10月30日、関西学生女子タッチフットボール秋季リーグ第2節が、兵庫県西宮市の武庫川女子大総合スタジアムで行われた。神戸大女子タッチフット部Rooks(ルークス)は全日本王座決定戦「さくらボウル」を現在3連覇中の強豪、武庫女大と対戦し、13-27で敗れた。神戸大は、第1節の京府大戦で敗れているため、リーグ3位以下が確定し、2年連続で東西代表決定戦への出場を逃した。<尾畑陽貴、久保田一輝>
武庫女大は、全日本王座決定戦「さくらボウル」を現在3連覇中の強豪校だ。第1節の京府大戦で敗れている神戸大が東西代表決定戦に出場するためには、この強豪武庫女大に勝利することが絶対条件だった。
武庫女大に押されながらも、ディフェンスが粘り切り、両者無得点のまま1Qを終える(0-0)。
試合が動いたのは、2Q。開始直後にタッチダウンを許し、6点を先制される(0-6)。しかし、すぐさま神戸大も反撃に出る。牛島愛佳(営2年)がディフェンスの間をくぐり抜け、タッチダウンを奪うと、辻沙彩(国人2年)がトライフォーポイントを決め、一気に逆転する(7-6)。
神戸大に流れが来たように思われたが、2Q終了直前にタッチダウンとトライフォーポイントを許し、再び逆転される(7-13)
3Q、相手のパスが繋がり、神戸大は苦しい展開を迎える。武庫女大の攻撃を止め切ることができず、さらに7点を奪われる(7-20)。
4Q、武庫女大にこの試合4本目のタッチダウンを決められ、さらにリードを広げられる(6-27)。その後、辻のタッチダウンなどで反撃を見せるも、力及ばず、武庫女大に13-27で敗れる。これで今季0勝2敗となり、残り1試合に勝利しても、現在2勝0敗の武庫女大と京府大を上回れないため、リーグ3位以下が確定し、2年連続で東西代表決定戦進出を逃す。全日本王座への道は断たれた。
竹村実夢主将(農3年)は、試合後のインタビューで、「武庫女大のQBを想定した練習をしていたこともあり、ディフェンスで連携しながら粘り強く守れた部分もあった。」と話した。
また、北山菜生ヘッドコーチは、「点数ほどの実力差はなかったが、勝負どころの弱さが出てしまった。」と試合を振り返った。
《関西学生女子タッチフットボール秋季リーグ第2節 神戸大vs武庫女大 @武庫川女子大総合グラウンド》
武庫女大 0 13 7 7|27
神戸大 0 7 0 6|13
1位 武庫女大 2勝0敗
1位 京府大 2勝0敗
3位 神戸大 0勝2敗
3位 関学大・名外大 0勝2敗
了
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