民間の立場から司法制度改革の提言をしている「司法改革フォーラム」は十月二十二日までに、提言案をまとめ、政府の司法制度改革審議会に提出した。【10月22日 UNN】
内容は、将来の司法試験の受験資格を「法科大学院」(日本版ロースクール)の修了者以外にも残しておくべきだというもの。近く同フォーラムの鈴木良男会長が保岡法相に説明する。
ロースクールは、現行の司法試験制度に代わる新たな法律家養成コースとして審議会が検討を進めているもので、原則として、ロースクール修了者だけに新たな司法試験受験資格を与えるよう制限する見通しだ。
提言は、司法試験の合格率を指標にして、ロースクールの効果をロースクールを経由しない者と比較検証する必要があるとしている。また、ロースクールの設置は、希望する大学にほぼ無条件で認めるべきだとしている。
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