８月９日、ＤＭ三井製糖（株式会社）が、鶴甲第１キャンパスにある神戸大アメリカンフットボール部レイバンズのクラブハウスで、部員に向けて栄養講習を行った。講演テーマは、「勝つためのエネルギー補給術」だった。＜塚本光＞。

　講演は「理想の食事とは？」や「糖質について」などの４つのテーマに分けて進められた。講演者は大学時代ボート部に所属して日本一を目指していた髙崎善貴さんで、妹も昨年まで神戸大タッチフット部で活躍していた。

　講演では糖質の重要性などが伝えられたほか、ゆっくり吸収されることでエネルギー供給が持続するパラチノースという機能性糖質についての説明や効果的な摂取の仕方も紹介された。また、高崎さんは、自身が大学でボート部に所属していた時に、利用していたサプリメントや、就寝前の赤ワイン骨折したときに食べていたアーモンドフィッシュなど、栄養摂取で工夫していた経験も語った。最も伝えたいことは、「食に関心を持とうっ！」という言葉を何度も繰り返した。

　講演は、終始和やかな雰囲気の中、質問なども交えながら進み、レイバンズの部員やマネージャーが、エネルギー補給について学習した。また、講演の最後では、質疑応答が行われ、部員からの質問に答えるだけでなく、アメフトについて、髙崎さんが答える場面もあった。

　また、部員には、パラチノースなどのDM三井製糖の製品サンプルが配布された。

　レイバンズの白坂俊樹主将（国人４年）は、「栄養全体の知識も深まった。スタッフも聞いていたので、サポートにも役立つかなと思う。前回パラチノースをいただいた時はあまりどういうものかわかっていなかったが、具体的に理解することができた。４年生を中心に取り入れるか話し合いたい」と語った。

　髙崎さんは、「（レイバンズの）トレーナーの方と関わりがあって、今回の講演の場をいただいた。難しい話をするより、食に関心を持ってもらうために会話のキャッチボールをしながら進めた。（学生には、）できることは限られているけど、思いついたことはやってほしい。大学スポーツの盛り上がりに貢献できたら嬉しい。DM三井製糖として、協力できることがあれば協力したいし、興味を持っていただけるチームがあれば、是非お声掛けいただけると。」と、レイバンズだけでなく、スポーツに励む学生へエールを送った。

●持続するエネルギー源パラチノースのウェブサイト＝https://www.palatinose.jp/。

了