6月13日、神戸大レイバンズは関西学生アメフトリーグの春シーズン初戦で龍谷大と対戦した。試合は無観客で行われた。前半は11点差をつけられ劣勢となったが、後半逆転し、27―21で勝利した。次は7月3日に、アズワンブラックイーグルスとの対戦が予定されている。<塚本光・大木凛>
神戸大レイバンズは、6月13日、関西学生アメリカンフットボールリーグ春シーズンのKCAFLSPRING2021初戦で、龍谷大と戦った。
大会は緊急事態宣言の発令に伴って、4月25日から6月5日まで、中断していたが、6月6日から再開しており、神戸大は、5試合行う予定だったが、2試合のみの参加となっている。試合はすべて無観客で行われる。
蒸し暑い、梅雨の曇り空のもとキックオフのホイッスルが鳴った。
第1Q、龍谷大#16小澤が、タッチダウンを決め、先制される。神戸大もチャンスを作るが、攻めきれず、0―7で第2Qへ。
(写真:ゴールライン近くまで攻めるレイバンズ)
第2Qは、好位置からのスタートで同点に追いつきたい神戸大は、タッチダウンは決められなかったものの、#98小林のキックで4点差につめよる。しかし、相手主将のインターセプトからタッチダウンを決められ、14―3の11点差で後半へ。
(写真:ハーフタイムのレイバンズ)
第3Q、神戸大は、#24平井のインターセプトや、#27森分のランなどからチャンスを作り、#43山下がチーム初のタッチダウンを決める。その後、神戸大の攻撃は勢いづき、#27森分がタッチダウンを決め、逆転に成功し、17-14で第3Qは終了。
(写真:タッチダウンを決めた山下)
(写真:タッチダウンを決めた森分)
第4Qも神戸大は攻撃の手を緩めず、開始早々#9馬庭のタッチダウンなどで10点を追加。終盤にタッチダウンを決められるもリードを守りきり、試合終了。27―21で龍谷大に勝利した。
(写真:試合終了後のレイバンズ)
第2Qまでは激しい展開だったが、第3Qからは両チーム守備陣の活躍で、両チーム無得点という対照的な展開となった。
《KCAFLSPRING2021》
龍谷大 7 28 0 0=35
神戸大 0 14 0 0=14
(6月13日13時30分キックオフ)
試合後、森分主将は、今回の試合について、「試合延期が続いていたので、まず試合ができたことに感謝したい。神戸大学は元々スタートが遅いチームと言われ、課題としてきたが今回もそれを修正することができなかったのは反省点。今回はOL(オフェンスライン)に本当に助けられた。練習ができない期間もあったが、アメフトから離れることがないよう、各パートで毎日コミュニケーションを取り続けるなど、工夫した。今日の結果を重く受け止め、反省点を修正し、次回のアズワンをボコボコにしたい。」と答えた。
(写真:インタビューに答える森分主将)
次の、7月3日に行われるアズワンブラックイーグルスとの試合が、春シーズンのリーグ戦は最後となるが、今日の課題をチームで解消し、戦う。
了
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