神戸大落語研究会第三十七代二回生寄席「六甲夏の陣~短冊にねがいを寄席~」が七月七日、神戸学生青年センターで上演された。会場は一体感に包まれ、笑いが巻き起こった。【7月8日 神戸大学NEWS NET=UNN】
毎年恒例の二回生寄席。二回生七人が演じた今回の寄席は、客席がほぼ埋まるほどの盛況ぶりだった。
今回の寄席は、可愛家りんくさんが三味線を担当し、拡益亭鴨津さんの「時そば」で幕開け。甲家一刻さんの「向こう付け」、甲家蒲勝さんの「動物園」、可愛家あぷるさんの「ちりとてちん」、拡益亭呉頓さんの「強情灸」と続き、甲家ぴい万さんの「宿替え」で幕を閉じた。約二時間半にわたって上演されたが、部員達の巧みな舞台に観客の笑い声が次々と起こり、会場は一体感に包まれていた。
上演後、「動物園」を演じた甲家蒲勝さん(工・二年)は「無事演じ終えられて良かった」とほっとした様子だったが、「二回生だけでやったことで自信がついた。お客さんの印象に残るような舞台を目指す」と今後への意欲も十分。いずれ部を引っ張っていく事になる彼らだが、今回の寄席でその自覚と自信を得たようだ。?
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