高田至郎・神戸大工学部教授(構造工学・地震工学)のグループの現地調査により、芸予地震で地震波が硬い地盤に反射して揺れが増幅する「なぎさ現象」が起き、住宅などに大きな被害が出ていたことが、被害の特徴からわかった。【4月12日 UNN】
調査によると、震度五強を記録した広島県呉市で「なぎさ現象」が発生、その結果丘陵地と平地部の境界付近の住宅などに大きな被害が出た。この現象は、阪神大震災の際に六甲山に平行した東西の地域に被害が集中した原因の一つとされている。
なおこの調査結果は、四月十三日に工学部で開かれる報告会で発表される。
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