2026年度の前期試験が行われた。バス停には試験開始の2時間前から長蛇の列。一方で、六甲登山口から坂道を登る受験生。六甲台正門付近では、バスやタクシーで大渋滞。そして試験会場を間違えて慌てて上り下りする受験生…。毎年の試験の朝の光景が、春雨に煙る六甲の裾野で繰り広げられていた。<取材班>

(写真:JR六甲道駅前バス乗り場の長蛇の列 2026年2月25日 7時23分)
【動画】:100メートルを超えるJR六甲道駅前16系統バス乗り場のの列 (2026年2月25日 7時27分)=https://x.com/newsnet_kobe_u/status/2026481135644192780
試験開始の2時間前の朝7時20分過ぎには、JR六甲道駅前の16系統バス乗り場では、早くも受験生の列がコンコース前に伸び始めていた。数分後には、列は吉野家の前から高架下のマクドナルド向い側まで、100メートルを超える長さになった。
その行列に並ぼうとした受験生と母親は、「理学部はここでいいのかしら」と戸惑い気味。記者から「それなら36系統ですよ」といわれて、会釈をして山側の列に向かっていった。

(写真:六甲登山口を六甲台に向けて登り始める受験生ら 2026年2月25日 7時57分)
一方で、六甲登山口から坂道を登る受験生の姿もあった。すでに下見をしていたのか、親子が談笑しながらリラックスして登る様子がみられた。

(写真:36系統のバス停で係員によって掲げられた案内板 2026年2月25日 7時33分 阪急六甲市バス36系統乗り場で)
阪急六甲北側の36系統のバス停には、案内板を持った男性が立っていた。そこには、「神大文理農学部前下車 文学部L試験場・理学部S試験場・農学部A試験場」と書かれている。受験生たちは、受験票の行き先と見比べながら列に並んでいた。

(写真:渋滞する文理農学部前 2026年2月25日 8時19分)
六甲台正門前周辺では、増発された市バスに、受験生を送るタクシーや自家用車、さらにホテルの受験生送迎チャーターバスも加わって大渋滞。
そんな中、大学職員の案内係に「私の会場はここでいいですか」と尋ねる受験生がひっきりなしの状態だ。

(写真:開始時刻が迫る中大学職員に道を尋ねる受験生と母親 2026年2月25日 8時48分)
8時40分すぎ。六甲台正門の大階段下にたどり着いた母親と男子受験生は、会場の案内板を見るなり踵を返して、工学部会場方向に向かった。
8時48分、文・理・農学部前では、神戸大学学務部のジャンパーを着た職員に、学生服の男子と母親が道を尋ねていた。「この道を登ってください」といわれて足早に六甲台正門に向かっていた。
この日は、前夜からの雨が、時折強く降ったり止んだりを繰り返す天気に。気温は平年より高いものの、前日までの春の陽気に比べるとひんやりした空気がキャンパスを包んでいた。
了
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