学生ボランティア団体の神戸大学学生震災救援隊と大阪大学fromHUSが4月5日午後6時ごろから、吹田市の大阪大学人間科学部棟東館で勉強会を行った。地震の問題に対して、お互いの見識や支援のやり方などについて学び合い、今後の協力活動ついても模索した。【4月6日 神戸大NEWS NET=UNN】
新潟県中越地震などの地震に対して活動を行ってきた救援隊とfromHUS。両団体は3月30日、31日に能登半島地震の被災地数か所に派遣された足湯隊のメンバーを除くと、初対面となる。
両団体のこれまでの活動説明の後、3月25日に起きた能登半島地震について話し合われた。足湯隊に参加したメンバーが、被災地の状況や被災地での活動について写真を交えて来場者に報告した。また、両団体は今後の活動で協力していけることも話し合った。その場では、情報交換を目的としたメーリングリストの作成などが提案された。
救援隊に所属している益本禎朗さん(発達・4年)はfromHUSの学生らが「(地震発生時のボランティア活動に対して)悩んでいる印象を持った」と話した。また、益本さんは被災地での支援について「短期の支援では効果は望めない。長い期間での支援で見ていくのが大事」と話した。
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