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神戸大NEWS NET 2006年5月前半のニュース




◎法科大学院入試 志願者数1400人減少

 2006年度の法科大学院の入試で、志願者数が前年度から約1400人減り、募集人員に対する志願倍率が前年度の7.2倍から6.9倍に低下したことが15日、文科省のまとめで分かった。【5月15日 UNN】

 同省によると、募集人員5815人に対し、志願者数は4万341人(前年度4万1756人)。最も倍率が高い大学は学習院大の17.4倍、最低は1.2倍だった。  定員割れは74校中、33校あり、前年度の45校から減少。国立5校、公立2校、私立26校で計252人が欠員になった。

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◎大日岳事故国が控訴 遺族の思い

 北アルプスの大日岳で2000年3月、文部省(現文部科学省)登山研修所主催の冬山研修会に参加した大学生2人が死亡した事故。富山地裁が遺族への損害賠償を命じた訴訟で、被告の国は控訴した。原告のひとりで、亡くなった溝上国秀さん(当時・神戸大文2年)の母・洋子さんは、「息子も山が大好きだったので、研修はぜひ再開してほしい。そのためにも国は責任を認めてほしい」と語った。【5月14日 神戸大NEWS NET=UNN】

Photo  先月26日、原告の勝訴判決の出た大日岳遭難事故。被告の国は5月2日、研修会の講師らの過失を認めて遺族への約1億6700万円の損害賠償を命じた一審の富山地裁判決を不服として、名古屋高裁金沢支部に控訴した。
 2000年3月5日、富山県大日岳で文部省主催の登山研修が実施され、当時神戸大の学生でワンダーフォーゲル部に所属していた溝上国秀さん(当時20)と東京都立大(現首都大学東京)の内藤三恭司さん(当時22)の2人が、雪庇(せっぴ)崩落によって亡くなった。遺族らは、ルートを間違え、雪庇で休憩することを提案した引率講師に責任があるとし、国に対し損害賠償を求めて提訴していた。

 先月発表された勝訴判決に対し、文部科学省は今月2日に高裁に控訴することを発表した。遺族のうち、溝上国秀さんの両親に今の気持ちについて聞いた。「(国に対しては)研修というのは参加して学ぶもの。国は参加者の安全を守る責任がある。なのに事故が起きたことについて国は責任逃れをしている」と、国秀さんの父親の不二男さんは語る。「(裁判資料の)事故調査報告書についても、専門家が見ても不自然な点が多く、国は責任意識が全くない」と肩を落とした。第一審での勝訴判決を受け、「裁判所側が国の責任を認めてくれて嬉しい」と感じたわずか6日後の控訴に、遺族らはやり切れない気持ちをあらわにした。

Photo  亡くなった国秀さんと同じ年代の学生に対しては「このような事故はいつ自分の身に降りかかるか分からない。そのためにもこの事件は風化させたくない」という。「元気なときには実感しなくても、親は子どものことを常に考えている。子どもが親より先に逝くのはとても悲しいこと」と国秀さんの母の洋子さんはあらためて生きることの大切さを強調した。
 現在、文部科学省の山岳研修は実施を見送られている。「息子も山が大好きだったので、山岳研修はぜひ再開してほしい。そのためにも国は責任を認め、二度とこのような事故が起こらないよう裁判でそれを証明したい」と二審に向けての思いを明らかにした。(記者=森田篤、西麻理子、八幡一平、塚本京平)

【写真】国の控訴に思いを語る、故・溝上国秀さんの父・不二男さんと母・洋子さん。(いずれも5月14日・尼崎市の溝上国秀さん宅で 撮影=森田篤)

《主な関連ホームページ》
 「大日岳遭難訴訟 署名活動」
 「大日岳遭難事故を考える」
 
 
《主な関連記事》
 大日岳事故に判決 国に損害賠償命令〜2006年4月27日
 大日岳遭難事故 署名17万7000筆に〜2006年2月11日
 大日岳遭難事故 山頂のポール折られる〜2005年3月29日
 約5万筆の署名を提出 大日岳事故の遺族ら〜2005年3月5日
 きょう署名を文科省に 大日岳事故遺族〜2005年3月4日
 引率講師を不起訴処分 大日岳文部省研修遭難〜2004年6月9日
 大日岳遭難「国は真相を」 故・溝上さんの母 民事裁判にかける〜2004年6月9日
 10万人の署名提出へ 大日岳事故の遺族ら〜2004年3月2日
 溝上さん発見から1ヶ月 仲間と歩いた6年〜2000年8月11日
 溝上さんと家族が確認 大日岳遭難から4か月〜2000年7月12日
 「わずか3メートル」で明暗分かれる 脱出した学生証言〜2000年3月7日
 1960年代、相次ぐ大学山岳部遭難で設置 文部省登山研修所〜2000年3月6日
 ワンゲル部員、立山連峰で遭難 行方不明〜2000年3月5日

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◎京都駅でアカペラライブ 神戸大生も参加
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 日本最大のアカペラストリートライブ「KAJa!2006」が5月13日、京都駅ビル「駅前広場」で開催された。9年目を迎える今回は「極み」がテーマ。学生バンドを中心に20組が参加した。神戸大のアカペラサークル「GhannaGhanna」(ガーナガーナ)のメンバーは、白衣に身を包んでステージに立った。【5月13日 神戸大NEWS NET=UNN】

 「KAJa!2006」実行委員会は、事前に全国から大学生を中心に80組ものアマチュアバンドを募り、最終的に残った20組に当日のステージを用意した。いずれも様々な分野を「極めた」バンドばかりだ。
 駅前での開催ということもあり、雨にも関わらず会場は多数の人で埋まった。通りがかりの人が立ち止まってステージを見つめる姿も見られた。
 自身も同志社のアカペラサークル「One Voice」に所属する実行委員長の竹内愛さんが「お客さんが退屈しないように、いろんなジャンル、長所を持ったバンドを選びたかった」と話すように、今回の選考では技術だけでなく様々な道を「極めた」バンドが選ばれた。
 出演バンドの中でも異彩を放っていたのが白衣に身を包んで登場した「Vertical Suspending Syncopation〜略して馬刺し〜(神戸大・GhannaGhanna所属)」の6人。コント調のストーリーの合間に、アニメソングを熱唱した彼らは演奏後「僕らは技術よりも笑いを『極める』んですよ」と笑顔で話した。
 アカペラサークルに所属する市川未来さん(立命・1年)は「すごくレベルが高かった」と興奮した様子で話した。(記者=岩本洋一、松下真奈美、杉山良)

【写真】人気少女アニメ「プリキュア」の主題歌を熱唱するGhannaGhannaのメンバー。(5月13日・京都駅ビル「駅前広場」で 撮影=岩本洋一)

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◎「人と同じではだめ」 第3回メディア講演会
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 新歓連続講演会「メディアをめざす人へ」(主催=ニュースネット委員会、同OB会、UNN関西学生報道連盟)の第3回が国文B207教室で開かれた。最終回の今回は、現役アナウンサー二人を招いた。対談形式でアナウンサーになるために必要な条件を話しあい、集まった新入生らは真剣に耳を傾けた。【5月12日 神戸大NEWS NET=UNN】

今回の講師はNHKアナウンサーの住田功一さん(1983年経営卒)とフリーアナウンサー(オフィス・キイワード)の川畑亜紀さん(1997年文卒)。住田さんは「おはよう日本」(5、6時台)、「生活ほっとモーニング」などを経て、現在はNHK大阪「かんさいニュース一番」(月〜金、午後6時10分〜7時00分)のキャスターなどを担当。川畑さんは、静岡エフエム放送(K-MIX)アナウンサーを経てフリー(オフィスキイワード)に。現在はKBS京都ラジオ「森谷威夫のお世話になります」(月・火、午前10時00分〜午後1時00分)のアシスタントなどを担当。
 実際のアナウンサーの仕事内容や採用試験、学生時代に必要なことについて講演。住田さんは、学生時代に新聞を読み比べることを勧め、川畑さんは「人と同じではだめ。周りがやらないところをやらない程度まで掘り下げるべき」と助言した。放送業界で求められる人間像について住田さんは「現場で使える人」、川畑さんは「楽しい、頼りになる、ためになるの三要素を持つ人」と伝えた。二人の話に、集まった新入生らは真剣に耳を傾け「アナウンサーも制作関係の仕事に携わるのか」と質問が出た。(記者=西麻理子)

【写真】住田さんと川畑さんの対談に、うなずきながら話を聞く新入生ら。(5月12日・国文B207教室で 撮影=笹川和彦)

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◎硬式野球春季リーグ 奈良大から勝ち点

 近畿学生野球連盟春季リーグ戦が5月10日、南港中央野球場で行われた。神戸大が奈良大に勝利した。リーグ戦は16日に行われる阪大との3回戦を残すのみ。勝利すれば、神戸大はリーグ3位が確定する。優勝は阪南大。【5月10日 UNN】

●近畿学生野球連盟春季リーグ戦(5月10日・南港中央野球場)
▽第1試合
神戸大 000 000 07=7
奈良大 000 000 00=0

【神戸大】○安井、斎藤−余田
【奈良大】●篠原、相楽−松下

▽第2試合
奈良産大 000 000 0=0
阪南大  214 000 x=7

【奈良産大】●林、岡−山戸
【阪南大】○山口、池田、金−南田


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◎12日に第3回講演会 アナウンサーが対談

 ニュースネット委員会が主催する連続講演会「メディアをめざす人へ」の第3回「対談・アナウンサーになるためには」を、5月12日昼休み12時20分から13時00分まで国際文化学部B207教室で開催します。講師はNHKの住田功一さん(1983年経営卒)とオフィス・キイワードの川畑亜紀さん(1997年文卒)。入場無料。予約などは必要ありません。問い合わせはnewsnet@kobe-u.comまで。【4月27日 神戸大NEWS NET=UNN】

 ニュースネット委員会では、新入生歓迎行事の一環として、連続講演会 「メディアをめざす人へ」を開催します。
 第3回では、放送の現場で働く神戸大卒の社員を招いて、メディアの現場で働くためにはどんなことを学生時代に経験しておけばよいか、1年生から準備しておくことはなにか、などマスコミを目指す人、関心のある人必見、必聴の講演会です。

▽5月12日(金)
「対談・アナウンサーになるためには」
担当=住田功一さん(1983年経営卒)、川畑亜紀さん(1997年文卒)
時間=12時20分から13時00分
ナビゲーション=ニュースネット部員
主催=ニュースネット委員会、ニュースネット委員会OB会、UNN関西学生報道連盟

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◎近畿学生野球リーグ戦 奈良大に勝利

 平成18年度近畿学生野球連盟春季リーグ戦の第5節1回戦が5月8日に南港中央野球場 で行われた。神戸大は奈良大に6−1で勝利した。 【5月8日 UNN】

●近畿学生春季リーグ戦第5節1回戦(5月8日 南港中央野球場)
▽第1試合
阪大   001 002 101=5
和歌山大 000 000 002=2
【阪大】○関根−久保
【和歌山大】●坂西、宮田−荒木

▽第2試合
奈良大 000 001 000=1
神戸大 010 102 02x=6
【奈良大】●相楽、篠原−松下
【神戸大】○斉藤−余田

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◎スポーツ紙記者に聞く 連続講演会第2回

Photo  新歓連続講演会「メディアをめざす人へ」(主催=ニュースネット委員会、同OB会、UNN関西学生報道連盟)の第2回が国文B207教室で開かれた。スポーツニッポン新聞社の記者を講師に迎え、スポーツ取材の魅力に迫った。【5月8日 神戸大NEWS NET=UNN】

 「スポーツ新聞記者が語るスポーツの魅力」をテーマに開かれた講演会。講師はスポーツニッポン新聞社に勤務する矢吹大祐さん(2001年経済卒)。矢吹さんはスポーツ紙の系列について説明した上で、自身の体験などを語った。
 記者になるために必要な条件について、矢吹さんは「学生のうちから何か準備が必要というわけではない。ただ、世の中や自分の周囲に対する関心は持つ必要がある」と訪れた新入生に向けて助言した。就職活動の際には「自分なりの軸を持った上で『これだけは負けない』というものを持ってほしい」と伝えた。(記者=森田篤)

●今後の新歓連続講演会の予定
▽5月12日(金)
「対談・アナウンサーになるためには」
担当=NHKアナウンサー(1983年経営卒)、フリーアナウンサー(1997年文卒)
時間=12時20分から13時00分
ナビゲーション=ニュースネット部員
主催=ニュースネット委員会、ニュースネット委員会OB会、UNN関西学生報道連盟

【写真】新歓連続講演会の第2回が開かれ、スポーツニッポン新聞社の矢吹大祐さんが講演した。(5月8日・B207教室で 撮影=西麻理子)

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◎学内ネットワーク障害 一部PC利用できず

 神戸大の情報ネットワークが5月8日午前、鶴甲第一キャンパス内の一部で停止し、コンピュータおよびネットワークの利用に支障が出た。原因はネットワーク機器の故障とみられる。【5月8日 神戸大NEWS NET=UNN】

 学術情報基盤センターの発表によると、停止したのは、国際文化学部・大学教育推進機構・国際コミュニケーションセンターの教育研究系ネットワーク。コンピュータを用いた授業で、ログオンできない、インターネットに接続できないといった支障が出た模様。編集部で確認したところ同日10時過ぎに接続可能になったが、なおも調査・対処中とのこと。詳細は同センターhttp://www.istc.kobe-u.ac.jp/を参照。(記者=笹川和彦)

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◎地域活性化のイベント 軽音JAZZが参加

Photo  「ディオス北千里スプリングジャズフェスティバル2006」が5月6日、吹田市のディオス北千里で開催された。チャリティーコンサート形式で行われたライブには、5大学の学生ジャズバンドが出演。三番手でステージに立った神戸大の軽音楽部JAZZは5曲を演奏し、会場を沸かせた。【5月6日 神戸大NEWS NET=UNN】

 フェスティバルは、アフガニスタン在住の日本人医師へ寄付金を送るため2002年から始まった。発起人はジャズギタリストの竹田一彦さん。当時、北千里での路上ライブを盛んに行っていた関大、大阪外大のジャズバンドと共にフェスティバルを開催した。4年目の今年は、会場で集めた募金を赤十字社を通じて西アフリカへ送る。より多くの学生に参加してほしいと関大が呼びかけた結果、今年から新たに神戸大、関学、大阪音大のジャズバンドが加わった。
会場には市民や学生ら約100人が集まった。

 神戸大の軽音楽部JAZZからは、5人のメンバーが初参加。ライブに向けて一か月間、練習を重ねた成果を披露した。
 ドラムの稲田和さん(発達・4年)は「もともとは別のイベントに出演するために結成されたバンドだった。(知り合いでフェスティバルへの参加を呼びかける)関大の人から誘われ、出ようと思った」と話した。演奏の合間には、楽しませる演出で観客の笑いを誘う。ライブの手応えについて「楽しいステージだった。チャンスがあれば来年、後輩にも出てほしい」という。
 イベントを管理する千里北センター株式会社の山澤宏幸さんは「(ステージで演奏した)学生がプロへ転向し、ここでまたライブしてくれたら」と話す。フェスティバルを通して、地域の活性化や、チャリティーの普及につながることも期待されている。(記者=森田篤、入江敦央、奥井麻記子、中野雅美)

【写真】5大学が出演したジャズフェスティバルに軽音楽部JAZZが参加。会場を盛り上げた。(5月5日・吹田市のディオス北千里で 撮影=森田篤)

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◎二部昇格ならず 関西学生ソフトボール

Photo  関西学生ソフトボールリーグの二部昇格をかけた三部優勝決定戦と入替戦が5月5日、万博記念公園スポーツ広場で行われた。第一試合の優勝決定戦で大経大に7-9で敗れた神戸大は、最後の望みを入替戦に託すが、第二試合の勝者である流科大に5-14で敗退。二部昇格はならなかった。【5月5日 神戸大NEWS NET=UNN】

 勝てば二部昇格、負ければ入替戦で結果を争う第1試合。
 序盤から点の取り合いになったこの試合は二回、神戸大の先発鈴木が四球からリズムを崩し、二点適時打で先制を許してしまう。しかしその裏、神戸大は森本の右前適時打をきっかけに4得点し逆転に成功。四回にも鈴木は四球でためた走者を返され逆転を許すが、すぐにその裏二死三塁から柴田が右前適時打を放ち同点。試合を再び振り出しに戻す。
Photo  結末は五回、鈴木の投球の乱れから神戸大は4点のリードを許してしまい、反撃も及ばず7-9でタイムオーバーを迎え、試合終了。二部への自動昇格の望みを断たれた。
 神戸大の小出主将(発達・3年)は第1試合終了後「最悪の(試合)内容だった」と一言。「チームの悪い部分が全部出てしまった。とりあえず次の試合に(負けを)引きずらないように、選手一人ひとりに話をしたい」と淡々と話した。

 続けて第4試合に行われたのは入替戦。神戸大は三部降格がかかる流科大と激突した。
 互いに後がないこの試合、神戸大は再びエース鈴木に先発を託す。鈴木は粘りのピッチングを展開するものの、流科大の猛攻を受け4回表を終え1-7と大きくリードを広げられる。意地を見せたい神戸大は4回裏に柴田、北野の連続適時打などで4点を返すが、5回にはここまでマウンドを守ってきた鈴木がついに力尽き、一挙7点を入れられ試合終了。二部昇格の夢はついえた。
 この試合で引退となる唯一の4年生森本(理学部)は「(4年間は)とても早かった。後輩達にはチームワークよくやってほしい。きっといいチームになれる」と話した。
 小出主将は「ここまでは勢いで勝っていたが、今日は実力がそのまま出てしまった」と振り返ったうえで、「これからは一人ひとりが何をすべきか理解し、行動していくことが必要。それができればおのずからチームの実力も上がり、二部も近づいて来る」と今後の課題をあげた。(記者=森田篤、塚本京平)

Photo ●第38回関西学生ソフトボールリーグ戦(5月5日・万博記念公園スポーツ広場)
▽第1試合(三部リーグ優勝決定戦)
大経大 020 34=9
神戸大 040 12=7
【大経大】○阿南-川濱
【神戸大】●鈴木-北野

▽第4試合(二部三部入替戦)
流科大 130 37=14
神戸大 100 40=5
【流科大】○浅田-徳山
【神戸大】●鈴木-北野

【写真上】二試合完投し、粘りの投球を見せた投手鈴木。(5月5日・万博記念公園スポーツ広場で 撮影=森田篤)
【写真中】第4試合四回裏 柴田の安打で本塁へ突入する鈴木。
【写真下】第4試合終了後 悔しさをにじませる小出主将(写真左)と唯一の4年生森本。(いずれも5月5日・万博記念公園スポーツ広場で 撮影=塚本京平)

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◎奨学金受給学生 過去最高の41.1%に

 毎日新聞が4月29日付の朝刊で伝えたところによると、奨学金を受ける大学生が過 去最高の41.1%となったことが4月28日、日本学生支援機構の行った調査で分かった 。【5月4日 UNN】

 奨学金を受ける大学生の割合は02年度の21.2%から10ポイント近く伸びて過去最 高の41.1%に達した。

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◎レイバンズ新人 大園樹に聞く

Photo  1988年2月23日生まれ。小学校時代にアメフットと出会い、早くも全国制覇を成し遂げた。高校では関西大倉高校を関西制覇に導き、さらにはオールジャパン、全国ベストイレブンにも選出された。神戸大に現役で入学した大園樹(おおぞのひろき)。抜群の経歴を持つレイバンズ期待の1年生に、アメフットへの熱い思いを聞いた。【5月2日 神戸大NEWS NET=UNN】

アメフットを始めたきっかけは?―――――
 小学校3年の時に先輩に誘われて始めました。それまでアメフットを見たことはなく、どんな競技かも知りませんでした。

アメフットをしていることについて両親は?―――――
 小学校から続けていますが親はとても協力してくれています。アメフットができるのは親のおかげなので、感謝の気持ちを忘れたことはありません。

Photo アメフットの魅力は?―――――
 気持ちのぶつかり合いであり、チームで協力して戦うスポーツであることに魅力を感じます。個人的にはロングパスを受けたときの気持ちよさが一番ですね。ケガを怖がっていては何もできません。

記憶に残っている試合、ワンプレーは?―――――
 高3の関西大会1回戦、関西学院高校との試合、ロングパスを受けてTDを決めたことがとても印象に残っています。

入学して一ヶ月ほどたちますが、レイバンズの雰囲気はどうですか?―――――
 先輩方はすごくいい人たちばかりで、僕以外にも強力な1年生が多数入ってきてくれました。練習に対する気合いもすばらしく、チームはとても良い状況になってきていると思います。

ポジションにこだわりは?―――――
 小学校からずっとWRという同じポジションでやってきています。高校の頃少しやっていたSFで、ディフェンス側として全国のベストイレブンに選ばれたこともありますが、自分はオフェンスの方が似合っていると思います。ただ、オフェンスとディフェンスが完成したチームでないと試合に勝つことはできません。

ライバルは?―――――
 関西学院大学DBの和田君です。雑誌のインタビューで(彼がライバルとして)僕の名前を出してから、意識し始めるようになりました。チームとしては京都大学。同じ国立大として負けたくないという思いが強いです。

チーム、個人の目標は?―――――
 チームはもちろん甲子園出場。個人的な目標よりもチームが勝つことが一番大事です。

(聞き手=塚本京平、西田健悟)

《追加》記事リード文に追加文を加えました。(編集部 2006年5月7日午前1時15分入力)

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◎広告業界にせまる 連続講演会第1回

Photo  新歓連続講演会「メディアをめざす人へ」(主催=ニュースネット委員会、同OB会、UNN関西学生報道連盟)が国文B207教室で開かれた。第1回は、広告会社に勤務経験のあるニュースネット委員会OBが、業界の魅力や学生生活について語った。【5月1日 神戸大NEWS NET=UNN】

 講師は副野吉史さん(99年経済卒)。在学中はUNN関西学生報道連盟で広告局長を務めており、当時の経験が現在に生きていると振り返る。「学生時代は4年間しかない。ここでどんな経験を積んだか(他人に)語れるようになることが大事」と新入生に向けてアドバイスした。
 広告は、印象次第で商品の売り上げを大きく左右する重要な媒体だ。「記憶に残る広告には、それだけの制作費や手間が必要になる」と説明し、知名度の高いCMや、タレントを起用した広告について製作者の視点から解説した。
 広告業界の魅力は、特定のクライアントに限らず幅広い業界と向き合える点だという。「一見すると地味な仕事だが、成功したときに喜んでもらえる」と自身の経験を踏まえて説明した。
 参加者の「広告業界などで学歴は関係あるのか」との質問には「就職活動中は多少、学歴が問われることはあるが、入社後は全く関係ない」と回答。学部の違いは、業界の就職率に影響しないと強調した。

 第2回は5月8日(月)12:20〜13:00まで、大手スポーツ紙記者をゲストに迎えて開催予定。会場はB207教室。テーマは「スポーツ新聞記者が語るスポーツの魅力」。(記者=森田篤)

【写真】新歓連続講演会が行われ、約10人が耳を傾けた。(5月1日・国文B207教室で 撮影=西麻理子)

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