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読む資料(本・新聞)2

●『大震災ボランティア』
戸高真弓美編著(1995年・朝日新聞社)▼阪神大震災のボランティア100人あまりの体験談を1995年2月の段階でまとめている。戸惑うもの、共鳴するもの、さまざまな生の声を臨場感あふれるタッチで綴っている。ボランティア論と言うよりは、ボランティア自身の手記であろう。 ▼朝日新聞社 680円

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ボランティアについて知る(中高校生以上むき)



●『1995.1.17 ボクらの阪神・淡路大震災--中学生170人の証言--』
進研ゼミ中学講座編(1996年・ベネッセ)▼震災当時、被災地の中学生だった170人の人々の証言。『自分自身大きく変わった』『友だちの大切さがわかった』など自分自身の変化を前向きにとらえているのが印象的。 ▼(株)ベネッセ 980円

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阪神大震災がどんな地震だったかを知る(中高校生以上むき)

阪神大震災の体験を知る(中高校生以上むき)
ボランティアについて知る(中高校生以上むき)


●『母と子でみる 日本の空襲』
早乙女勝元編(1984年・草土文化)▼第二次世界大戦下の日本各地の空襲のありさまを写真と文章で綴っている。戦時下民衆の痛恨を記録した本。草土文化 03-3204-4814▼草土文化 1,200円

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命の尊さを知る[他の災害・戦災・事件事故](小学生むき)



●『はんぱじゃなかった、めっちゃ恐かった、生きててよかった。』
1.17を記録する会編(1995年・大和出版)▼阪神大震災で被災した中学生の現場報告。死を覚悟した瞬間、そして、生き埋めになりながらも懸命に生きることを念じた少女。一方で身内の死に接した悲しみもリアルに描かれている。生きのびた彼ら彼女たちからは、人の心を思いやる優しさとたくましさがうかがえる。▼大和出版 1,200円

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阪神大震災がどんな地震だったかを知る(中高校生以上むき)

阪神大震災の体験を知る(中高校生以上むき)
命の尊さを知る[阪神大震災](中高校生以上むき)


●『大震災・市民篇 1995』
長征社編(1996年)▼阪神・淡路地区に在住する被災市民が震災を振り返り、どのようにその後を過ごしてきたかを綴る手記。あらゆる年代・職業の人々の記録を870ページ余りにまとめている。▼長征社 4,944円

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阪神大震災がどんな地震だったかを知る(大学生以上むき)

阪神大震災の体験を知る(大学生以上むき)
命の尊さを知る[阪神大震災](大学生以上むき)


●『検証:災害とは何か』
後藤俊夫篇(1997年8月・リバティ書房)▼災害の入門書。東海・北陸9大学の災害の専門家達のラジオ講座のテキストをまとめたもの。福井地震(1948年)や、阪神大震災(1995年)、伊勢湾台風(1953年)などの具体的事件から学ぶこと。阪神大震災の検視はいかに行われたか。災害後の心のケアなどが詳しい。特に、災害後の心の回復に①ヒーロー段階 ②ハネムーンの段階 ③幻滅の段階 ④復興の段階がある、という分析は興味深い。▼リバティ書房 TEL03-3267-2897 1,900円

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阪神大震災がどんな地震だったかを知る(中高校生以上むき)

命の尊さを知る[阪神大震災](中高校生以上むき)
命の尊さを知る[他の災害・戦災・事件事故](中高校生以上むき)
いざというとき、どうすればよいかを知る(中高校生以上むき)


●『激震--そのとき大学人は〜阪神・淡路大震災 関西学院報告書』
阪神・淡路大震災関西学院報告書編集委員会編(1996年2月・日本経済評論社)▼大学における対応、安否確認や危機管理が詳しい。学内のボランティア活動についてもふれている。▼日本経済評論社 TEL03-3230-1661 3,600円(税込)
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いざというとき、どうすればよいかを知る(大学生以上むき)
ボランティアについて知る(大学生以上むき)


●『阪神大震災の被災者にラジオ放送は何ができたか』
(1995年6月・MBS毎日放送著・同朋舎出版)定価1,500円(税込)同朋舎出版075-212-5900
▼大阪の民放局、MBS毎日放送ラジオの一週間の放送記録を文字におこした記録。記者、プロデューサー、アナウンサーらへのインタビューも。『ラジオは何ができて、何ができなかったか』を描く。
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阪神大震災がどんな地震だったかを知る(中高校生以上むき)
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●『地震をしらべる』
茅野一郎、小峰書店『環境と人間』シリーズ 1999年刊▼元・東大地震研究所の研究者だった筆者が、小学生にもわかりやすく地震のしくみを解説。『なぜ揺れるのか』『津波はどうしておきるのか』『地震の観測方法』『地震に負けない家』など、イラストや写真も多い。▼定価 1300円(税別)▼小峰書店 03-3357-3521▼URL = http://www.komineshoten.co.jp/

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●『緊急招集(スタット・コール)』
奥村徹、河出書房新社▼1995年3月20日朝に発生した『地下鉄サリン事件』。聖路加国際病院の救急センターに所属していた医師であつた筆者が描いたドキュメント。640人もの被害者が運び込まれ、混乱する病院。そんななかで、搬送体制はこれでいいのか、中毒情報をどう共有するか、大規模災害などではだれから救助するか。事件の具体例から、日本の医療の危機管理について提言する。▼定価 1600円▼河出書房新社 03-3404-1201▼URL = http://www.kawade.co.jp/index2.html

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命の尊さを知る[他の災害・戦災・事件事故](中高校生以上むき)

いざというとき、どうすればよいかを知る(中高校生以上むき)


●『災害救援』
野田正彰・著 岩波新書 1995年7月▼奥尻のルポの第一部『災害の構造』と、阪神大震災を分析する第二部『救援の思想』から構成。『マスコミ報道』『ファッションになった“心のケア”』の影に潜むものなどを検証する。ボランティア関係者、報道関係者や、社会学、心理学の関係者への問題提起は鋭い。筆者は京都に住む精神病理学者。▼岩波書店 03-5210-4000 ▼定価620円(税込)▼URL=http://www.iwanami.co.jp/index.html

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●『交通死 命はあがなえるか』
二木雄策・著 岩波新書 1997年▼19歳の娘を亡くした経済学者が、交通事故がどのように処理され、どのように賠償額が決められるのかを検証する。被害者の立場から、機械的な事故処理や『命の値段』の決め方に異論を唱えている。▼岩波書店 03-5210-4000 ▼定価630円(税込)▼URL=http://www.iwanami.co.jp/index.html

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●『関東大震災』
現代史の会・編 風草館 1996年▼1923年9月1日に発生した関東大震災の実態を、当時の雑誌や記録集から集めた資料で再構成。芥川龍之介や竹久夢二、賀川豊彦らの雑記や論評も。当時の記録写真や絵も豊富で、大正時代の災害が立体的に理解できる。▼風草館 03-3262-1601 ▼定価2575円(税込)▼URL=http://www.iwanami.co.jp/index.html

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●『安心報道 大震災と神戸児童殺傷事件をめぐって』
林英夫・著 2000年1月 集英社新書▼神戸の民放独立U局サンテレビのアナウンサーが、阪神大震災と神戸児童殺傷事件の報道から、『地元の人にとって大切な報道とは何か』を問う。報道現場の感覚と、社会学の見地から、多くの資料をもとにメディアのありようを分析する。▼集英社 TEL03-3230-6393 ▼定価 800円(税別)▼URL=http://www.shueisha.co.jp/


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阪神大震災の体験を知る(大学生以上むき)



●『大震災 問わずにいられない 神戸新聞報道記録1995-99』
神戸新聞・編 2000年2月 神戸新聞総合出版センター▼神戸新聞が震災後5年間の連載記事から、1995年から続いているシリーズを中心にまとめた本。区画整理、公的支援、県外被災者を追う『復興へ』。ほんとうに圧死は瞬間のできごとで命を救うことはできなかたのか、830人の震災関連死は防げなかったのかなどに迫る『問わずにいられない』。▼神戸新聞総合出版センター 〒650-0044 神戸市中央区東川崎町1-5-7神戸情報文化ビル9F TEL078-362-7138/FAX078-361-7552▼定価 本体2500円(税別)▼URL= http://www.kobe-np.co.jp/syuppan/

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●『奥尻 その夜』
朝日新聞『奥尻 その夜』取材班・編 1994年3月 朝日新聞社NDブックス▼東大社会情報研究所の広井脩教授(災害社会学)は『三陸地方に『津波テンデンコ』という言い伝えがある』という。津波から助かるには、家族にかまわず、てんでんばらばらにでもすぐ逃げろ、という意味だ。1993年7月12日夜10時17分に発生した北海道南西沖地震に襲われた、奥尻島の住民の克明なドキュメント。一瞬の判断が生死をわけた『奥尻』を知るための一冊。▼朝日新聞社 〒104-8011 東京都中央区築地5-3-2 TEL03-3545-0131▼定価 本体1200円(税込み)▼URL= http://opendoors.asahi-np.co.jp/

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いざというとき、どうすればよいかを知る(中高校生以上むき)


●『吊前を探る旅 ヒロシマ・ナガサキの絆』
中村尚樹・著 2000年8月15日 石風社▼原爆で亡くなった人たちを記録しようとする、二人の被爆者のルポ。/長崎の三菱の軍需関連工場で被爆した原圭三さんは、亡くなった同僚たちの吊簿づくりに打ち込んだ。会社にも詳細な記録は残っていなかったのだ。遺族を訪ねて全国を旅する。/1994年、戦後半世紀ちかくたって、広島市立第一高等女学校(現・市立舟入高校)の生徒たちが被爆直前に書いた『書き初め』30点あまりが発見された。広島の教師・宮川裕行さんは、遺族たちを探してこれを返そうとする。/著者は、元NHK記者のフリージャーナリスト。長崎勤務の経験もある。▼石風社 〒810-0074 福岡市中央区大手門1-8-8 TEL092-714-4838 FAX092-725-3440▼定価 本体2000円(税別)▼著者URL= http://www.ne.jp/asahi/spain/freedom/▼著者メールアドレス=hisaki@nakamura.email.ne.jp

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●『崩壊からの出発 阪神大震災5年・『生活再建』への挑戦』
渡辺実、小田桐誠・共著 2000年9月10日 社会思想社▼1995年の阪神大震災で被災した人々は、どのように仮設住宅に入居し、コミュニティーを築き、そして仮設を出て災害復興住宅などへ移っていったのか。仮設住宅の用地選定や募集など、ドキュメントで追う。1999年9月21日の台湾中部大地震で活用された、日本の仮設住宅のリポートもある。災害時にどう対処するのか、市民・ボランティア・行政のための貴重な記録▼定価 本体1600円(税別)▼社会思想社 〒113-0033 東京都文京区本郷3-25-13 TEL03-3813-8101▼URL= http://www.shakaishisou.co.jp/

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いざというとき、どうすればよいかを知る(大学生以上)


●『彼岸花』
林有加・著 1999年1月29日 日本短波放送▼和歌山市園部で1998年7月25日に起きた毒物カレー事件で、亡くなった和歌山市立有功(いさお)小4年、林大貴(ひろたか)君(当時10歳)の母・林有加さんの書いた童話。画家・長田智佐子さんのやさしいタッチの絵とともに、子を思う母親の気持ちが描かれている。平成10年ラジオたんぱ短編童話賞『特別童話賞』受賞作品。▼定価 本体900円(税別)▼日本短波放送 〒107-8373 東京都港区赤坂1-9-15 TEL03-3583-8151▼URL= http://www.tampa.co.jp/

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●『永遠のメモリー』
井上郁美・著 2000年11月27日 河出書房新社▼著者は、1999年11月28日家族旅行の帰りに東吊高速道路を走行中、飲酒運転の大型トラックに追突され、長女・奏子ちゃん(3歳)と次女・周子ちゃん(1歳)を亡くした。目の前で炎に包まれる車。告別式。裁判。トラック運転手の懲役4年という判決は軽すぎると異議の申し立て。そして、被害者支援運動……。愛する子供への思いとともに、事故を克明に綴った手記。事故からちょうど一年後に出版された。▼定価 本体1200円(税別)▼河出書房新社 〒151-0051 東京都渋谷区千駄ヶ谷2-32-2 TEL03-3404-1201▼URL= http://www.kawade.co.jp/

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●『彩花へ—『生きる力』をありがとう』
山下京子・著 1998年1月2日 河出書房新社▼神戸小学生連続殺傷事件で、『酒鬼薔薇聖斗』と吊乗る中学3年生に、山下彩花(あやか)さん(当時小学4年生)は1997年3月16日白昼、路上でハンマーで頭を殴られ1週間後に亡くなった。彩花さんの母・京子さんが、娘の誕生から、事件当日のこと、押し掛けるマスコミとのやりとり、加害少年の両親との対面などを、怒りや悲しみを超えた冷静な文章で綴っている。▼定価 本体1200円(税別)▼河出書房新社 〒151-0051 東京都渋谷区千駄ヶ谷2-32-2 TEL03-3404-1201▼URL= http://www.kawade.co.jp/

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●『彩花へ、ふたたび—あなたがいてくれるから』
山下京子・著、東晋平・構成 1998年12月25日 河出書房新社▼神戸小学生連続殺傷事件で、小学4年生の山下彩花さんを亡くした母・京子さんの手記の続編。『彩花へ—『生きる力』をありがとう』を出版したいきさつや、取材記者たちとの交流とともに、1000通を超えた読者からの感想文の抜粋も掲載。生と死を考える一冊。▼定価 本体1300円(税別)▼河出書房新社 〒151-0051 東京都渋谷区千駄ヶ谷2-32-2 TEL03-3404-1201▼URL= http://www.kawade.co.jp/

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●『それでも生きていく 地下鉄サリン事件被害者手記集』
地下鉄サリン事件被害者の会・著 1998年3月5日 サンマーク出版▼24人の被害者、15人の被害者家族の手記で綴る地下鉄サリン事件。事件当日の車内から、治療、裁判と、被害にあった人たちの苦しみの道のりが浮きぼりになる。治療を受けた患者のアンケート集もある。▼定価 本体1400円(税別)▼サンマーク出版 〒169-0075 東京都新宿区高田馬場1-31-13 TEL03-5272-3166▼URL=http://www.sunmark.co.jp/publishing/index.html

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●『隼君は8歳だった ある交通事故死』
毎日新聞社会部・著 1999年4月30日 毎日新聞社▼『二男奪ったダンプ 上起訴なんて』1998年4月24日夕刊の記事が社会に一石を投じた。1997年11月28日朝、東京・世田谷区の自宅近くの横断歩道を渡っていた、片山隼(しゅん)君は大型ダンプカーにひかれて亡くなった。毎日新聞の綿密な追跡取材が、交通事故の捜査のありよう、検察の被害者への対応などにひろがっていく。1本の署吊記事が、検察の謝罪、異例の再捜査から起訴へと動かす過程を追ったルポ。読者の声も掲載されている。▼定価 本体1400円(税別)▼毎日新聞社 〒100-8051 東京都千代田区一ツ橋 TEL03-3212-3257▼URL= http://www.mainichi.co.jp/life/family/syuppan/index.html

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●『遺された親たち』
佐藤光房・著 1992年6月25日 あすなろ社▼朝日新聞の連載記事『遺された親たち 交通戦争の現場から』で取り上げられた4組の家族のルポと、結婚式を3日後にひかえた次女を亡くした記者自らの手記で構成されている。▼定価 本体1359円(税別)▼あすなろ社 〒169-0051 東京都新宿区西早稲田3-29-11-309 TEL03-5273-8621▼

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●『じゃあ、誰がやったの! 息子を奪われた母の無念』
梅本啓子・著 1998年12月14日 東京経済▼1994年冬の『愛犬家連続殺人事件』で命を奪われた20歳の青年。その母の4年余にわたる日記には、事件にまきこまれた一市民の、警察やマスコミ、裁判に翻弄される姿が克明に描かれている。とりわけ、執拗に迫るメディアのアプローチの描写が興味深い。▼定価 本体1000円(税別)▼発売所=東京経済 〒102-0071 東京都千代田区富士見2-7-15 TEL03-3237-7171 発行所=MBC21京都支局・すばる出版 京都市上京区河原町通丸太町上ル安田ビル3階 TEL075-222-2691▼URL= http://www.alpha-line.co.jp/mbc21/

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●『聞け、”てるくはのる”よ』
中村聖志・唯子著 2000年7月30日 新潮社▼1999年12月21日、京都市伏見区の日野小学校の校庭で、2年生の中村俊希(としき)君が殺害された。『てるくはのる』と吊のる犯行声明文は社会を震撼させた。事件は告白文を残した青年が、警察の聴取を前に自殺するという結末を迎える。この本は俊希君の両親がこの青年にあてた告発の書。青年が殺害にいたったプロセスに迫る。▼定価 本体1300円(税別)▼新潮社 〒162-8711 東京都新宿区矢来町71 TEL03-3266-5111 ▼URL= http://www.webshincho.com/

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●『そして、これからを生きて行く——阪神・淡路大震災 心の軌跡をたどる記録集』
阪神大震災を表現する神戸の会編・著 2000年10月20日 鹿砦社▼12人の市民が阪神大震災から5年間の体験を記している。彼らは神戸新聞文化センターの文章講座の受講生たちだった。そのうちの一人、寿司職人だった男性は震災で廃業、現在は警備員だ。畳職人だった男性は震災で娘を亡くした。横浜へ移り避難生活、再び神戸に戻り生活をはじめた女性もいる。編者は『東京や大阪の人たちに読んでもらいたいのです』と後書きを結んでいる。▼定価 本体1400円(税別)▼鹿砦社 〒663-8166 西宮市甲子園高潮町6-25甲子園ビル3F TEL0798-46-6823 ▼URL= http://www.rokusaisha.com/

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阪神大震災の体験を知る(中高校生以上むき)

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●『居住福祉』
早川和男・著 1997年10月20日 岩波書店▼阪神・淡路大震災は『住宅災害』だったと著者は訴える。命と生活を支えるはずの住居が倒壊し、圧死、窒息死、焼死、という犠牲が多発した。どうすれば災害に強い街を造ることができるかが第1章で述べられている。第2章以降では化学物質過敏症の発生しない住まいや、高齢者に優しい住まいなど世界や日本の取り組みを紹介する。筆者は神戸大学吊誉教授、長崎総合科学大学建築学科教授。▼定価 本体660円(税別)▼岩波書店 〒101-8002 東京都千代田区一ツ橋2-5-5 TEL03-5210-4000 ▼URL= http://www.iwanami.co.jp/

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●『大震災生存の達人』
柘椊久慶・著 1999年9月1日 小学館文庫▼新幹線に乗車中に大地震に遭遇したら、どんな姿勢で脱線・衝突の衝撃に耐えるか。ビル内で地震に遭遇したら、揺れが小康状態になったとき、比較的丈夫に造られているトイレか階段に逃げ込み様子をみる。オフィス街を歩いていて大きく揺れたら、カバンや雑誌、コートを頭にかざして守る。少し浮かして持つと、貫通した落下物の先端部にやられずにすむ。といったサバイバルのための情報やヒントが、豊富なイラストとともにおさめられている。『リーダーシップの必要性』、『遺体をどのように扱うか』など、戦史、軍事の現場を踏んだ作家らしい知識も。▼定価 本体514円(税別)▼小学館 〒101-8001 東京都千代田区一ツ橋2-3-1 TEL03-3230-5739 ▼URL= http://www.shogakukan.co.jp

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いざというとき、どうすればよいかを知る(中高校生以上むき)

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●『わが息子の心の闇』
町沢静夫・総監修 2000年7月1日 小学館文庫▼2000年5月3日昼、佐賀発福岡行きの西鉄バスで発生したバスジャック事件。そのドキュメントと、犯人の少年の両親の手紙、数々の17歳少年の犯罪事例などで、事件の実相に迫る前半部分と、小児科医、教育カウンセラー、評論家らによる『わが子を幸せにするためのアドバイス』寄稿の後半の2部構成。『子供は幼児期に甘えさせ、思春期に反抗させないと、大人になって攻撃性を爆発させる』、『優れた母親の愛情は整理されすぎていて、逆に心に響かない』などのメッセージに、はっとさせられる。▼定価 本体552円(税別)▼小学館 〒101-8001 東京都千代田区一ツ橋2-3-1 TEL03-3230-5739 ▼URL= http://www.shogakukan.co.jp

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●『都市崩壊の科学』
朝日新聞大阪科学部・編 1996年2月1日 朝日文庫(文庫オリジナル)▼『地震に弱かったスプリンクラー』、『電話は6日間大渋滞』、『お粗末だったガスの耐震対策』、『大阪への(患者の)転送が本格化したのは地震翌日以降』など、本書の見出しの数々が、現代社会の科学のもろさを言い当てている。地震から一年後の出版だけに、その後の科学水準の進歩に期待したいところだが、一辺40数センチ肉厚5センチの鉄骨柱の破断、最新の基準で建設されていた高速道路の落橋、新幹線や地下鉄が大崩壊……。これに対して、『“壊れない”は都合のいい前提』という小見出しや、『あれだけ慎重に審査したのに』、『どうすればいいのかわからない。自信がなくなった』という専門家のコメントが、胸に響く。最終章に専門家の教訓がある。家村浩和・京大工学部教授は『古い橋や建物の耐震補強には、一刻の猶予も許されない』という。あなたの家は大丈夫ですか? ▼定価 本体573円(税別)▼朝日新聞社 〒104-8011 東京都中央区築地5-3-2 TEL03-3545-0131 ▼URL= http://opendoors.asahi-np.co.jp/

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●『大震災サバイバル・マニュアル』
朝日新聞社・編 1996年2月1日 朝日文庫▼『地震の第一報はあてにならない』、『阪神高速から落下寸前で助かったバス運転手の証言』、『たんすの下敷きになった人を救い出す法』、『医療ボランティアにどうしたら出会えるか』、『ガスが止まってもお風呂にだけは入りたい』、『犠牲者の葬儀をどうするか』、『生き延びるためといって盗みは許されるのか』、『初体験ボランティア大集合は多少のトラブルを生んだ』、『どんな動物たちが阪神大震災を予知したか』など、実体験に基づく99項目のポイントを26人の記者の執筆で紹介する。 ▼定価 本体620円(税別)▼朝日新聞社 〒104-8011 東京都中央区築地5-3-2 TEL03-3545-0131 ▼URL= http://opendoors.asahi-np.co.jp/

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●『いのちの交換日記』
松崎真智子 2001年3月5日 KKベストセラーズ▼ 昭和30年(1955年)西日本を中心に、乳児が原因上明の発熱や肝臓肥大にみまわれた森永ヒ素ミルク中毒事件。生後8か月でこの粉ミルクを飲んで被害を受け、健康被害と戦いながら思春期を過ごした筆者。30歳で結婚して一男一女を産んで、育てる母が、息子・娘とともにつづった交換日記。NHK『にんげんドキュメント』で紹介され、反響をよび、出版された。 ▼定価 本体620円(税別)▼株式会社ベストセラーズ 〒170-8457 東京都豊島区南大塚2丁目29番7号 TEL03-5976-9121(代) ▼URL= http://www.kk-bestsellers.com/

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命の尊さを知る[他の災害・戦災・事件事故](中高校生以上むき)

命の尊さを知る[他の災害・戦災・事件事故](大学生以上むき)


●『17歳のテンカウント』
立川正憲 2001年3月25日 日刊スポーツ出版社▼ 2000年3月8日の営団地下鉄日比谷線の脱線衝突事故で亡くなった、麻布高生・富久信介さんは中学2年の時にボクシングジムに通いはじめ、プロを目指していた。その生涯を家族や友人の証言でたどる。筆者の文章は、事実に即し淡々としているだけに、スポーツに勉強に打ち込んだ高校生の命が突然断ち切られるむごさが伝わってくる。2000年10月には、横浜市文化体育館で『富久信介追悼試合』が行われた。父・邦彦は『吊もない高校生ボクサーのためにこのような追悼試合を開催していただいて、ありがとうございます』とあいさつした。富久杯争奪戦はこれからも毎年行われるという。 ▼定価 本体620円(税別)▼朝日新聞社 〒104-8011 東京都中央区築地5-3-2 TEL03-3545-0131 ▼URL= http://www.nikkansports.com/shuppan/shuppan.html

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命の尊さを知る[他の災害・戦災・事件事故](中高校生以上むき)

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●『あなたを忘れない 韓国人留学生・李秀賢おぼえ書き』
康煕奉(カン・ヒボン) 2001年3月30日 早稲田出版▼ JR山手線の新大久保駅で線路に落ちた男性を助けようとして亡くなった、26歳の韓国人留学生・李秀賢(イ・スヒョン)さん。本書は、事故の詳細のリポートとともに、最愛の息子を失った母・辛閠賛(シン・ユンチャン)さんへの聞き書き、李さんのホームページなどからたどるプロフィール、全国から寄せられた追悼のメッセージで構成されている。韓国の大学や友人を訪ねるルポも。 ▼定価 本体1500円(税別)▼早稲田出版 〒160-0023  東京都新宿区西新宿8-5-3 TEL 03-3369-5500 ▼URL= http://www.waseda-pub.com/

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●『救急医療の試練 阪神・淡路大震災』
日本救急医学会災害医療検討委員会・編 1995年11月30日初版 メディカ出版▼神戸、阪神、大阪の20余の病院の、阪神大震災直後の実態を記録したドキュメント。発災時の体制、スタッフはどのように召集されたか、患者の搬送・転送はどう行われたか……。断水、停電、建物全壊などの状況のなか、被災地の病院がどう機能したのか、問題点や反省点は…。救急医療担当者が表データや写真でコンパクトにまとめている。▼定価 本体2136円(税別)▼メディカ出版 〒564-0052 大阪府吹田市広芝町18-24 TEL06-6385-9696 FAX06-6385-6721▼URL= http://www.medica.com/

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阪神大震災の体験を知る(大学生以上むき)

いざというとき、どうすればよいかを知る(大学生以上むき)


●21世紀・地震アトラス『あした起きてもおかしくない大地震』
島崎邦彦ほか著 2001年7月10日初版 集英社(イミダス特別編集)▼『地震学』を豊富な図版と平易な解説で学べる一冊。第一部は、『東海』『南海』など日本の主な地域の地震災害や、火山災害の歴史を写真やイラストで解説。今後どんな災害が起こりうるかのデータを提示。第二部は、『災害と情報』『災害と医療』『避難所』『ボランティア』など震災が暮らしに与える影響、震災に強い社会システムづくりを図解。地震年表、阪神大震災の発災から復旧までの時系列表など、地震を基礎からまとめている。▼定価 本体1300円(税別)▼集英社 〒101-8050 東京都千代田区一ツ橋2-5-10 TEL03-3230-6051(編集) TEL03-3230-6393(販売)▼URL=http://www.shueisha.co.jp/

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阪神大震災がどんな地震だったかを知る(中高校生以上むき)

いざというとき、どうすればよいかを知る(中高校生以上むき)


●『四人はなぜ死んだのか インターネットで追跡する『毒入りカレー事件』』
三好万季・著 2001年6月10日初版 文春文庫(単行本は1999年7月初版 文芸春秋刊)▼医師を志す著者・三好万季が、新宿区立戸塚第一中学の三年生だった1998年7月25日、和歌山市園部で起きたのがいわゆる『毒入りカレー事件』だ。その夏、理科の宿題として、彼女はインターネットを駆使して『事件の四人は医療事故死である』というレポートをまとめた。400字詰め原稿用紙120枚を超えたこの原稿を自ら整理。月刊誌『文芸春秋』に同年11月号に掲載され大きな反響を呼んだ。/著者はまず事件翌朝の新聞の『カレーライスで食中毒』という記事に疑問を抱いた。食品会社のホームページを調べ、カレーの殺菌、抗菌効果が判明する。すると、今度は片っ端から食中毒の特性を調べてみる。新聞各紙のサイトで事件を調べると、食中毒の症状とあわない。翌日の報道は、『カレーに青酸、無差別殺人か』に一転。四人の犠牲者は催吐、胃洗浄の投与をタイムリーに受けることなく、食中毒と誤診して、正反対の鎮吐剤を処方したとすれば、医療による『さらなる加害』だったのではないのかと、著者は“告発”する。/この文庫版には、その後の『現地取材』、執筆の『編集後記』、それから3年たった『後日談』もおさめられている。鋭い直感と洞察力、豊富な科学の知識、無駄のない文章で事実に迫る。▼定価 本体476円(税別)▼株式会社文芸春秋 〒102 東京都千代田区紀尾井町3-23 TEL03-3265-1211 ▼文芸春秋URL=http://bunshun.co.jp▼文春ウェブ文庫URL=http://bunshunplaza.com

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●『危機に備える! 災害・事故のニュースがよくわかる本』
池上彰・著 2001年7月15日初版 講談社▼著者はNHK記者で『週刊こどもニュース』のキャスター。米潜水艦に沈められた宇和島水産高校の実習船事故、航空機のニアミス、雪印乳業の食中毒事件での会社トップの対応、死者を出した臨界事故、あいつぐ火山の噴火……。日常のニュースを図や写真でわかりやすく解説しながら、災害や事故から身を守る『危機管理』のヒントを説いている。とくに、阪神大震災や芸予地震を分析しながら、地震の基礎知識、予知はできるのか、地震のときの対応など、地震関連にページを割いている。巻末では災害・事故報道のありかたにもふれている。▼定価 本体1300円(税別)▼講談社 〒112-8001 東京都文京区音羽2-12-21 TEL 03-5395-3532(編集) TEL03-5395-3625(販売)▼URL=http://www.kodansha.co.jp/

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いざというとき、どうすればよいかを知る(小学生むき)

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●『墜落現場 遺された人たち--御巣鷹山、日航機123便の真実』
飯塚 訓・著 2001年5月30日初版 講談社▼1985年8月12日、群馬県御巣鷹山の尾根に日本航空123便ジャンボ機が墜落。乗客乗員520人が亡くなった。生存者は4人だった。群馬県警の『身元確認班長』だった著者は、15年を経て、遺族らを訪ねた。そのインタビュー集だ。/『まち子 子供よろしく』、『マリコ 津慶 知代子 どうか仲良くがんばってママをたすけて下さい パパは本当に残念だ』、『しっかり生きろ 哲也 立派になれ』……。ダッチロールをくり返し、墜ちていく機上で遺書を残した犠牲者。 その遺族たちや、生存者救助にあたった自衛隊員、押し寄せる報道陣と向き合いながら病院を運営したした医師や看護婦、部分遺体のレントゲンを撮り続けた技師たち、全国から集まった霊きゅう車を指揮した葬祭業者ら。あの夏、多くの遺体と向き合った著者が、生と死のはざまを見た人たちを訪ねたルポルタージュ。同じ著者の『墜落遺体』の続編。▼定価 本体1500円(税別)▼講談社 〒112-8001 東京都文京区音羽2-12-21 TEL 03-5395-3722(編集) TEL03-5395-3622(販売)▼URL=http://www.kodansha.co.jp/

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命の尊さを知る[他の災害・戦災・事件事故](中高校生以上むき)

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●『ぼくらはみんな生きている 18歳ですべての記憶を失くした青年の手記』
坪倉優介・著 2001年6月10日初版 幻冬社▼平成元年、スクーターの事故で意識上明の重体になり、集中治療室から10日後に奇跡的に目覚めた18歳の青年。しかし、彼は食べることや、トイレに行くことさえ忘れてしまった重度の記憶喪失だった。大学へ戻っても、『大変やったなー』と声をかけてくる人(友人)がだれかわからない。キラキラ光るもの(硬貨)を大きな箱(自販機)に入れると、色のついた水(ジュース)がでてきた。黒板に書かれたいろいろな形(文字)がわからない。しかし、根気よく見守る母や友人のもとで、徐々に生活を取り戻していく。新しい自分と向き合いながら、草木染職人として独立するまでの12年間を、自ら綴ったノンフィクション。▼定価 本体1400円(税別)▼幻冬社 〒151-0051 東京都渋谷区千駄ヶ谷4-9-7 TEL 03-5411-6211(編集) TEL03-5411-6222(営業)▼URL=http://www.gentosha.co.jp/

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●『大震災!! イヌ、ネコを救え〜車イスで救援活動〜』ポプラ社いきいきノンフィクション14
奈佐誠司・著 1996年5月初版 ポプラ社▼阪神大震災発生の日、神戸市長田区の友人の救援に向かった著者は、火災現場でさまよう子犬を見て決心した。ペットを救おうと。車イス生活をしている著者は、友人や障害者と健常者が交流する福祉団体『あいのカエル』のメンバーに呼びかけて動きだした。『人間が大変なんだ。なにいってんだ』という被災地の人々に、そして人命救助が任務という自衛隊員に、緊急車両の許可は出せないという警察に、泣きながら訴えた。避難所ではペットをつなぐ杭をうたてさせてもらった。神社の前に救護テントをたてた…。輪はひろがり、300匹を超えるイヌやネコを助けたり、飼い主にもどしたり、獣医やボランティアたちと介護し、新しい飼い主を探したりと奮闘した。/大きな活字、フリガナ付きで写真も多く小学生対象の本だが、人の心や動物の表情の描写が細かく、心うつボランティア立ち上げドキュメントに仕上がっている。▼定価 本体1200円(税別)▼ポプラ社 〒160-8565 東京都新宿区須賀町5 TEL 03-3357-2216(編集) TEL03-3357-2213(営業)▼URL=http://www.poplar.co.jp/index.html

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阪神大震災の体験を知る(小学生むき)

ボランティアについて知る(小学生むき)


●『ボランティアへの招待』
岩波書店編集部・編 2001年3月5日初版 岩波書店▼帯のキャッチコピーは『いま、気楽にボランティア!』。これ一冊でボランティア総論のテキストになる。前半はボランティアとはどんなものか、さわやか福祉財団の堀田力氏、俳優の牟田梯三氏、精神科医の斎藤茂太氏、脚本家の小山内美江子氏ら9人が、それぞれのボランティア観を述べている。/後半は公募手記で、23歳から86歳までの男女が体験を寄せている。陶芸、演劇、アウトドア、経理処理、家事援助、子育て支援、使用済の切手収集……。あなたに向く活動はどれか?/フローチャート付きでわかりやすい分野別解説や、全国のボランティア拠点の連絡先一覧もある。▼定価 本体2000円(税別)▼岩波書店 〒101-8002 東京都千代田区一ツ橋2-5-5 TEL03-5210-4000(案内)▼URL=http://www.iwanami.co.jp/

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ボランティアについて知る(大学生以上むき)



●『なにが幼い命を奪ったのか 池田小児童殺傷事件』
鹿間孝一ほか6吊著 2001年7月30日初版 角川書店▼2001年6月8日金曜の午前、大阪教育大付属池田小学校の教室に男が乱入。三つの教室を渡り歩きながら、児童や先生に包丁で切りつけ、8人の児童が亡くなった。男は精神科病院に通院していることがわかった。本書は、角川書店の企画に応じ、新聞記者、大学教授、精神医療や教育の現場にいる人々が執筆。とりわけ、そのとき新聞社はどう判断したか、触法精神障害者に対し刑法は機能しているのか、日本の精神医療体制はこれでいいのか、といったルポや議論が興味深い。
・事件現場からの報告……鹿間孝一(産経新聞大阪本社社会部長)
・問われる立法の上作為責任……加藤久雄(慶応大教授)
・急がれる地域精神医療の連携……伊賀興一(日弁連刑事法制委員会)
・貧困な日本の精神医療……広田和子(精神医療サバイバー)
・学校の安全を考える……下村哲夫(早稲田大教授)
・道徳教育の理由と必要性……加地伸行(大阪大吊誉教授)
・背景にある戦後教育……木村貴志(福岡教育連盟事務局長)
・トラウマから立ち直る心のケア……清水將之(関西国際大教授)
 ▼定価 本体1000円(税別)▼角川書店 〒102-8177 東京都千代田区富士見2-13-3 TEL 03-3238-8521(営業部) TEL03-3238-8555(編集部)▼URL=http://www.kadokawa.co.jp/

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命の尊さを知る[他の災害・戦災・事件事故](大学生以上むき)


●特集・座談会『震災における子どもの心をめぐって』
月刊『健康教室』1996年1月号 東山書房・編▼養護教諭のための月刊誌『健康教室』が、阪神大震災からから8か月たった1995年9月に神戸で座談会を行い翌96年1月号(第542集)に26ページにわたって特集として掲載。激震地では全壊のマンション、住宅が多く、99%の子供達が全国の親戚を頼って疎開していった学校があったことや、650人の児童の安否確認に4台ほどの電話で2、3週間かかったこと、全国の大学病院などから医療班が各学校の保健室にきたことなど被災直後の小学校の証言が収録されている。また、恐怖の体験をハイな状態でしゃべる『デブリィーフィング』が、落ち着くために重要な作業だが、家族を亡くすなど心の傷の深い人は、無理に語らせない方がよかった、といった体験や、復興途上や疎開先でのこどもの行動分析、PTSDのさまざまな症状などが紹介されている。座談は、神戸市西区と東灘区の小学校養護教諭、市教委主事、西神戸医療センター精神科医長、聖マリアンナ医学研カウンセリング部長が参加、司会は大澤清二・大妻女子大教授。▼定価 660円(税込)▼東山書房『健康教室』編集部 〒104-0033 東京都中央区新川2-2-1-709 TEL03-3553-8358(代表)▼URL=http://www.higashiyama.co.jp/

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●『読み聞かせる戦争』
加賀美幸子選・日本ペンクラブ編 2002年・光文社
▼さまざまな小説、詩、エッセイなど戦争を知る27作品の一節を選んで収録。加賀美幸子さんが選者となり、アナウンサーとして培った豊富な経験と知識から、大人が子供に読み聞かせたい、また読み聞かせに合う作品を選び、構成した。加賀美さんの朗読CDつき。『麦と兵隊』(火野葦平)、『きけわだつみの声』、『母と子で見る東京大空襲』(早乙女勝元)、『断腸亭日乗』(永井荷風)、『生ましめんかな』(栗原貞子)、『黒い雨』(井伏鱒二)、『夏の花』(原民喜)、『火垂るの墓』(野坂昭如)、『八月六日』(峠三吉)ほか。読みがなつき。▼発行所 株式会社光文社  〒112ー8011 東京都文京区音羽1ー16ー6TEL(03)5395ー8174文芸編集部/(03)5395ー8112販売部/(03)5395ー8125業務部 ▼定価 本体1800円+税 ▼URL=http://www.kobunsha.com/top.html


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●学研まんが『地震のひみつ』
監修=力武常次、安部北夫、漫画=藤木輝美 2000年9月19日新訂版第9刷 学習研究社
▼地震のしくみ、用語、阪神大震災や日本海中部地震など10の地震の事例、地震が起きたらどうすればよい…など、地震についての知識が140ページにわたって網羅されている。『東海地震の警戒警報が出されたら』『タイムスリップ 関東大震災』など読ませる工夫も。まんがとふりがなつきで小学生から読める。
▼定価 本体800円(税別)▼学習研究社 〒145-0064 東京都大田区上池台4-40-5 TEL 03-3726-8111(案内)▼URL=http://www.gakken.co.jp/index.html


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●『三つの命にありがとう』
若林登志子著 2002年8月30日初版第一刷 扶桑社
▼長男を9歳で、長女を11歳で、そして次女を20歳で・・・。三人の子供を心臓病で亡くした母親の手記。
『二十一世紀に病気になったら僕は治ったかもしれない』。突然の病魔、心筋症に襲われた豪君は、1976年5月5日、子供の日に旅立った。妹の貴絵さんも、5年後同じ突発性拡張型心筋症で逝く。さらに13年後、明美さんも同じ病と診断され、両親は海外での心臓移椊を決意。手術を終え、無事帰国。明るい日常生活が訪れたかに思えたのだが・・・。
子供の臓器移椊の問題。医療過誤への疑念。医療のやさしさとは? 穏やかな笑顔の著者夫婦の現在の写真と、家族の32年の記録から、多くのことを考えさせられる。
▼定価 本体1333円(税別)▼扶桑社 〒105-8070 東京都港区海岸1-15-1 TEL 03-5403-8883(編集)▼URL=http://www.fusosha.co.jp/


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●第2版『震災自衛マニュアル 大震災が教えた生死の分かれ目』
中濱慶和、松島悠佐 共著 2001年12月18日第2版第2刷 大村書店
▼地震に遭った瞬間どうすべきか。震災に備えてなにを準備すべきか。市民の心構えは?そのとき企業はなにをすべきか?100を超える項目のマニュアルが、『その日』へのさまざまな備えを提案している。神戸で被災した防災研究者(中濱氏)と、自衛隊中部方面総監として阪神大震災の救援活動の指揮をした元自衛官(松島氏)の共著。
・大地震が襲ってきたら……屋内にいるとき、地下街を歩いていたら、など35項目
・二次災害を防ぐために……通電火災を防ぐには、覚えておきたい応急手当、など9 項目
・激震が収まり、帰宅、避難……安否を確認するには、避難所生活でのルール、など17項目
・市民ができる備えと対策……地盤を知り家を守る、日ごろから備えておくもの
・震災時における企業の対応と対策……防災用品と備蓄品、相互支援と救援、など11 項目
・阪神淡路大震災の救援活動で、行政・自衛隊等ができたこと、できなかったこと
・震災から生命を救う心がまえ25か条 ほか
▼定価 本体1800円(税別)▼大村書店 〒101-0054 東京都千代田区神田錦町3-16 五十嵐ビルTel 03-3293-0432 Fax 03-3293-7670▼URL=http://www.comk3.co.jp/ohmura/


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阪神大震災の体験を知る(中高校生以上むき)

いざというとき、どうすればよいかを知る(中高校生以上むき)


●別冊宝島『完全図解 大地震で壊れる町、壊れない町』
別冊宝島Real 031号 2002年5月2日発行 宝島社
▼これから起きると予想される8つの地震を、都道府県別の震度、建物被害などの『シミュレーションマップ』を中心に『被害予測』を展開する。『大地震はどこまで『予知』『予測』できているのか』、『『東海地震』追跡にかけた男たち』、『『できる派』vs『できない派』 地震予知論争のこれが見取り図』『被害想定はどうやって作成されているのか』『わかりにくいニッポンの『地震行政』』などの読み物もある。『被害予測』のケーススタディーは下記の8つの地震。
・南関東地震
・東海地震
・東南海・南海地震
・糸魚川−静岡構造線断層帯地震
・中央構造線断層帯地震
・京阪神・直下型地震
・神縄・国府津−松田断層帯地震+富士川河口断層帯地震
・宮城県沖地震
・さらに?警戒?を要する『10大地震』
 ▼定価 本体1200円(税別)▼宝島社 〒102-8388 東京都千代田区一番町25 TEL 03-3234-4621(営業部) TEL03-3234-3692(編集部)▼URL=http://www.takarajimasha.co.jp/


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●『マンハッタン、9月11日 生還者たちの証言』
ディーン・E・マーフィー著、村上由見子監訳 2002年9月10日初版 中央公論新社
▼2001年9月11日、全米のみならず世界を震撼させた同時多発テロ。ニューヨークの世界貿易センタービルの北タワー、南タワーから脱出した人々。周辺のビルで、救出活動で凄惨な光景を目撃した人々。その朝のいつもと違うちょっとした行動で、間一髪難を逃れた人。そして、首都ワシントンのペンタゴンから生還した職員たち。41人への聞き語りが、テロの恐ろしさ、生死の境を浮き彫りにする。著者はニューヨーク・タイムズ記者。ロサンゼルス・タイムズ時代にピューリッツアー賞を2回受賞している。訳も証言者の言葉の生々しさを搊なわないものになっている。
・『まだ、あの恐怖の音が耳に焼き付いています』
・『残された時間は、あと5分しかなかった』
・『そのとき、一人の人間が落下していくのがみえたんです』 (帯から)
 ▼定価 本体2600円(税別)▼中央公論新社 〒104-8320 東京都中央区京橋2-8-7 TEL03-3563-1261▼URL=http://www.chuko.co.jp/


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●『救急医、世界の災害現場へ』
山本保博著 2001年9月10日第1刷 筑摩書房
▼国際救急医療チームJMTDRが1982年3月に発足。初出動の1984年のエチオピア干ばつ災害、1985年のメキシコ大地震、1986年8月のカメルーンの有毒ガス災害、1989年10月のサンフランシスコ地震、1990年6月のイラン地震、1991年のクルド難民キャンプと世界各地に飛んだチームの記録。通信、交通の混乱、現地の習慣などを乗り越えて救援にあたった著者がつづる。
阪神大震災では、『初日、二日目と、厚生省や兵庫県では『待機してほしい』との指示だけで、なかなか具体的な『ゴーサイン』がでない』という状況の中、二日目夕刻にかろうじて連絡のとれた大阪府立逞『救命救急センターの情報で、現地に合流した。
『災害発生48時間から72時間を、一般に救出・救助期といい、この時機を逸すれば、救命できる患者も10パーセントを下回ってしまうというのが常識なのだ』『このような状況下で、どれだけの人が搬送されないまま命を落としただろう』と著者は悔やむ。挫滅症候群への認識の低さや、海外からの人的救助の受け入れの少なさなどの課題も指摘する。▼定価 本体1200円(税別)▼筑摩書房 〒111-8755 東京都台東区蔵前2−5−3 TEL 048-651-0053(サービスセンター)▼URL=http://www.chikumashobo.co.jp/


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●『富士山噴火と東海大地震〜あなたの生命と家族、財産を守るために』
監修=木村政昭(琉球大理学部教授)、著者=安恒理ほか 2001年9月1日第1刷 イーストプレス
▼『2001年6月山梨県河口湖で、『富士山噴火』を想定した初の防災訓練が行われた』『さらに、文部科学省が富士山南西側にマグマの動きを感知する『傾斜計』を設置。(中略)噴火予知への体制づくりが急ピッチで進められている』『『富士山噴火』と『東海地震』に対して、(中略)あらゆる科学的データを集め、検討し、わかりやすく解説したつもりである』(『はじめに』より)
・1章 富士山はいつ噴火してもおかしくない
・2章 連動するか、富士山噴火と東海大地震
・3章 日本列島中央部を襲う巨大災害
・4章 ライフラインの機能マヒで住民パニック
・5章 災害から身を守るサバイバル術
・6章 『緊急事態宣言』が発令される日
・7章 大災害に備える事前対策は万全か
・8章 被災後の生活設計をどう立てる
▼定価 本体1300円(税別)▼イーストプレス 〒101−0051 東京都千代田区神田 神保町1-19 ポニービル6FTEL 03-5259-7321(営業部)▼URL=http://www.eastpress.co.jp/


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●『ドキュメント 被爆記者』
戸部 秀著 2001年8月9日第1刷 健友館
▼著者の父は、通信社の記者として長崎支局に勤務中の1945年8月9日午前11時2分、米軍の原爆投下に遭遇した。『あの日』の長崎を父の体験をもとに再現している。
・原爆前夜の長崎/運命の日/爆心地はどこだ/爆心地へ/ピカドンの流言/終戦を前に/口伝報道隊/玉音放送はデマだ/長崎の鐘 ほか(目次から)
▼定価 本体1200円(税別)▼健友館 〒165-0027 東京都中野区野方5-7-17 TEL 03-3310-6611 FAX03-3310-6617 ▼URL=http://www.kenyukan.co.jp/


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命の尊さを知る[他の災害・戦災・事件事故](中高校生以上むき)



●『20世紀日本 大災害の記録』/
監修=藤吉洋一郎 編=NHK情報ネットワーク、NHKソフトウェア 2002年6月25日第1刷 日本放送出版協会(NHK出版)
▼日本に大きな被害をもたらした、地震・噴火43災害と、台風・異常気象44災害を網羅。膨大なNHKの映像の駒から焼いたスチル写真と、災害のデータ、コンパクトな解説で編集。70余のコラム、防災一口メモも充実している。A4変型判 288ページ。DVD版もある。
▽濃尾地震(1891年)、関東大震災(1923年)、阪神・淡路大震災(1995年)、鳥取県西部地震(2000年)など 地震・噴火43災害
▽関東大水害(1910年)、室戸台風(1934年)、阪神大水害(1938年)、長崎豪雨(1982年)、山陰豪雨(1983年)、上知火高潮(1999年)、東海豪雨(2000年)など台風・異常気象44災害
▼定価 本体4500円(税別)(DVD版は台風・異常気象編180分、地震・噴火編163分、10万円 税別)▼日本放送出版協会(NHK出版) 〒150-8081 東京都渋谷区宇田川町41-1 TEL 03-3464-7311(代) ▼URL=http://www.nhk-book.co.jp/


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阪神大震災がどんな地震だったかを知る(中高校生以上むき)

命の尊さを知る[他の災害・戦災・事件事故](中高校生以上むき)


●『災害情報とメディア』
平塚千尋(NHK放送文化研究所主任研究員)著 2000年・リベルタ出版
▼1973年12月の『大地震がやってくる』のデマはなぜ形成されたのか、南紀沿岸の地震津波流言をもとに再検証している。このほか、『火砕流』という言葉は、1977年の北海道・有珠山噴火から1991年長崎・雲仙普賢岳の噴火までなぜ『封印』されたのか。1973年6月17日の根室半島沖地震と、1978年1月の伊豆大島近海地震の余震情報での騒動。1995年の阪神大震災、2000年の有珠山噴火での、インターネットなどの新しいメディアの活躍。など災害とメディアのかかわりを検証する。NHKで報道番組に携わった著者の視点から、情報ボランティアやインターネットのサイト運営者に参考になる、取材・編集にあたっての体制作り、表現の工夫などのテーマにも触れている。▼定価 本体2000円+税 ▼(株)リベルタ出版 〒101-0064 東京都千代田区猿楽町2-2-5興新ビル401 TEL(03)3293ー2923▼URL= http://member.nifty.ne.jp/pub-liberta/▼Eメール=YIE00336@nifty.ne.jp 


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いざというとき、どうすればよいかを知る(中高校生以上むき)



●『語りつぐ戦争 15人の伝言』
早乙女勝元著 2002年・河出書房新社
▼『戦争を語り継ぐ・女たちの証言』(岩波書店)の[男性版]だと編者はいう。国内外の15人の体験者を訪ね、そのゆかりの地 をおとずれて、インタビューした平和へのメッセージ。▽沖縄・伊江島に反戦平和資料館をつくった阿波根昌鴻(あわごん・しょうこう)さん▽1945年3月10日の東京大空襲の後、遺体処理に奔走したマンガ家おのざわ・さんいちさん。▽慶応大学の学生で特攻隊員として戦死した上原良司さん。1936年のベルリン五輪の金メダリスト孫基禎(ソン・キジョン)さん。▽中国人強制連行・強制労働事件の生き証人として裁判を続けてきた劉連仁(りゅう・りぇんれん)さん。▽日本軍機の空襲で右腕を失い、その後障害を克朊して中国の数学教師となった高熊飛(こう・ゆうひ)さん。▽1945年のベトナム北部の大飢饉を記録したカメラマンのボー・アン・ニンさん。▽アンネの隠れ家を支えるオランダのヘンク・ヒースさん。▽1945年1月の東京爆撃の際に撃墜され、日本の捕虜になったB29の米軍飛行士R・ハップ・ハロランさん。▽『エルベの誓い』でソ連軍と最初に握手した米軍のジョセフ・ポロウスキー二等兵。 ほか▼発行所 川出書房新社 東京都渋谷区 千駄ヶ谷2ー32ー2 TEL(03)3404ー1201(営業)▼定価 本体1600円+税 ▼URL=http://www.kawade.co.jp/


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命の尊さを知る[他の災害・戦災・事件事故](中高校生以上むき)



●『しらべる戦争遺跡の事典』
十菱駿武・菊池実編 2002年・柏書房株式会社
▼中学から大学、市民活動まで幅広く利用できる資料集。400ページを超える集大成。北海道から、東京、広島、長崎、そして沖縄まで、海外も含め104を超える太平洋戦争の戦争遺跡を紹介している。写真、地図もあり親切な構成。また『調査、保存、学習の方法』の章では、聞き取り調査の方法、遺跡の保存対策などのノウハウ。『調査・研究のための情報データベース』の章では、防衛研究所図書館、靖国偕行文庫、立命館大学国際平和ミュージアム、平和資料館草の家、ヌチドタカラの家などの官民の資料館、研究・運動のネットワークも網羅している。年表つき。▼発行所 柏書房株式会社 〒113ー0021 東京都文京区本駒込1ー13ー14 TEL(03)3947ー8251(営業) (03)3947ー8254(編集)▼定価 本体3800円+税 ▼URL=http://www.kashiwashobo.co.jp/


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命の尊さを知る[他の災害・戦災・事件事故](中高校生以上むき)



●『RADIO AM神戸69時間震災報道の記録』
ラジオ関西(AM神戸)震災報道記録班 編著 2002年10月26日・長征社
▼1995年1月17日午前5時46分の地震発生から69時間分の放送をそのまま文字化した記録。社屋とスタジオの搊害が大きく、壁は崩落し機材は横倒しになり、停電・水漏れで13分05秒の放送停止の後、復旧。スタッフは余震による建物倒壊の危険を感じながら、1週間にわたって震災報道が続いた。家屋が倒壊し、炎に包まれた神戸の町からのラジオカーのリポートが生々しい。▼発行所 長征社 〒650-0012 神戸市中央区北長狭通5−8−6 TEL&FAX 078−371−6491▼定価 本体18000円+税 ▼URL=


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阪神大震災の体験を知る(中高校生以上むき)



●世界『特集 ヒロシマ・ナガサキ 『空洞化』をどう超えるか』/
『世界』第692号 2001年9月号 岩波書店
▼月刊誌『世界』が終戦56年目の夏に特集した記事。
・対談 ヒロシマ・ナガサキを『人類の悲劇』になしうるか……林京子(作家)、徐京椊(作家)
・対談 『伝え方』を考える……岡村俊一(演劇プロデューサー)、水島朝穂(早稲田大学)
・『祈りの長崎』批判……高橋眞司(長崎大学)
・日常の苦しみとの架け橋を……繁沢敦子(フリーライター)
・『サダコ・ストーリー』と文学の力……早川敦子(津田塾大学)
・映像はヒバクシャをどう描いてきたか……桜井均(NHKプロデューサー) ほか
▼定価 本体780円(税込み)▼岩波書店 〒100-8002 東京都千代田区一ツ橋2-5-5 TEL 03-5210-4000(案内)▼URL=http://www.iwanami.co.jp/


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命の尊さを知る[他の災害・戦災・事件事故](大学生以上むき)



●『やまない雨はない 妻の死、うつ病、それから…』
倉嶋厚著 2002年・文藝春秋
▼NHK『ニュースセンター9時』『モーニングワイド』『おはよう日本』などで活躍した気象キャスターが、妻と死別し、自分を責めたあげくにうつ病になり、自殺願望を抱く日々をつづったエッセイ。うつろな目で何度もマンションの屋上に上ったこと、精神神経科の閉鎖病棟に入院していたことなどが、平易で淡く明るい文体で語られている。うつ病は必ず治る、といい、巻末は『私は今、人生で何度目かの小春日和の中にいます。あれだけ悩み、苦しんだけれども、やっと平穏な日々が戻ってきました』と結んでいる。▼定価 本体1300円+税 ▼株式会社文藝春秋 〒102ー8008 東京都千代田区紀尾井町3ー23 TEL(03)3265ー1211(大代表)▼URL=http://www.bunshun.co.jp/


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●『心の断層 阪神淡路・大震災の内面をたずねて』
藤本幸也著 2002年3月22日発行 みすず書房
▼あの日、自衛隊の出動をめぐって、自衛隊と兵庫県幹部の行動は? 兵庫県北部の山東町は、なぜその日のうちに救援隊を派遣するすばやい行動に出たのか? 長田区の病院で、大火が迫る中、入院患者や多くのけが人を避難させた『うどん屋のオッチャン』は、なぜリーダーになったのか? 死者39人を出したものの、生き埋めとなった住民300人はほとんどが生きたまま救出され、12時間半後には行方上明者ゼロが確認された淡路島の北淡町ではどんな人々がどう活動したのか? 当日、兵庫県北部の但馬地区を取材していた日本海新聞記者で、現在はNHKの記者をしている筆者が、あの日の救助・救援のキーパーソンに取材し、その内面に迫り、『震災とは何か』を問いなおす。▼みすず書房 〒113-0033 東京都文京区本郷5-32-21 TEL03-3814-0131(営業)、03-3815-9181(編集)▼定価 本体2400円+税 ▼URL=http://www.msz.co.jp/


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阪神大震災の体験を知る(大学生以上むき)



●『誕生死』
流産・死産・新生児死で子供をなくした親の会 著 2002年4月15日第1刷 三省堂
▼新しい命の誕生を心待ちにしていた11家族が、出産前後に突然迎えた『死』。これまであまり語られなかった流産・死産・新生児死について若い母、父が語る。基本的な用語解説、振りがなつき。子供から、ナース・ドクター・助産士をめざす人まで読める。
『英語のSTILLBORNは『死産の』と訳されるが、このことばには『なお生まれてきた』という深い含みがある。子宮という小さな世界から外の出てくることがなかっても、あるいは生まれてすぐに亡くなってしまったとしても、私たちにとっては、確かにわが子は?誕生した?のです。このような私たちの言葉をひとことで伝えられる言葉が『誕生死(たんじょうし)』なのです。』(あとがきより) ▼流産・死産・新生児死で子供をなくした親の会 URL=http://homepage3.nifty.com/angel-book/▼SIDS(シズ、死産、流産、その他病気でお子さんを亡くされた家族のための会) 財団法人母子衛生研究会内 TEL03-3499-3111
▼定価 本体1300円(税別)▼三省堂 〒101-8371 東京都千代田区三崎町2-22-14TEL 03-3230-9411(編集部)▼URL=http://www.sanseido-publ.co.jp/

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命の尊さを知る[他の災害・戦災・事件事故](大学生以上むき)



●『亡き子へ』
若林一美編 2001年6月25日第1刷 岩波書店
▼『小さな風の会』(子供を亡くした親の会)の文集に寄せられた手記の中から80余編を所載。白血病で我が子を失った親。ひきつけを起こして亡くなった1歳5ヶ月の娘を思う父。大学生の息子を相次いで事故で亡くした母。青年期の娘や息子をの自死と向き合う親。57歳の息子に先立たれた90歳の母……。
子を亡くした親の葛藤、苦悶から、悲しみに暮れる人々にどう接すればよいかも問いかける1冊。ミネソタ大学『死の教育と研究センター』研究員を経て、立教大などで教鞭をとる編者の解説もある。
▼定価 本体2000円(税別)▼岩波書店 〒100-8002 東京都千代田区一ツ橋2-5-5 TEL 03-5210-4000(案内)▼URL=http://www.iwanami.co.jp/ (この項目は2004.6.KS所載)


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命の尊さを知る[他の災害・戦災・事件事故](大学生以上むき)



●『いのちの重さ 伝えたい〜沖縄戦1フィート運動と中村文子のあゆみ』

真鍋和子 2004年5月20日第1刷 講談社
▼『子どもたちにフィルムを通して沖縄戦を伝える会』の事務局長・中村文子さんの追体験をもとに、アメリカ軍の猛攻にさらされる中で、沖縄の人々がどのように生き延びたのかを、わかりやすい文体で伝える。

謝花小学校の教師だった中村さんは昭和15年に結婚して、本土神奈川県に引っ越す。その後、女学校や師範学校に進んだ教え子たちの中には、昭和20年『ひめゆり学徒隊』に加わった者もいた。戦後、沖縄に帰った中村さんは、母や教え子たちの悲惨な最期を知る。
次々に米軍基地に収用される土地。米兵による小学生の少女の暴行死。戦後の沖縄も、淡々と聞き書きで描かれている。
『1945年6月23日、そう、沖縄戦が終わった日。忘れないでね』。子供たちを再び戦争に送りたくはないという中村さんの思いが、静かに伝わってくる。
▼定価 本体1500円(税別)▼講談社 〒112-8001 東京都文京区音羽2-12-21 TEL 03-5395-3536(出版部) TEL03-5395-3625(販売部)▼URL=http://www.kodansha.co.jp/ (この項目は2004.6.KS所載)


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命の尊さを知る[他の災害・戦災・事件事故](中高校生以上むき)

命の尊さを知る[他の災害・戦災・事件事故](大学生以上むき)




●『企業の震災危機対応(上)−事業所の震災応急対応−』

監修=竹内吉平 2001年6月11日初版 近代消防社
▼家庭での防災対策と同様、事業所単位でも災害に備えることの必要性を説く。従業員の安全確保や、緊急時の指揮系統のあり方など、事業所としての対応策を具体的に 示す。基本的な防災理念や非常時の行動科学、火災発生のメカニズムなど、一般的な防災に関する情報も厚い。
 1章 企業の防災理念
 2章 地震による被害の発生構造と震災の特性
 3章 震災時の行動科学
 4章 企業の防災組織
 5章 危機対応業務の分類と震災継続時間
 6章 応急予防対策
 7章 災害情報対策
 8章 防災活動指揮
 9章 安否確認
 10章 地震火災の防止活動
 11章 救助活動
 12章 津波防災活動
 13章 救急・医療活動
 14章 非難活動
 15章 ライフラインの代替措置等
 16章 備蓄品と物流対策
 17章 帰宅困難者と地域のボランティア活動
 18章 資料
▼定価 本体2571円(税別)▼近代消防社 〒105-0001 東京都港区虎ノ門2-9-16 (日本消防館内) ▼URL=http://homepage3.nifty.com/kinsyo/ (この項目は2004.12.T所載)

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いざというとき、どうすればよいかを知る(大学生以上むき)





●『企業の震災危機対応(下)−先進企業の震災対策(実例)−』

監修=竹内吉平 2001年6月11日初版 近代消防社
▼異なった業種の企業が、従業員や顧客の安全を確保するため、また災害時にも交通や水・電気などの供給を止めてしまわないため、どのような防災対策をとっているかを具体的な企業の事例から紹介する。また阪神大震災の際に神戸のホテルオークラはどのように対応したか、防災対策がうまく生かされた点/マニュアルどおりにいかなかった点に関する分析は興味深い。
 1章 指定公共機関等『インフラ施設』の震災対策
 2章 病院等の震災救急医療対策
 3章 学校および乳幼児保育施設の震災対策
 4章 公衆集合施設の震災対策
 5章 ホテルの震災対策
 6章 ビル管理企業の震災対策
 7章 産業施設の震災対策
▼定価 本体3143円(税別)▼近代消防社 〒105-0001 東京都港区虎ノ門2-9-16 (日本消防館内) ▼URL=http://homepage3.nifty.com/kinsyo/ (この項目は2004.12.T所載)

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いざというとき、どうすればよいかを知る(大学生以上むき)





●『災害は忘れた所にやってくる−安全論ノート 事故・災害の読み方−』

長谷見雄二 2002年9月2日初版 工学図書(株)
▼なぜ、同じような災害で毎回多くの命が失われるのか、過去の教訓が生かしきれないのはなぜか。耐震基準の改正など表面的な対策ではなく、各々の事故や災害がおこっ た根本的な原因を深く理解したうえで、それらを社会全体や私たちの問題と捉えることが重要だと説く。
(目次)
 ・事件に遭いやすい人・災害がよけて通る人
 ・災害はいつ始まっていつ終わるのか
 ・目の前で災害が起こったら
 ・宝の山とごみの山
 ・何が面白くて防災を研究するのか—災害調査も命がけ
 ・1999年集集大地震にみる『危機管理大国』台湾
 ・ギリシャ正教僧院半島リスク管理の1000年
 ・飛騨高山の先端的伝統防災システム
 ・焼け跡に生える木は火事に弱い
 ・地域災害はなぜ悪循環を繰り返すのか—火災都市江戸・東京と函館の近代災害史
 ・2000年秋愛知県西枇杷島町・東海豪雨の爪痕
 ・災害を忘れるのに何年かかるか—10年風化説
 ・事故予防体制30年崩壊説
 ・災害は忘れるほど時間がたたなくても所を変えてやってくる——オーストリア・ケーブルカー火災とロンドン地下鉄駅火災
 ・えひめ丸追突事故—原潜に市民を大勢乗せていてまともに操艦できたのだろうか
 ・報道が引き起こす『災害』
 ・事故や戦争が中継されている
 ・20世紀と21世紀の境目としての9・11
 ・災害弱者を考える
 ・災害弱者としての外国人
 ・災害の再発防止! に死角はないか・その1—関東大震災で煉瓦造に引導を渡したのは正解だったのか
 ・災害の再発防止! に死角はないか・その2—『木造は火事に弱い』のは宿命か
 ・地震とちがってビル火事はどうして学術調査がされないのか
 ・建築基準法どおりに建てた建物は安全か
 ・『安政見聞誌』—ジャーナリスト仮吊垣魯文の編集者的才能
 ・『白木屋の大火』—日本初の高層ビル火災と吊門百貨店の運命
 ・『関東大震災実況』の東京
▼定価 本体2300円(税別)▼工学図書(株) 〒105-0001 東京都千代田区麹町2-6-3 ▼URL=http://www.kougakutosho.co.jp/ (この項目は2004.12.T所載)

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いざというとき、どうすればよいかを知る(大学生以上むき)





●『今『地震が』危ない −ビル、家、道路、そして人命 大震災サバイバルマニュアル −』

『驚異の科学』シリーズ編集部 1995年5月19日初版 (株)学習研究社
▼阪神大震災で起こった建物の倒壊や海岸部の液状化など具体的な被害をもとに、それらが『なぜ起こったか』のメカニズムや、耐震基準の問題などを科学的な立場で論 じる。また東京など他地域で起こった場合の被害の予測や、そのときにどのような対策をとるべきかも示す。
(目次)
 ・徹底検証!! 阪神・淡路大震災
 ・超巨大地震発生!? その時東京は・・・
 ・活断層を知れば地震がわかる!
 ・甘かった? 住宅・ビル・高架橋・港の耐震基準
 ・次はここが危ない!? 東京液状化予想地図
 ・集成地図 日本の活断層
 ・そのとき我々はどうすれば良いか?
▼定価 本体1262円(税別)▼(株)学習研究社 〒145-8502 東京都大田区上池 台4-40-5 ▼URL=http://www.gakken.co.jp/ (この項目は2004.12.T所載)

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いざというとき、どうすればよいかを知る(大学生以上むき)

いざというとき、どうすればよいかを知る(中高校生以上むき)




●『人ってあったかい大震災にあった子どもたち・5年生』

震災をつたえる会・編 1999年4月15日 小峰書店
▼1995年1月17日は、阪神地区を大きな地震がおそった。そのおどろき、悲しみ、怒り、家族、友人、生きものへの思いを綴った作文集。
 目次
   ドーン、グラグラ その時、わたしは
   『だいじょうぶか』
   もしかして
   悲しみをのりこえて
   明日に向かって
▼定価 1575円(税込)▼小峰書店 〒162-0066東京都新宿区市谷台町4-15 電話=03-3357-3521 FAX=03-3357-1027 URL=http://www.komineshoten.co.jp/  (この項目は2004.12.YI所載)


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阪神大震災の体験を知る(小学生むき)





●『ゆうへ』

たかいちづ・作 2003年11月10日 株式会社ディスカヴァー・トゥエンティワン
▼阪神大震災で幼い息子を失った母から兄弟を失った娘へおくる9年間の想いを綴ったドキュメンタリー。当時1才半だった二卵性双生児の長男は、たんすの下敷きとなり命を失う。母親としての絶望感。さらにきょうだいを失った娘がいかに悲しみ、心の傷を負っているのか、を静かに描写。生死を分けたわが子たちの前で葛藤を繰り返す母親の気持ちが克明に綴られている。▼定価 1260円(税込)▼株式会社ディスカヴァー・トゥエンティワン 〒102-0075 東京都千代田区三番町8-1 03-3237-8321(代)URL=http://www.d21.co.jp/  (この項目は2004.12.YI所載)


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命の尊さを知る[阪神大震災](中高校生以上むき)





●『あっ! じしん』

金子章・文 鈴木まもる・絵 2004年12月30日 学習研究社
▼子どもに被災のイ メージを描いてもらうのに、適した絵本。地震がおきたら、家は、町はどうなるか?  その瞬間どうやって身を守るか? 避難生活はどうなるの? 地震の基本を解説し た、明解な絵も。手引きリーフレットの、全国の防災センター一覧がうれしい。しく み解説では、直下型には触れず、プレート地震の仕組みに絞っている(初版)。▼定 価 1000円(税別)▼〒145-8502 東京都大田区上池台4-40-5 電話 03-3726-8422  URL=http://www.gakken.co.jp/   (2006.01.S)


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い ざ というとき、どうすればよいかを知る(小学生むき)





●『大地震発生!!! 3分3秒3時間後』

渡辺 実・著 2005年10月20日第1刷 幻冬社
▼33のチェックリストで、地震の危機管理を点検できる、ポケット版のブックレッ ト。『119番をあてにする→× 周りの人を助ける→○』、『すぐに火を消す→×  すぐ火に近づかない→○』、『電話をかけ続ける→× 携帯メールを使う→○』な ど、発生前/3分後/3秒後/3時間後の、4つのステージごとに重要項目を簡潔に アドバイス。教材や、防災訓練の配布資料に適している。 ▼定価 600円(税込)▼〒151-0051 東京都渋谷区千駄ケ谷四丁目9番7号 電 話 03-5411-6211(編集) URL=http://www.gentosha.co.jp/< /a>  (2006.01.S)


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いざと いうとき、どうすればよいかを知る(大学生以上むき)

い ざ というとき、どうすればよいかを知る(中高校生以上むき)
い ざというとき、どうすればよいかを知る(小学生むき)




●『地震から子どもを守る50の方法』

国崎信江・著 2005年9月25日第1刷 ブロンズ新社
▼危機管理アドバイザーで2児の母である著者が、『アトピーや病気の子は?』、『学校で被災したら』、『震災疎開も考えよう』など、子どもとともにいかに災害を生き延びるかを提案。『1万5000円でシェルターを作る』といった、身の回りのものを使いながら、お金をかけずに安全を手に入れる方法を解く。防災便利グッズは、値段やメーカー吊・URLも掲載されている。イラストつきで親しみやすい。▼定価1300円(税別)▼〒150-0001 東京都渋谷区神宮前6-31-15 マンション31-5ETEL.03-3498-3272 URL=http://www.bronze.co.jp/(2006.01.S)


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いざと いうとき、どうすればよいかを知る(大学生以上むき)





●『はるかのひまわり』物語

NHK『はるかのひまわり』取材班・著 2005年6月25日初版 NHK出版
▼阪神大震災で亡くなった、小学6年生の加藤はるかちゃん。近所のうどん店の主人・藤野さんらが懸命に救出活動を試みたが、すでに冷たくなっていた。11歳で逝った彼女の家の跡の更地には、その年の夏、ヒマワリが咲いた。飼っていたハムスターのえさの種が咲いたのか? やがて藤野さんは、街のあちこちにある更地に、ヒマワリのタネを蒔き始めた。はるかちゃんからの、『負けるな!』というメッセージのような、黄色く明るい花。『はるかのひまわり』は、被災地に結城と希望を与えた。▽一方、姉・加藤いつかさんと父母は、多くの葛藤のなかで日々を歩んだ。母・満子さんは、『私達家族に『復興』という言葉は当てはまりません。はるかがいなければ元に戻るということはありえないのですから。今の私達は、『再生』のさなかにいるのだと思います』と語る。▽NHKのディレクター、記者たちが、震災直後から10年にわたって取材した加藤家の人々と、地域の人たち、学校の先生たちとの交流の記録。▽巻末の執筆者たちからのコメントには、取材者としての逡巡もつづられている。▼定価1000円(税別)▼日本放送出版協会(NHK出版) 〒150-8081 東京都渋谷区宇田川町41-1 電話 03-3780-3318(編集) URL=http://www.nhk-book.co.jp/(2006.01.S)


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阪 神 大震災の体験を知る(小学生むき)

阪 神 大震災の体験を知る(中高校生以上むき)
阪神大震災の体験を知る(中高校生以上むき)
命の尊さを知る[阪神大震災](中高校生以上むき)




●『舞台|阪神淡路大震災 全記録』

岡本貴也・著 2006年2月15日初版 三修社
▼阪神淡路大震災の被災地で何がおきたのか? さまざまな記録、手記をもとに、再構成された『舞台|阪神淡路大震災』の脚本を書籍化。舞台の製作記録も所載。▽2004年夏の東京中野の初演は、被災地のできごとをトレースしたエピソードと、出演者やスタッフの思いが重なり好評を博した。その後、2005年には、震災10年目の神戸、西宮、中越地震の被災1年の新潟などで再演。岩手県では中学校でも公演。2006年には東京でも再演された。▽脚本を執筆する際に、著者は『どんなカンパニーでも演じることができる』、『どこでも上演可能である』、『作者の代弁者を登場させない』、『感情表現を可能な限り排除する』といったルールを決めたという。初演台本を再演のために手直しする際には、『マスコミ、行政など安易な敵を設けない』、『珍しい事実よりも、人間としての深さを』を考えたとしている。▽著者は1972年神戸市生まれ。出版社勤務を経て、脚本家、舞台演出家。フジテレビ『世にも奇妙な物語』、NHK『中学生日記』などを手がける。劇団『タコあし電源』(http://tacoashi.com/)主宰。
▼定価1600円(税別)
▼三修社 〒107-0062 東京都港区南青山2-28-6 CSビル2F 電話 (03)3405-4511(代表) URL=http://www.sanshusha.co.jp/
(2007.01.S)


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阪神大震災の体験を知る(中高校生以上むき)

命の尊さを知る[阪神大震災](中高校生以上むき)




●『彼女を守る51の方法〜都会で地震が起こった日』

彼女を守るプロジェクト・著/渡辺実・監修 2005年5月初版 マイクロマガジン社
▼いま、阪神淡路大震災と同じ規模の、マグニチュード7.3の直下型地震が起こったらどうなるか。被災地とモデルの写真を合成した構成で、実践的に考えさせる、防災シミュレーション。▽彼女とデート中に、都会の真んなかで地震に遭遇。自宅にどのようにたどり着くか、シーンごとの対処法を解説。非常時の心得があるとないとでは、大事な人を守る力に差が出ることを実感できる。▽防災の第一人者である防災・危機管理ジャーナリストの渡辺実氏が監修している。
▽[目次]第1章 Survive(都市機能のマヒ2次災害 ほか)
第2章 Refuge(外出先でも避難所に入れる避難所とは… ほか)
第3章 Life(被災地の生活、食事 ほか)
第4章 防災ライフスタイル(防災ライフスタイル備蓄のススメ ほか)
▼定価1,344円円(税込み)
▼マイクロマガジン社 東京都中央区新富1-3-7 ヨドコウビル1F 電話 03-3551-3720 URL=http://www.microgroup.co.jp/home/
(2007.01.S)


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いざというとき、どうすればよいかを知る(中高校生以上むき)





●『実践!わが家の防災対策〈いざというときの行動編〉』

NHK、NHK出版(日本放送出版協会)・編集/山村武彦・講師  2006年4月1日発行 日本放送出版協会
▼『台所で火を使っていたら?→無理して消さない、初期消火で食い止めよう』。『マンションってどの階が危険なの?→1階と高層階は危険』。など、いざというときの行動指針を25項目に整理して紹介。行動マニュアルがうまくまとめられている。▽阪神大震災の当時の事例を写真つきでコンパクトに紹介。巻末には、役に立つホームページ一覧もある。 ▽2006年4月から5月に放送された5分ミニ番組のテキスト。1月から2月に放送された『わが家の防災対策〈日ごろの備え編〉』発行されている。
▼定価893円(税込み)
▼NHK出版(日本放送出版協会) 〒150-8081 東京都渋谷区宇田川町41-1  電話 03-3780-3339(販売)
URL=http://www.nhk-book.co.jp/
(2007.01.S)


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いざというとき、どうすればよいかを知る(中高校生以上むき)

いざというとき、どうすればよいかを知る(大学生以上むき)




●『災害情報が命を救う 現場で考えた防災』

山崎登・著 2005年12月初版 近代消防社
▼NHK解説委員の著者が、取材した現場から、一般市民、自治体や消防、河川管理者などの防災関係者に知って欲しいことが、読みやすい文章でまとめられている。防災対策を7つの視点から考えている。わかりやすく的確な災害情報が命を救う原点と考えさせる。
▽ [目次]
第1章 高齢者を災害から守る—新潟県中越地震、二〇〇四年十月二十三日(土)、PM五:五十六分発生
第2章 情報を防災に活かす—史上最多の台風上陸と集中豪雨、二〇〇四年六月から十月
第3章 想定外に備える—歌舞伎町雑居ビル火災、二〇〇一年・韓国地下鉄火災、二〇〇三年
第4章 専門知識を防災に活かす—有珠山噴火、二〇〇〇年三月三十一日(金)、十三時〇七分頃
第5章 都市を直下地震が襲う—阪神・淡路大震災、一九九五年一月十七日(火)、AM五:四十六頃発生
第6章 地域の防災力を高める—伊豆諸島の三宅島の噴火と避難と復興と、二〇〇〇年(平成十二)六月から
第7章 災害とともに生きる—東海地震の取材を通して

▼定価1,680円(税込み)
▼近代消防社 〒105−0001 東京都港区虎ノ門2丁目9番16号(日本消防会館内)  電話 (03)3593−1401 URL=http://homepage3.nifty.com/kinsyo/
(2006.09.S)


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いざというとき、どうすればよいかを知る(大学生以上むき)





●『災害と共に生きる文化と教育 <大震災からの伝言(メッセージ)>』

岩崎信彦、田中泰雄、林勲男、村井雅清・編 2008年1月初版 昭和堂
▼阪神淡路大震災が私たちに残した『災害文化』とは何か。『災害教育』はどのように立ち上がったのか。関東大震災の例や、インド洋大津波など海外での現場の例も照らしながら、研究者や教育、行政、ボランティア、NGO関係者19人が執筆。それぞれの現場での体験や実践に根ざしたわかりやすい言葉で、震災を今後の社会にどう生かしていくかを投げかける。

▽ [目次]
第1部 阪神淡路大震災と『災害文化』
 悲しみは伝えることができるか?……岩崎信彦(神戸大学吊誉教授)
 『なんでもありや!』としてのボランティア……村井雅清(CODE海外災害援助市民センター事務局長)
 忘れられた被災者〜県外・市外被災者と震災障害者……徳田剛(神戸大学文学部学術推進研究員)
 震災を読みつなぐ活動……下村美幸(震災を読みつなぐ会KOBE代表)
 防災福祉コミュニティ活動の展開……西村康男(神戸市消防局予防課 地域防災支援係長)
 その後の学生ボランティア……岩崎信彦

第2部 学校における『災害教育』の創造
 小中学校での震災教育〜『幸せ運ぼう』の取り組み……中溝茂雄(神戸市教育委員会 指導部)
 高校における『環境防災科』の取り組み』……諏訪清二(兵庫県立舞子高校 環境防災科教諭)
 大学における震災教育システムの開発……有木康男(神戸大学 都市安全研究センター教授)、田中泰雄(神戸大学 都市安全研究センター教授)
 留学生と災害教育……瀬口郁子(神戸大学 留学生センター教授)

第3部 歴史と共に生きる『災害文化』
 関東大震災の資料保存・展示活動と復興記念館〜『公論』形成のメディアとして……山本唯人(財団法人政治経済研究所付属 東京大空襲・戦災資料センター研究員)
 阿波漁村の津波防災の努力と体験記出版……深井純一(立命館大学吊誉教授)
 大災害の記録事始め〜阪神淡路大震災資料の保存活用をめぐって……奥村弘(神戸大学大学院 人文学研究科教授)、佐々木和子(神戸大学地域連携推進室 地域連携研究員)
 ミュージアム展示における自然災害の表現について〜関東大震災『震災復興記念館』の事例……寺田匡宏(国立歴史民族学博物館 外来研究員)

第4部 地域における新たな『災害文化』形成
 全国に『防災の智恵』を訪ねて……吉椿雅道(被災地NGO協働センター スタッフ)
 大規模地震に対する災害文化の形成〜和歌山県串本町 自主防災組織の活動……林勲男(国立歴史民族学博物館 准教授)
 文化としての災害ボランティア活動……渥美公秀(大阪大学コミュニケーションデザイン・センター准教授)
 災害看護システムの形成と災害教育……黒田裕子(阪神高齢者・障害者支援ネットワーク理事長)

第5部 世界のなかの『災害文化』と『災害教育』
 災害と現場性〜支援を被災地で脈絡化する……林勲男
 世界の中の『災害文化』〜国際支援活動のなかから……村井雅清
 海外の災害関係者の教育と災害軽減の枠組み……田中泰雄

▼定価2,415円(税込み)
▼昭和堂 〒606-8224 京都市左京区北白川京大農学部前  電話075-706-8818 FAX075-706-8878 URL=http://www.kyoto-gakujutsu.co.jp/showado/
▼ISBNコード 978-4-8122-0774-1 (4-8122-0774-6)
(2008.01.S)


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阪神大震災がどんな地震だったかを知る(大学生以上むき)





●『緊急地震速報〜そのとき、あなたは、どうしますか?』

渡辺実・著 2008年9月25日 初版第一刷 角川SSC新書
▼防災・危機管理ジャーナリストの著者が、2007年10月1日から一般運用がスタートした気象庁の『緊急地震速報』について、平易な文章で解説。基礎から問題点、利用法まで網羅している。実際に放送局などがどのような対応をとっているかについては、細かく取材している。大きな揺れが襲ってくる前にキャッチできた場合には、多くの人が自分の命を守ることができる『減災情報』になる。『5秒あれば、生き残るための“ワン・アクション”が可能』というのが、著者の主張だ。
▽ [目次]
第1章 緊急地震速報を知っていますか?
第2章 これまで発表された緊急地震速報(警報)と問題点
第3章 緊急地震速報はどこから入手できるのか?
第4章 緊急地震速報が発表されたら〜その1・受信したら〜
   (自宅に居た場合、車を運転中の場合などのケーススタディーほか)
第5章 緊急地震速報が発表されたら〜その2・地震発生から24時間〜
第6章 減災に挑む〜大地震の被害を最小限に食い止めるために〜
第7章 ドキュメント〜緊急地震速報〜
第8章 緊急地震速報、今後の課題

▼定価760円(税別)
▼角川SSコミュニケーションズ 〒101-8467 東京都千代田区神田錦町 3-18-3 錦三ビル  電話 03-5283-0265(編集部)/03-5283-0232(営業部) URL=http://www.sscom.co.jp/
(2009.01.S)


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●『兵庫県知事の阪神・淡路大震災 15年の記録』

貝原俊民・著 2009年9月1日 初版第一刷 丸善株式会社
▼震災当時、兵庫県知事だった著者が、15年たって振り返る『県政の内側から見た』記録。
[災害対策編]
第1章 分権型社会の危機管理
第2章 自らの命は自ら守る
第3章 防災士を育てよう
第4章 公選首長の危機管理バックアップを
第5章 自衛隊のあり方
第6章 社会基盤の整備
第7章 国土政策
第8章 災害対策物語余談


[復興対策編]
第1章 大震災前夜
第2章 大地震発生
第3章 復興のスキーム
第4章 創造的復興へ
第5章 阪神・淡路震災復興計画
第6章 経済人の群像
第7章 復興対策物語余談
第8章 復興進む

▼定価1500円(税別)
▼丸善株式会社 出版事業部 〒140-0002 東京都品川区東品川4-13-14 グラスキューブ品川  営業部 (03)-6367-6038 URL=http://pub.maruzen.co.jp/
(2011.01.S)


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阪神大震災の体験を知る(大学生以上むき)





●『消防隊員が見た 阪神・淡路大震災』

吉本和弘・著 青木幹生・翻訳 2002年12月10日(初版第一刷) 2009年12月17日(第3版) みるめ書房
▼震災当時、神戸市消防局の兵庫消防署救急係長だった著者による、震災の体験記録。英訳も併記され、震災の基礎資料も掲載されている。▼『取水しようとした新湊川が、前年からの渇水でほとんど水がなく、上流の烏ケ原水源地も放流できる水がない中、万策が尽きようとしていた。そこへ上流から流れてきた水は、鈴蘭台から放流された下水処理水だった…』火の手が迫る神港高校をめぐる、火災と消防隊の攻防は、生々しいルポだ。

▼定価1143円(税別)
▼みるめ書房 神戸市灘区岩屋中町3丁目1番4号、電話(078)871-0551 URL=http://www.tanakapp.co.jp/Mirume/
(2011.01.S)


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●『神戸大学ニュースネット』のホームページへ
●『語り継ぎたい。命の尊さ〜阪神大震災ノート』のホームページ