国立大学協会は3月4日、東京都内で総会を開き、同日付で会長を退任した佐々木毅東大学長の後任に、副会長の相沢益男東京工業大学長(62)を選出した。任期は来年6月まで。法人化から約1年が経過し、問題が山積する国立大各校のかじ取りを担う。共同通信などが伝えた。【3月4日 UNN】
総会の中では2008年以降の国公立入試の在り方について、分離分割方式の維持を基本としつつ、各大学の意向調査を近く実施することが発表された。6月の総会で対応を正式に決定する。
国大協会長は、東大か京大の学長から選出されることが多く、両校以外からの選出は1997年の一橋大学長以来8年ぶり。
相沢氏は横浜出身。筑波大助教授、東工大生命理工学部長などを歴任した後、01年10月から東工大学長を務め、文部科学省の大学設置・学校法人審議会会長も兼任する。?
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