神戸大の4年生が中心となって運営している就活団体「Rejoy」。どのような活動をしているのか、13日に開かれた「Rejoyカフェ」に参加し、代表の中友秀さん(経営・4年)に話を聞いた。【5月16日 神戸大NEWSNET=UNN】
きっかけは起業家精神育成ゼミだった。起業家精神育成ゼミは神戸大卒の経営者を講師に迎え、主に経営学部の学生が参加するゼミのこと。ここでの活動を通して「人を巻き込んでいくことに魅力を感じた」中さんが、同期のメンバーに声をかけ昨年12月に設立。「就活を取り巻く負のイメージを変えたかった」という。
そこからの動き出しは早く、今年1月にはセミナーを2度開催。それぞれ意識づけに関するものとエントリーシートに関するものを行い、どちらも約50人の学生を集めた。3月には採用コンサルタント会社と共催で面接対策のイベントを行うなど、精力的に活動している。また2月後半には、社会人を招いたイベントを計画していたものの中止に。「企業側の採用活動も忙しく、ギリギリまで詳細が決まらなかった。中途半端なことをして信用をなくすぐらいならやめよう、と思った」。
開催するイベントでテーマにしているのは、「本質的なこと」と話す中さん。まずは自分が人生で何をしたいのかをはっきりさせ、そして様々な選択肢があることを知った上で、就職というものに向き合う必要があるという。中さんの場合は、将来の起業を視野に入れ、創業2年目のベンチャー企業に就職する。
そんなRejoyだが、現在は特に14年卒の学生を募集している。「団体の相続もだけど、就活に身を置くにあたって自分から情報を取りにいけるこの団体は、他の学生より有利。視野を広げるためにもぜひ」と語る。定期的な相談会も予定しており、ますます活動の幅を広げていく。
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