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６０００人以上の命を奪った阪神・淡路大震災。大学生の犠牲者は自宅生も含め、31大学111人に上る。あれから10年…若くして命を断たれた彼らが生きた大学では学生も入れ代わり、震災の風化は止まらない。 では彼らが住んだまちは、下宿はどうなったのだろうか。97年時点では４割の跡地が更地のままだった。今回、取材班は神戸大生、関学生が亡くなった下宿跡37か所を再訪。加えて神戸大に統合された旧神船大生の下宿跡５か所も新たに取材。結果、更地は１か所を除き消滅。ほとんどが区画整理などで他人の住宅、マンション、駐車場そして下宿に変わっていた。そんな被災下宿の10年をまとめた。【震災取材班】  |
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【共同編集】 |
発行日： |
平成17年（2005年）1月11日 |