神戸大硬式野球部の新監督に、藤田晋太郎氏(2007年発達卒)が就任した。是澤天晴・新主将(国人3年)とともに、新体制で1部昇格をめざす。<取材班>
10月3日の近畿学生野球秋季リーグ最終戦で大阪観光大に連敗し、2部残留となった神戸大は、2026年の春季の1部昇格を目指して始動した。
2023年秋季に2部に降格した神戸大は、2年にわたって2部に甘んじている。新体制で、1部復帰を目指すことになった。
このほど、ニュースネットの取材に、その意気込みを語った。
藤田晋太郎・新監督は、2007年発達科学部(現・国際人間科学部)卒。これまで、テクニカル・アドバイザーとして、中井明則・前監督の体制を支えてきた。府立池田北高校で野球部の監督を、府立箕面東高校で部長、監督を歴任した。
就任にあたって、藤田新監督は、「今の神戸大は個々の能力は十分ある。まずは3回生の(こうありたいという)理想像のヒアリングをして、コミュニケーションをしっかりとって、新しい“文化”を作り上げたい。組織として、そしてフィジカル面でも、力をつけていく戦略を立てたい」と述べた。
藤田・新監督は、学生時代は発達科学部でトレーニング処方などを学び、卒業論文では、瞬発的な脚筋力の発揮とパフォーマンスの相関性をテーマにしたという。
一方、新しくチームを率いる是澤天晴(これさわ・てんせい)・主将は、「(今のチームには)これまで積み上げてきたものがある。これをベースに、新体制がスタートしてから柔軟に対応していきたい」と語った。

(写真:藤田晋太郎・新監督=左=と、是澤天晴・新主将 2025年10月3日、堺市中区で)
【訂正】記事中「府立池田高校」とあったのは「府立池田北高校」の誤りでした。「脚筋力の発揮」とあったのは 「瞬発的な脚筋力の発揮」の誤りでした。お詫びして訂正いたします。(2025年10月9日18時40分 編集部)
了
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