女子タッチフット、秋季リーグ 決め手欠き初戦落とす

 関西学生女子タッチフットボール秋季リーグが10月16日、兵庫県西宮市の武庫川女子大学総合スタジアムで開幕し、神戸大女子タッチフット部Rooksは京都府大と対戦。神戸大はオフェンスではチャンスを作るも相手ディフェンスに阻まれ、ディフェンスでは相手のスピードに翻弄され、0-7で敗北。次の相手は全日本選手権を3連覇中の武庫川女子大で、10月30日(日)14時40分に試合開始。 <本多真幸>

 リーグ戦は、神戸大、京府大、武庫川女子大、 関学大と名外大の合同チームの4チームで争われ、上位2チームが東西大学王座決定戦に進む。16日には、他に武庫女大と関学大・名外大合同チームとの試合が行われ、42-0で武庫女大が勝利した。

 試合は京府大のオフェンスで開始。1Qはお互い譲らず無得点。2Q、神戸大のオフェンスで敵陣約15ヤードまで攻めこむ。4thダウンからQB牛島愛佳(営2年)がタッチダウンを狙って、99番のWR高崎奈津乃(営4年)へパスを試みるが、京府大のディフェンスに阻まれ、攻守交替となる。

(写真:2Q、QB牛島からのパスが京府大ディフェンスにクリアされ、99番高崎はタッチダウンならず。2022年10月16日武庫川女子大学総合スタジアムで。)

 それでも2Q終了間際には、再び神戸大オフェンスとして、ファーストダウンで敵陣2ヤードまで迫るチャンスを作ったが、決めきれなかった。

(写真:2Q終了間際、50番のG上田友希(工2年)はランでタッチダウンを狙うも、京府大ディフェンスに阻まれる。)

 ハーフタイムをはさんで後半は、京府大のオフェンスからスタート。京府大のパスプレーの速さに神戸大ディフェンスは対応しきれず、テンポよく攻められついに先制点を献上する。神戸大は反撃を試みるが、京府大のディフェンスの囲みを最後まで突破できず、0-7のまま試合終了。

(写真:3Q、京府大に先制のタッチダウンを許し、これが決勝点となる。)

 リーグ戦初戦を落とした神戸大。リーグ2位以内に入るためには残り2試合とも勝つしかない。次の相手は、全日本王座決定戦「さくらボウル」を現在3連覇中の強豪、武庫川女子大だ。竹村実夢主将(農3年)は、試合後のインタビューで、「ディフェンスは相手の足の速い選手に対応できるような、スピードが足りず、オフェンスは1対1で勝つ力を磨く必要がある。あと2試合勝つための技術を高めていく。」と語った。

 神戸大の北山菜生ヘッドコーチの談話=
 「オフェンスではランプレーを中心に練習してきたが、ゴールライン際で決めきれないところで底力の差が出た。ディフェンスでは、相手のキープレーヤーに圧力をかけきれず、同じやられ方が続いた。次の武庫女大相手には、精神面でも技術面でも強化しないと勝てない。スピードとモチベーションを上げていくチーム作りをする。」

《2022年関西学生女子タッチフットボール秋季リーグ vs京府大》
神戸大 0 0 0 0|0
京府大 0 0 7 0|7

1位 武庫女大    1勝0敗
1位 京府大     1勝0敗
3位 神戸大     0勝1敗
3位 関学大・名外大 0勝1敗

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