フィギュアスケートのグランプリシリーズ第4戦イギリス大会(MKジョンウィルソン杯)は、日本時間11月12日(現地時間11日)にイギリスのシェフィールドで開幕した。昨季世界ジュニア選手権銅メダリストで、今期からシニアデビューした壷井達也(シスメックス所属、国人2年)は男子ショートプログラム(SP)に出場し、76.75点で7位発進となった。日本時間13日5時からフリーの演技が行われる。<久保田一輝、本多真幸>
ISUグランプリシリーズは、国際スケート連盟が承認し、世界各地で6大会行われるグランプリシリーズと、それらの成績上位者が出場するグランプリファイナルの総称。2022ー2023シーズンは予選がアメリカ、カナダ、フランス、イギリス、日本(NHK杯)、フィンランドで行われ、ファイナルがイタリアで行われる。予選には、前年度の成績などから出場者が選考され、1選手(組)最大2大会に出場し、GPシリーズ各2戦の合計ポイント上位6選手(組)がファイナルに進出する。昨シーズンの世界ジュニア選手権3位の壷井はイギリス大会とフィンランド大会に出場する。
序盤の4回転サルコウは回転不足ながら着氷させたが、連続3回転ジャンプは2本目が回転不足となった。今季は左肩を脱臼した影響で、なかなか4回転ジャンプを飛べずにいたが、ようやく試合でも飛べるようになってきた。
技術点(TES)が39.47、演技構成点(PCS)が37.28、減点はなしで合計点が76.75となり、12人中7位でのスタートとなった。男子シニアフリーの演技は、日本時間11月12日5時5分から開始予定。
了
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