フィギュアスケートのグランプリシリーズ第6戦フィンランド大会(グランプリエスポ―)の男子シニアショートプログラムが、日本時間11月26日(現地時間25日)にフィンランドのエスポ―で開幕した。昨季世界ジュニア選手権銅メダリストで、今期からシニアデビューした壷井達也(シスメックス所属、国人2年)は、78.82点で5位だった。日本時間27日未明1時15分からフリーの演技が行われる。<本多真幸>
ISUグランプリシリーズは、国際スケート連盟が承認し、世界各地で6大会行われるグランプリシリーズと、それらの成績上位者が出場するグランプリファイナルの総称。2022ー2023シーズンは予選がアメリカ、カナダ、フランス、イギリス、日本(NHK杯)、フィンランドで行われ、ファイナルがイタリアで行われる。予選には、前年度の成績などから出場者が選考され、1選手(組)最大2大会に出場し、GPシリーズ各2戦の合計ポイント上位6選手(組)がファイナルに進出する。昨シーズンの世界ジュニア選手権3位の壷井はイギリス大会とフィンランド大会に出場する。
序盤の4回転サルコウは着氷が乱れ、回転不足となったが、続くトリプルアクセルなどは危なげなく決めた。技術点(TES)が42.20、演技構成点(PCS)が36.62、減点はなしで合計点が78.82となり、12人中5位でのスタートとなった。男子シニアフリーの演技は、日本時間11月27日未明1時15分から開始予定。
了
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