交換が出来るブースや学生が政治や街づくりに関する主張をするブースなどが用意された。神戸に関するクイズなども行われ、一番多く正解を出した人には賞品が手渡された。
フリーマーケットの合間には、元杉並区立和田中学校校長の藤原和博さんによる講演や神戸大落語研究部のメンバーが政治を絡めた演目を披露した。
イベントの最後に神戸市長選候補者による講演が行われ、観客らは候補者の主張に耳を傾けた。
企画スタッフをしている友人に誘われて来たという19歳の女子学生(関学・1年)は「(政治に対し)イメージが悪かったが、しっかり考えている人がいるんだ、と思った。(20歳になったら)選挙に行きたい」と話した。
学生スタッフのリーダーを務めた川本航平さん(工・4年)は「政治のとっつきにくいイメージをなんとかしたかった。(政治が)好きでも嫌いでもない人にとって、大切なことの1つになれば」と呼びかけた。(記者=伊崎春樹)
【写真】街づくりについて研究した学生の主張(中央)を聞く観客ら。(10月17日・王子動物園ホールで 撮影=伊崎春樹)
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◎エース奮闘も、サヨナラ負け 近畿学生野球リーグ
近畿学生野球秋季リーグ第4節3回戦、神戸大−大教大が10月16日、南港中央野球場で行われた。神戸大は先発の伊勢本(工・4年)が好投するも打線の援護を得られず、1−1の延長13回、暴投でサヨナラ負けを喫した。これで大教大との対戦成績は1勝1敗1分け。4回戦は10月22日に豊中ローズ球場で行われる。なお、22日に予定されていた大市大との第1節4回戦は23日に住之江公園野球場で行われる。【10月17日 神戸大NEWS NET=UNN】
ベンチ総出で喜ぶ大教大の選手らの横、エースはがっくりと肩を落とした。無死3塁で、この日無安打の打者に対して投じた一球。「3塁ランナーが走るのが見えた」。スクイズを警戒し小バウンドさせたボールは、捕手の石浜(発達・3年)のグローブを弾いた。13回を一人で投げ抜いたが、最後は自らのミスで力尽きた。
大学生活で一番の出来だった。積極的に振ってくる大教大打線を相手に緩急をつけた投球で攻め、10奪三振。不調時に崩れ出す原因となる四球もこの日はゼロ。完璧な内容で8回まで無失点に抑えた。
それだけに悔やまれるのが9回だ。一死から上位打線に3連打を浴び、8回に味方が奪った虎の子の1点を守り切れなかった。「気の緩みがあったんかな。あそこで勝ち切れんかったんが甘さやと思う」。試合後、反省の言葉を次々と口にした。
「打つ方がね。一発が出ない」。指揮官は11安打を放ちながら1点しか伊勢本を援護できなかった打線を責めた。リーグ序盤の不調はファーストストライクを見逃すなど思い切りの悪さが原因だったが、今は違う。「打っていきかたを考えないと」と副将の金川(発達・4年)。残り2試合の結果次第で順位は大きく変わる。鍵を握るのは打線の出来だ。(記者=浅井淳平)
●近畿学生野球秋季リーグ第4節3回戦(10月16日・南港中央野球場)
神戸大 000 000 010 000 0 =1
大教大 000 000 001 000 1x=2
【神戸大】●伊勢本−石浜
【大教大】壹岐、森、○岡本−斎竹
【写真】サヨナラ負けを喫し、下を向く伊勢本(10月16日・南港中央野球場で 撮影=浅井淳平)
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