日本時間11月13日(現地時間12日)、ISUグランプリシリーズ第4戦、イギリス大会の2日目が開催され、男子シニアSP7位の壷井達也選手(シスメックス所属、国人2年)がFSの演技に臨んだ。序盤の4回転サルコーで転倒し、3Aと3Sのコンビネーションは、後半が2回転になってしまう。しかし中盤以降立て直してミスのない演技を見せた。FSは149.38点で5位、総合では226.13点で、初出場のGPで5位となった。試合後の取材では失敗について悔しさを明らかにし、今月末の第6戦フィンランド大会への意気込みを語った。<尾畑陽貴、本多真幸>
日本時間11月13日(現地時間12日)、ISUグランプリシリーズ第4戦イギリス大会(MKジョンウィルソン杯)の2日目がイギリスのシェフィールドで開催された。前日の男子シニアショートプログラム(SP)での壷井選手の順位は7位。2日目のフリースケーティング(FS)では12人中6番目に滑走し、楽曲は「High Strung」を演じた。
壷井選手は冒頭の4回転サルコーで転倒してしまうが、すぐに建て直しトリプルアクセルを決める。中盤、3連続ジャンプの最後が2回転となってしまうが、それ以降の3回転ジャンプはミスなく着氷した。FSスコアは149.38点で5位となる。総合では226.13点。今期からシニアデビューした壷井選手にとって初のGP出場となる今大会、総合順位は12人中5位だった。
複数メディアによると、試合後の取材で壷井選手は、冒頭の4回転サルコーの転倒とトリプルアクセルのコンビネーションがダブルになってしまったことを課題に挙げ、悔しさを表明したという。
壷井選手は、11月25日(金)~27日(日)にかけて行われるグランプリシリーズ第6戦フィンランド大会(グランプリエスポ―)にも出場する。「(今大会では)シニアの選手と戦い、ジュニアにはない迫力を身近で感じた」とし「(フィンランド大会では)ショートをノーミスして、フリーでも4回転サルコーを決めたい。(合計得点で)240、250点を狙いたい」と語ったという。
了
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