神戸大で慰霊献花式　遺族、教職員らが追悼
2017年1月19日　記者＝内田勇希

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【写真】神戸大震災慰霊献花式で、慰霊碑の前で手を合わせる武田廣学長（１７日　撮影＝瀧本善斗）

　阪神・淡路大震災で被災した学生、教職員を追悼する、神戸大震災慰霊献花式が１７日、六甲台第１キャンパスで行われた。

　遺族や大学関係者が式に参列し、慰霊碑の前で黙とうを捧げ、白い菊を献花した。

　平日の開催だったが、昨年に比べて多くの参加者がみられた。２２年の月日を重ねた今も、当時とは変わらない犠牲者への思いを分かち合った。

　竸（きそい）基弘さん＝当時（自然科学研究科・博士前期）＝を亡くした母・恵美子（えみこ）さんは、「同じ悲しみを抱えている他の遺族の方々と語り合える機会があるのは、とてもありがたい。このような式典をこれからも開催し続けてほしい」と話した。