秋季近畿学生野球一部リーグ第一節第一戦が九月一日、南港中央野球場で行われ、神戸大は奈産大に１－７で敗れ黒星スタートとなった。【9月1日　神戸大学NEWS　NET＝ＵＮＮ】

　奈産大は春期リーグ二位。神戸大も春に二敗を喫しておりここはなんとしても雪辱したいところ。その神戸大は初回、一死三塁で三番吉田がスクイズを決め幸先よく一点を先制した。
　しかし、今日はエース福田の調子が今一つ。一回裏に梅木の三塁打などではやくも逆転されると、二回には平林に本塁打を浴びるなどされ、徐々に点差を放されていく。対する奈産大の木谷投手も三回までに五四球と制球に苦しんだが、四回以降は小刻みな継投で結局奈産大が７－１で逃げ切った。
　神戸大は二回と三回に四球で満塁のチャンスをもらいながら点を入れられず、流れを引き込めなかった。
　試合後、神戸大の山口章太主将は「二回も満塁のチャンスをもらいながらあと一本が出ず流れをつかめなかった」と悔しげな表情。しかし敗れたとはいえまだ初戦。秋の目標を尋ねると「最低Ａクラス。自分たちのスタイルの野球を思い切ってやっていきたい」と力強く語った。
　第二戦は九月三日十時から南港中央野球場で行われる。

●秋季近畿学生野球１部リーグ第１節第１戦（9月1日・南港中央野球場）
神戸大　１００　０００　０００＝１
奈産大　２１０　１０３　００×＝７
（奈産大１勝）
【神戸大】●福田－達、和田
【奈産大】木谷、○雪岡、西村、島－得居、飯田