ライフル射撃サークルが公認団体に昇格し、5月13日に「神戸大学射撃部」(@kobeu_shooting)としてスタートした。吉川峻一朗主務は、「コロナ禍の過酷な状況下の発足とはなりましたが、技能の向上、大会での入賞と射撃競技の普及を目指したい」とコメントしている。<塚本光>
ライフル射撃サークルは、5月13日に体育会加盟が認められ、公認団体「射撃部」として新たなスタートを切った。
部長の佐藤翔太さん(工・3年)と主務の吉川峻一朗さん(法・3年)さんは、同じ大阪府立茨木高校でライフル射撃部に所属していた。佐藤さんは国体、吉川さんは全国大会に出場した経験がある。
神戸大のライフル射撃サークルの創設者は、同じ高校の4代前の先輩にあたり、高校の射撃部の立ち上げにも関わっている。
神戸大のライフル射撃サークルを「部」に昇格させる話は、吉川さんらが入会した2年前の時点ですでにもちあがっていたという。
主務の吉川さんによると、体育会に加盟することで部の信頼性を向上させるうえ、新入部員勧誘を容易にできる、活動に必要な機材の置き場を学内に確保することができる、競技の普及に貢献することができる、などの利点があると考えたという。
吉川さんが昇格に向けた運動を主導し、体育会や大学の学務部とのやり取りを進めた。
コロナ禍で手続きが一時中断したが、2020年度後期から手続きを再開し、体育会の幹事会で加入の承諾を得たのちに、学務部からの認可を得てサークルから昇格し、正式に「体育会射撃部」となった。
顧問は主務や主将の高校時代の顧問の紹介で、大学時代に射撃の経験があった人間発達環境学研究科の赤木和重准教授が務めることになった。
現在の部員のほとんどがピストルの部員ということと、よりわかりやすい名前が良いだろうということで、部の名前はライフル射撃部ではなく射撃部にしたという。
吉川主務は、「コロナ禍の過酷な状況下の発足とはなりましたが、部員一同練習に励み、射撃技能の向上、大会での入賞と射撃競技の普及を目指してまいります。新参者ではございますが、何卒温かい目で見守ってくださいますようよろしくお願い申し上げます」とコメントしている。
(写真下:神戸大体育会本部がある学生会館 OB提供)
了
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