1月から大学生協アプリに移行 12月中にダウンロードと登録を

 2023年1月から、神戸大生協の決済方法が生協ICカードから大学生協アプリに切り替わる。生協電子マネーの残高やポイントなどは、すべて年末から年始にかけて移行するため、年内の最終営業日までは、これまで通り生協ICカードを利用することができる。神戸大生協は、12月中にスマホアプリ「大学生協アプリ(公式)」のダウンロードと会員登録をするよう呼びかけている。<久保田一輝>

(写真:アプリ決済への移行に伴い、年内で利用できなくなる生協ICカード。画像は一部加工しています。2022年11月25日午後、六甲台第2キャンパスLANS BOX店で撮影。)

 2023年1月から、全国の大学生協で使用しているシステムが入れ替わることに伴い、生協ICカードから専用のスマホアプリ「大学生協アプリ(公式)」に移行される。生協電子マネーの残高やポイントなどは、すべて年末から年始にかけて移行するため、年内の最終営業日までは、これまで通り生協ICカードを利用できる。神戸大生協は、12月中にダウンロードと会員登録をするよう呼びかけている。神戸大生協の坂本安弘専務理事は、「スマホ決済が主流になりつつある中で、大学生協もカード決済からスマホ決済へ切り替えようという流れになった。」と話した。

▽神戸大学生協HP 「【大学生協アプリ(公式)】のダウンロードならびに登録のお願い」=
https://www.kucoop.jp/news_2/news_detail_2927.html

▽神戸大生協HP「【大学生協アプリ(公式)】登録手順」=
https://www.kucoop.jp/nus_2/webapp/data_file/221128110716_8.pdf

 チャージ方法は引き続き、レジでの現金チャージか、コンビニでの振り込みチャージだ。年間契約で、毎日利用限度額まで食堂のメニューを利用可能になる学食定期も継続される。

 「大学生協アプリ(公式)」への移行に伴い、決済可能な商品、ポイント付与率、ポイントの付き方が変更される。金券類(切手・印紙・図書カードなど)、各種チケット、旅行関係、各種学校(自動車学校や資格学校など)、レンタカーは、決済できなくなる。ただ、日用品や洋書にポイントが付くようになるなど、これまでよりもポイントが貯まりやすくなる。ポイントは、100ポイント貯まるごとに電子マネーにチャージされていたが、すぐに電子マネーへ還元されるようになる。

(表:アプリ決済移行に伴い、決済が不可能になる商品と、ポイント付与率が変更される商品の一覧。)

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