関西フットサルリーグ第1節、神戸大-SWH Futsal Club が5月12日、高砂市総合体育館(兵庫県)で行われた。カウンターでチャンスを作り順調に滑り出したかに見えた神戸大だったが、後半にかけて崩れ、1-3の黒星でリーグをスタートさせた。【5月18日 神戸大NEWS NET=UNN】
年間を通して12チームで争う関西リーグの第1節。ただ1つの学生チームである神戸大は、新たな主将A西脇(発達・4年)の下、始動した。初戦の相手は昨年2-5で破れているSWHだ。
前半2分、P渡部(工・4年)がカウンターでドリブルからシュート。一度はじかれるも再度シュート。惜しくも枠外に逸れた。出だしから神戸大はラインを上げた守備からカウンターを連発しチャンスを生んでいく。ところが、神戸大は徐々に勢いを削がれていき、7分に失点。その後は両者決定打を欠いたまま0-1で前半は終了する。
好調な出だしは後に続かなかった。後半は終始SWHのペースで、チャンスを作れない。焦りからか荒いプレーが目立ち、G湯浅(工・4年)と梶本(経・3年)はイエローカードをもらってしまった。神戸大は持ち前の自陣をかためるディフェンスでSWHの攻撃に応えるも、後半7分と12分に失点し一時0-3に。そんな中16分、タイム明けのキックインから湯浅にボールが渡りセンターライン手前からロングシュートが炸裂。まっすぐゴールを突き刺し一矢報いたが、結果は敗戦。1-3で試合を終えた。
西脇は「前半はカウンターが決まっていたが、終盤は走り疲れてきていた。体力面をしっかり調整しなければならない」と試合を振り返った。「チーム力、そしてそのベースとなる個人の力をつけたい」。まだ未熟な今年のチームにとって足りないものが見つかった初戦だった。しかし、特に序盤は光る場面を多く生んでおり、これからのさらなる成長が待たれる。西脇は「まずは3節までに勝ち点4」とチームの当面の目標を話す。さらなる高みへ、神戸大フットサル部の長い1年はまだ始まったばかりだ。
●関西フットサルリーグ第1節(5月12日・高砂市総合体育館)
神戸大 1 0-1 3 SWH Futsal Club
1-2
【お詫びと訂正】記事中で5月19日時点まで以下の誤りがございました。関係者にご迷惑をおかけしたことをお詫びして訂正いたします。
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