六甲台第1キャンパスの本館玄関前は、吉報を待ち望む受験生と保護者、サークル勧誘目的の学生らでごった返した。午前10時、玄関前の掲示板が一斉に表を向き、受験生たちは自分の番号を見ようと群がった。合格の喜びのあまり涙を流す人や、自分の受験番号を指さして記念撮影をする人も。アメフト部レイバンズによる恒例の胴上げでは、多くの合格者が笑顔で宙を舞った。
浪人生の戸次大輔さんは経営学部に合格。同志社大に通う友人とともに姫路市から発表を見に来た。「昨日からずっと眠れなかった。合格してほっとしている」。掲示板に載った自分の受験番号を友人と何度も確認し、互いに涙を流した。発達科学部に合格した和久葵さんは、胴上げをしてもらうため六甲台キャンパスに寄り道。「大学でサッカーを頑張りたい」と期待に胸を膨らませていた。
受験番号を確認し喜ぶ合格者【撮影=田中謙太郎】
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