神戸大交響楽団第55回定期演奏会が12月26日、神戸国際会館こくさいホールで行われ、訪れた1200人以上の観客はその美しい音色に酔いしれた。【12月26日 神戸大NEWS NET=UNN】
最初に演奏されたのは歌劇「ウィンザーの陽気な女房達」序曲。明るく楽しいメロディーが観客の心の和ませた。
第2ステージはボロディンの交響曲第3番イ短調。時に重々しく、時には静かで穏やかな演奏を披露するなど、多彩なステージに。
最後の第3ステージはグルックナーの交響曲第5番変ロ長調。90分に及ぶ大曲だ。団員たちにとってこの曲を演奏することは大きな賭けだったという。見事演奏し終えると会場からの「ブッラボー」の声とともに、拍手が鳴り止まなかった。
また同楽団は1月17日に神戸国際会館こくさいホールで行われる「悲しみのオーケストラ・希望のオーケストラ」で、この曲の4楽章を演奏する。この事業のプロデュースを手がける永井和子さんは「みんなで一生懸命取り組む姿に感動して聞かせてもらった」と話した。
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