11月13日と14日に、第42回六甲祭が開催された。昨年度に引き続き、今年度も新型コロナウイルスの影響で、例年行われている六甲台キャンパスでの対面開催は中止され、オンライン開催となり、41企画が実施された。六甲祭のコンテスト企画「THE Campus KOBE」は、六甲祭直前にファイナルイベントの開催中止及びグランプリや順位の発表中止が発表された。<島袋舜也・本多真幸>
(画像:2021年度六甲祭公式サイト スクリーンショット)
11月13日と14日に、第42回六甲祭が開催された。昨年度に引き続き、今年度も新型コロナウイルスの影響で、例年行われている六甲台キャンパスでの対面開催は中止され、オンライン開催となり、41企画が六甲祭公式HP上で実施された。
六甲祭のコンテスト企画「THE Campus KOBE」は、六甲祭直前の11月9日にファイナルイベントの開催中止が発表され、その後、グランプリや順位の発表中止も発表された。
六甲祭お笑いライブは有観客とライブ配信の併用で開催されたが、その他の企画は各団体が作成したウェブサイトや動画のURLを六甲祭のHPに掲載する形で開催された。
オンデマンド企画は六甲祭終了後も、六甲祭公式HPから視聴することができる。
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今年度の六甲祭お笑いライブは、六甲祭初日の13日に、在学中の神戸大生限定の現地観覧とライブ配信を併用して、六甲台講堂で開催された。
ライブの出演者は当初、「スーパーマラドーナ」と神戸大出身コンビの「ネイビーズアフロ」の2組と発表されていたが、「ネイビーズアフロ」のはじりさんの新型コロナウイルス感染及びみながわさんの濃厚接触者認定のため、「スーパーマラドーナ」と「吉田たち」に変更となった。
双子コンビである「吉田たち」は、双子ならではの息の合った漫才を披露した。ネタ終わりのトークでは、ライブ当日が「吉田たち」の誕生日であったため、観客たちから祝福の拍手が巻き起こった。
続く、M-1ファイナリスト経験者の「スーパーマラドーナ」は、ベテランの掛け合いを見せた。また、ネタ終わりのサイン抽選会も盛り上げ、ツッコミの武智さんが今年のM-1について熱く語った。
今年度の六甲祭お笑いライブは、座席は間隔を空けて配置され、観客に歓声なども控えるようアナウンスされた。また、漫才マイクはネタが終わるごとに消毒され、出演者と六甲祭実行委員会の司会とのトークの場面ではマスクを着用するなど、感染対策が徹底されていた。
また、毎年恒例の講演会も六甲祭2日目の14日に、オンラインで開催され、六甲台講堂から生配信された。今年の講演者は海事科学部に在学する現役の神戸大生であり、ぼっち系Youtuberとして人気を集めているパーカーさん。
パーカーさんは、自身がYouTube配信を始めたきっかけや、人気になった後の変化などについて話した。
パーカーさんは、「周囲と比べてほとんど単位が取れていない、相談する友人がいない、他大学の編入試験に落ちるなどと、人生がどん底だった時に、それをチャンスに変えられるYouTubeに出会えたのは幸運だった」と語った。
また、自著を執筆するうえで、出版社の編集者に助けてもらったことを話したうえで、「いろんな人の力に頼ることが大事ということを勉強させてもらった」と述べた。
六甲祭実行委員会が主催するこの講演会は、毎年有名人を招いて六甲台講堂で行われているもの。ライブ配信されたYouTube上では、およそ800人が同時視聴する人気ぶりで、視聴者からのコメントが絶えることはなかった。
パーカーさんによる講演会は、11月20日(土)までアーカイブ配信される。
六甲祭は、関西最大級の規模を誇る神戸大の学園祭。神戸大六甲台キャンパスで、毎年11月中旬に開催され、約4万人の来場者数を誇る。2020年度は、新型コロナウイルス感染拡大のため、六甲台キャンパスでの開催は中止となり、ミスコンとミスターコンのみオンラインで開催された。
今年度の六甲祭は昨年に引き続き、オンライン開催となり、各団体が作成したウェブサイトや動画のURLを六甲祭のHPに掲載する形で開催された。
了
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