神戸大は、「ノエビアスタジアム神戸」で実施しているワクチン接種事業について、全学HPで、既存の産学官8者に新たに10者が加わり、18者連携になることを発表した。「ノエビアスタジアム神戸」の強みを生かし、 より「楽しい」ワクチン接種会場を作ることが目的だ。<宋允原>
神戸大は、「ノエビアスタジアム神戸」で実施しているワクチン接種事業について、全学HPで、既存の産学官8者に新たに10者が加わり、18者連携になることを発表した。発表文には、「大規模接種会場であるノエスタにおいて、接種規模および接種対象者の拡大を見据え、新たな取り組みを行う」と書かれている。
「ノエビアスタジアム神戸」はサッカー競技場なので、大規模接種会場として選定された時点で、すでに「楽しいワクチン接種場」としてツイッターなどで話題になっていた。今回の18者連携は、「ノエビアスタジアム神戸」の強みを生かし、 より「楽しい」ワクチン接種会場を作ることが目的だ。例えば、ピッチサイドの散策や撮影ができる企画「ピッチサイドウォーク」の実施や、接種を完了した人を対象にヴィッセル神戸の試合のチケットやグッズが当たるキャンペーンに参加できる「ヴィッセル神戸オリジナルクリアファイル」を配布するなどの企画が行われている。
(画像:ヴィッセル神戸オリジナルクリアファイル=楽天提供)
今後ワクチン接種世代の年齢が下がることも想定し、小さな子供同伴の接種者や、若い世代も安心して接種を受けられるような環境づくりに力を入れる。今後「ノエビアスタジアム神戸」に保育士が常駐するキッズスペースを設けることに加え、楽天グループ株式会社で特設サイトを作り、ノエスタでのワクチン接種オペレーションの概要を案内する予定だ。この特設サイトにはヴィッセル神戸の選手から医療従事者や神戸市民へのメッセージ動画も掲載されている。
(画像:くつろぎエリア<ピッチサイドに座席設置>=楽天提供)
今回の産学官連携に参加する18者は、神戸市、神戸大学医学部附属病院、東京慈恵会医科大学外科学講座、SBCメディカルグループ、楽天ヴィッセル神戸株式会社、楽天グループ株式会社、楽天メディカルジャパン株式会社、I&H株式会社、公益社団法人兵庫県看護協会、神戸女子大学、神戸市民間病院協会神戸看護専門学校、独立行政法人国立病院機構神戸医療センター、医療法人神甲会隈病院、大手前大学、京都橘大学、英ウィメンズクリニック、ドクターズ株式会社、神戸大学で構成される。
(画像:体制について=楽天提供)
了
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