12月16日に神戸市灘区民ホールで神戸大応援団による第1回「翔鷹祭」が開催された。この公演は4年生団員の引退公演であり、復活した応援団とチアの集大成であるステージを見ようと、学外からも大勢の観客が訪れた。<尾畑陽貴、久保田一輝>
12月16日に神戸市灘区民ホールで、神戸大学応援団総部応援団による第1回「翔鷹祭」が開催された。神戸大学応援団は5年前に休部期間を経て復活し、昨年10月には応援団チアが復活したばかり。今回の催しは復活後初となる大規模公演であるとともに、古田徳行団長(済4年)をはじめとする第62代の団員の引退公演でもある。応援団は復活後の集大成として、力強い演舞や応援歌をステージ上で披露した。
その他にも下回生だけのステージやチア単独ステージなど、様々な演目が行われた。
また、各演目の合間には団員の個性を紹介したエピソードトークが用意されており、笑いで会場を盛り上げた。神戸大の学生の他にも、OB・OGや他大学の応援団などが観客として訪れ、復活した応援団の最後の公演を見守った。全演目が終了すると、古田団長の呼びかけで、観客一同が立ち上がって肩を組み、応援団と一緒に神戸大学歌を歌って「翔鷹祭」を締めくくった。
訪れた人のコメント
記藤陽亘さん(国人1年)
「自分は準硬式野球部に所属しており、応援団さんにはいつもは応援されている側なので、今日は逆に応援出来ていい経験になりました。」
宮脇健也さん(経営学部OB・59代・60代応援団長)
「今日引退する4年は、自分が応援団を復活させて初めて入ってくれた団員だ。彼らがいなかったら今の応援団は無かったと思うと、後輩に感謝の気持しかない。すばらしかったと思う。当時は手探りの中での応援だったが、期待をはるかに上回る成長を見せてくれたと思う。」
公演終了後、ニュースネットは古田団長にインタビューを行った。
きき手)翔鷹祭は初めての試みだと思いますが、どのような気持ちで準備をされてきましたか?
古田団長)僕の最後のステージであるということも、もちろん意識しましたけど、僕らの引退ステージというよりは、応援団を知ってもらえるきっかけにしてほしいなという思いがありました。
きき手)この翔鷹祭を迎えるにあたって不安などはありましたか?
古田団長)集客については不安で。いろんな部活に行ったり、他大学の応援団のステージに行ってお願いしたり…。結果、200人弱集まったので、成功だとは思うけど、もっと呼べる団体になってほしいと思います。
きき手)エピソードトークを交えた司会進行はどのように案を出したのですか?
古田団長)僕も少しアドバイスしましたけど、基本的に辻(新副団長)と田代(新団長)が考えてくれて。想像したよりも面白かったので、そういう面でも後輩が成長したな、頑張ったなと思います。
きき手)最後に、見に来てくださった観客の皆さんとOBの皆さんに一言お願いします。
古田団長)本当にありがたいという一言です。改めて、僕のために時間を使ってくれる人を大事にしようと思いました。
了
コメント
この記事へのトラックバックはありません。
この記事へのコメントはありません。