全文は以下の通り。
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本文は当コンテストNo3五十嵐百音さんのこの度の件につきましてご説明をさせていただく
文章になります。事実を述べる文章であるため謝罪は含みません。先に謝罪については謝罪文をお読みいただけると幸いです。またご意見、ご質問については運営までよろしくお願いいたします。
1. 事の経緯について
7月下旬ごろ、五十嵐さんのアカウントにて怪しい特徴を持つフォロワーが多数存在するとの報告を受けました。そこで五十嵐さんのアカウントを確認したところ、
・フォローの数がフォロワーに比べ極端に多い
・同じアカウントの同じ投稿をリッイートしている
というフォロワーが多く見られたため、五十嵐さんのアカウントにて不正が行われている可能性があるとし、運営全員に連絡いたしました。その後、五十嵐さんにその件について報告し、五十嵐さんが否定されたため、運営で調査を行うことになりました。
調査にあたり、運営の技術力では購入者が誰か、またそれらのアカウントが購入されたフォロワーであるか明確に判断することが難しかったため、独自で基準を作り、それに当てはまるフォロワーを数えることに致しました。この独自の基準というものは、我々運営の主観に伴う違和感により作られたものであるため、運営の独断と偏見によるものであったと、現在は理解しております。
基準はTwitter・Instagramにおいて設定し、TikTokは基準を作ることが不可能であると判断されたため、設定いたしませんでした。
基準は以下となります。
[Twitter]
【範囲】
正常ではないと思われるアカウントが多く含まれる範囲「〇〇〇」~「〇〇〇〇」
(保護のため隠しております。)
※これはフォロワーの約半分程となっております。
【認定基準]
・2010または2011年から使われているアカウント(数が不自然に多かったため。)
・リツイートまたはいいねの中に、特定のツイートが含まれているもの
以上の両方を満たすアカウントであること
【特定のツイートとは】
写真のツイートまたは、「〇〇〇〇」というアカウントのツイート
[Instagram]
【範囲】
7/28の時点でのフォロー通知の中でも、その「2 日前にフォローされた」という通知部分を画面録画にて切り取りました。それらのアカウントの中で、怪しいと判断されるアカウント数をカウントいたしました。
【認定基準】
?明らかなフォローフォロワー数の差のあるアカウント
?同じ日の投稿が多く存在するもの
以上のどちらか、又は両方を満たすアカウントであること
この基準を適応し、当てはまるフォロワーをカウントいたしました。その結果、特にTwiterにおいて認定基準に当てはまるフォロワーを多く発見したため、五十嵐さんのアカウントにおいて不正がなされていると判断いたしました。しかし、このような曖昧な基準では正確な判断は出来ない上、運営が作った基準であり恣意的な操作が可能性があるため、この判断も不適切であったと、現在、認識しております。
その後、運営で規約に基づき(規約については後ほどご説明いたします。)、アカウントの閉鎖・再開設という、五十嵐さんのアカウントへの対応を決定いたしました。この決定においては、統括の「不正の行われたアカウントを存続させたままでは、不正の与えた影響を完全に取り消せないため、コンテストが公正に行えない。」との意見が大きく反映しており、結果、コンテストを公正に出来なかった上、ご自身での不正を否定されている五十嵐さんの立場や心情を、無視した決定であったと考えております。また、事前に五十嵐さんに説明を行う事なく、この対応を決定したことについても不誠実な行為であると理解いたしました。
次に、統括から決定したその基準と対応について、五十嵐さんにご報告とご説明を行いました。しかし、一方的に文章を送りつけるという形を取ったため、五十嵐さんに精神的な苦痛を与えました。
また、その後の五十嵐さんの質疑対応において、この決定について「運営としての判断です。」という返答や、規約に該当するかの質問について、「あなた自身の疑いが完全に晴れたわけではございません。」という返答を行ったため、五十嵐さんに運営全員から疑われているという印象を与えたことで精神的な苦痛を与え、不適切な対応であったと考えております。
五十嵐さんとの話し合いの結果、コンテストを継続していただくことで承諾を頂きました。ただ今、ファイナリストの皆様と運営で、今後についての話し合いを行っております。
後日、審査基準などコンテスト継続に向けた説明を掲載いたします。
また、統括はこれらの対応の責任をとり、退任いたしました。
以上が、経緯でございます。
2. 規約のご説明
当コンテストでは本年よりルールの明確化のため、今まで運営とファイナリストの暗黙の了解であったものを規約として文章化し、全ファイナリストに合意と署名をいただいております。
この規約について、今回の件と関係する部分についてご説明いたします。
第一項について
「1. 本コンテストの出場者のファイナリスト活動期間は2021年6月から2021年12月までとする。病気や怪我または何らかのやむを得ない理由以外での期間中のファイナリスト活動の休止・辞退は認められない。ファイナリスト活動の休止・辞退がやむを得ない場合すぐにスタッフに相談すること。」
この規約は当コンテストの出場休止・辞退について記されたものです。
当コンテストでは協賛企業やその他関係者への影響を考慮し、病気・怪我またはその他のやむを得ない理由以外での休止・辞退は認めておりません。また休止・辞退をしたい場合でもすぐにスタッフに相談するよう定めております。
この点で五十嵐さんの棄権の訴えはスタッフに事前に相談されたものではなかったため、話し合いのために一度削除させていただきました。
第四項について
「4. 出場者はいかなる理由があろうと審査に関わる投票を偽装してはならない。このような事実が確認できた場合、出場を停止する。また疑いがある場合でもスタッフが出場者に聞き取りを行い、ペナルティを課す場合がある。」
この規約は不正について定めたものです。当コンテストでは審査にかかわる投票、つまりSNSアカウントでの不正を認めておりません。しかし、ファイナリスト本人が不正を行なったかどうか運営の技術力では確認することができないので、不正を抑止するために後半部分に「疑いがある場合でもスタッフが出場者に聞き取りを行い、ベナルティを課す場合がある。」と記載しております。
この規約に基づき五十嵐さんのアカウントへの対応を決定しました。しかし、この規約は誰かがファイナリストを貶めることが可能である上、本人で不正を行ったわけでないのに処罰される可能性があるため、本人が否定している場合の対応や救済措置に欠いた不足したものであったと考えております。
これらを含む規約をファイナリストに説明し同意していただきましたが、その説明の時点で具体的な対応策や不正の基準について定めて相談させていただくべきであったと考えております。今後この規約については見直しさせていただく予定です。
3. フォロワーを審査に含んだことへのご説明
当コンテストは昨年度までMs.CampusKOBE・神大ボーイズコンテストとして活動しておりました。Ms.CampusKOBEでは事前投票にてオンラインの投票サイトを使った毎日の投票と当日ステージ・企画、神大ボーイズコンテストではSNSでのいいねと当日ステージを基に審査を行っておりました。特にMs.Campus KOBEでは毎日投票を行っていたため、ファイナリストの心理的負担が大きく、問題としてあがっておりました。
そこでコンテストを変更するにあたり、この毎日投票を見直すことと致しました。そこで当コンテストは「神戸大学のインフルエンサーを生み出す」ことを目的としたコンテストであるため、最もインフルエンサーとしての能力が測りやすいフォロワーを採用しました。フォロワーを採用することで、ミスコンやミスターコンの枠を飛び越えて自由に発信することができ、また毎日投票のように投票を毎日促さなくても良くなるので、ファイナリストの心理的負担は軽減されるだろうと考えておりました。
しかし、このフォロワーという審査基準の決定は不正が起こりやすく、また防ぐことも難しいというリスクから目を背けた大変甘いものであったと考えております。今後この基準につきましても、見直させていただく予定です。
以上がTHECampusKOBE運営からのご説明になります。改めまして、この度はこのような問題を起こしてしまい大変申し訳ございませんでした。
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了
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