近畿学生野球秋季リーグ1部に出場している神戸大硬式野球部は、奈学大の棄権で、第1節は不戦勝となり、第2節は和歌山大に2連敗し、第3節で大府大に2連勝した神戸大は、第3節までに勝ち点2を獲得し、9月21日現在、6大学中3位となっている。昨年は3位に終わっているだけに、残る大市大との第4節と、阪南大との第5節に挑む。<塚本光>
今年の春季リーグは、新型コロナウイルスの影響で途中で、神戸大は第4節を終えた時点で中断された。その後代表校を決めるトーナメント戦が行われ、
異例の事態の中2021年の秋季リーグは始まった。
第1節は奈学大との試合が、予定されていたが、奈学大が棄権した。不戦勝となり、勝ち点1を獲得した。
実質開幕カードとなった第2節は、昨年も一昨年も2連敗している和歌大と大阪シティ信用金庫スタジアムで対戦した。
1回戦は、4回に四球のランナーを犠牲フライで返され先制され、その後5回に一挙5点を追加される。7回、8回に得点し、9回もチャンスを作るなど追い上げを見せるが、届かず敗戦。
<第2節1回戦>
神戸大 000 000 120|3
和歌大 000 140 00X|5
(9月11日・大阪シティ信用金庫スタジアム)
2回戦も、3、4、5回に1点ずつ失い3点ビハインドの展開。その後投手陣は無失点で抑えるも、打者陣が得点できず完封負け。2連敗で勝ち点を落とした。
<第2節2回戦>
和歌大 001 110 000|3
神戸大 000 000 00X|0
(9月12日・大阪シティ信用金庫スタジアム)
神戸大は第3節で、昨年2連勝している大府大と対戦する。
1回戦は、いきなり1回の表に2点を先制されてしまう。そして、4回表にも2点を追加されたが、直後の4回裏、2点差に詰めよった後、代打草野のツーベースで一気に同点に追いつく。続く5回裏、伊藤のタイムリーで勝ち越しに成功。その後も、7回に2点を追加するなど突き放し、初戦を勝利した。
<第3節1回戦>
大府大 200 200 000|4
神戸大 000 410 21X|8
(9月19日・紀三井寺公園野球場)
2回戦にも勝ち、2連勝で勝ち点1を獲得したい神戸大は、1回戦とは打って変わって、有利な展開で試合を進める。2回に一挙9点を取ると、そのまま神戸大ペースで試合を進め、7回コールド勝ちを収め、勝ち点を獲得した。
<第3節2回戦>
神戸大 0900102|12
大府大 0010000X|1
(9月19日・紀三井寺公園野球場)
リーグ戦は9月5日から始まっており、10月4日まで行われる。
<順位表(9月21日現在)>
和歌大 6勝1敗 勝点3
阪南大 6勝2敗 勝点3
神戸大 4勝2敗 勝点2
大市大 4勝4敗 勝点1
奈学大 1勝6敗 勝点0
大府大 0勝6敗 勝点0
了
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