関西学生女子タッチフットボール秋季リーグ第2戦、神戸大－聖和大が10月11日に聖和大グラウンドで行われた。神戸大は、第3Q中盤までに3本のTDを決めて聖和大を突き放し、34－19で勝利した。【10月11日　神戸大NEWS NET＝ＵＮＮ】

　序盤から積極的な攻めを見せた神戸大は、第1QにDB西古（発達・3年）がインターセプトしてから流れを作る。パスを中心に要所でQB佐野（発達・3年）のランを織り交ぜた攻撃で、G西古がTDを奪い先制した。その後は相手のミスにも助けられながら、G阿部（発達・4年）の2本のTDで追加点を奪い、一挙に20点差をつけた。

　しかし、後半は前半と比べて勢いが無くなり、パスのミスや終了間際に2本のTDを許すなど課題の残る面も残った。

　「この試合に全ての力をかけた」と話すG阿部。序盤のプレーを見て、この1、2週間の練習で強くなっていると確かな手ごたえをつかんでいた。それでも、「後半は守りに入ってしまった。なぜそうなったのかを考えて自分たちに出来ることをしたい」と反省点も口にした。

　前回の試合で渋い表情を浮かべていた今岡コーチも、今回は選手たちの成長を認めた。だが、QB佐野は力が伸びたことを実感しながらも、後半について「大事にいこうとしてしまった。ディフェンスが止めてくれたから勝てた」と納得のいかない様子だった。（記者＝有田朋央）

●関西学生女子タッチフットボール秋季リーグ第2戦（10月11日・聖和大グラウンド）
神戸大　7　7　6　14＝34
聖和大　0　0　6　13＝19