カテゴリー:阪神・淡路大震災

    【連載・災後の日常(4)】特別編・神戸から熊本へ 「よりそい」掲げ持続的支援

     熊本地震を受け、神戸大生の団体「持続的支援プロジェクトKonti(コンティ)」が昨年5月に設立された。理念に「よりそい」を掲げ、熊本や神戸で支援活動をしている。団体名は、continue(持続)とcontiguity(…

    【1月号震災特集】救助ロボを製作 「六甲おろし」

     ロボットを使って、災害現場を模したフィールド上にある人形をいかに素早くダメージを与えずに救助できるかを競うレスキューロボットコンテスト(レスコン)。阪神・淡路大震災を機に始まった同大会に、学内のロボット研究会「六甲おろ…

    【1月号震災特集】遺族「忘れられたときが娘の死」

     震災で犠牲になった上野志乃さん=当時(発達・2年)=の父、政志さんは毎年命日に、志乃さんが亡くなった神戸市灘区琵琶町の下宿跡を訪ねる。「娘が本当に死ぬのは忘れられたとき」という思いは22年間変わらない。 <「震災…

    【1月号震災特集】5万点超の資料保存 附属図書館「震災文庫」

     社会科学系図書館管理棟3階に、阪神・淡路大震災に関する資料を保存する「震災文庫」がある。書籍をはじめ被災当時の写真やチラシなど、集めた資料は約5万5千点。震災を知るための重要な役割を担っている。 <「震災特集20…

    【1月号震災特集】高齢者の孤立防げ

     クリスマスイブの午後、被災者が多く住む復興住宅「兵庫県営岩屋北町住宅」(神戸市灘区)の集会室に笑顔で歓談するお年寄りの姿があった。学内のボランティア団体「灘地域活動センター(N.A.C.)」が開いたクリスマス会だ。学生…

    【1月号震災特集・巻頭言】「災後」今も続く

     阪神・淡路大震災=キーワード=から17日で22年になる。震災では神戸大の学生や教職員らにも犠牲が出た。激震から時を経てなお、被災者や遺族は震災と向き合い続けている。一方、当時の教訓が生かされる場面も出てきた。今も続く「…

    【お知らせ】震災特集2017を公開しました

    阪神・淡路大震災から17日で22年となります。ニュースネット委員会では、特設サイト「震災特集2017」を公開しました。 今も続く「災後」を取材しました。17日には東遊園地や、六甲台第1キャンパスで行われる慰霊式典の…

    ◎竸基弘賞に千葉工大・吉田氏 災害現場調べるロボット開発

     災害現場で役立つ技術の研究者らを表彰する「第12回竸(きそい)基弘賞」の授賞式が11日、神戸市立地域人材支援センター(長田区)で行われた。ロボット技術を専攻し、阪神・淡路大震災で亡くなった竸基弘さん=当時(旧自然科学研…

    ◎引退生有終の美 アポロン定演

     混声合唱団アポロンの第54回定期演奏会が17日、西宮市民会館アミティホールで開かれた。バルト三国の作曲家に焦点を当てた企画「バルト三国の音色に耳を寄せて」や日本を代表する作曲家、故三善晃さんの組曲「嫁ぐ娘に」など毛色の…

    ◎祭典存続の助けに ルミナリエに光る募金箱

     神戸市中央区で2日から11日まで開かれた光の祭典「神戸ルミナリエ」で、神戸大生らが自ら製作した「光る募金箱」を使って募金活動に参加した。  参加したのは工学研究科塚本・寺田研究室の学生。開催資金の不足に悩む同祭典…

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