ドイツW杯での日本予選敗退が決まり、私の中で今回のW杯は終わってしまった。思い起こすと四年前の日韓大会の頃、私はまだ中学生だった。気がつけば大学生活が始まってもう3か月である。時間のたつのは本当に早いと、いまさらながらに実感した。【7月10日 神戸大NEWS NET=UNN】
W杯が開幕し、国民全体がサッカー日本代表に注目していたこの6月、荒川静香選手の金メダルや野球WBCの優勝などの明るいニュースでさえ、その続報を聞いた人が何人いただろう。W杯の報道によって全てかき消されてしまったようだ。マスコミ業界がいかに力を入れていたのかがよくわかる。
彼らにとって時間との戦いは絶対に避けられないものだ。時間の流れがこんなにも早いため、ひとつタイミングを逃すだけで取材の機会を失い、出来事は忘れ去られてしまう。世の中に充満している、知らなければならない事実、忘れてはならない事件。彼らの戦いの成果がマスメディアを通して日々私たちの目に飛び込んでくる。
人類がタイムマシーンを発明するその日まで、ある意味サッカー日本代表以上に、マスコミ業界は時間に対し「絶対に負けられない戦い」を挑んでいるのかも知れない。【塚本京平】
コメント
この記事へのトラックバックはありません。
この記事へのコメントはありません。