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地震防災をテーマにした神奈川県立西湘高校の《調べ学習》Part2




 東京消防庁などの「防災マニュアル」は阪神大震災以降、一部書き換えられました。なのに、いまだに「地震の時はまず火を消して」などと思い込んでいませんか。また、関東大震災など、みなさんの土地に伝わる地震の教訓をすっかり忘れたりしていませんか。
 このサイトは、大規模地震に備えて防災の心得を確認するとともに、防災マニュアル自体も「ほんとうにこのマニュアルで大丈夫?」、「去年と同じ防災訓練でいいのかなぁ?」という目でもういちどチェックしてみよう、というホームページです。
 災害の専門家のあいだでも、防災の知識は日進月歩。みなさんもぜひ、身近な防災マニュアルを、自分の地域や、学校、自治会に置き換えて再点検してみてください。マニュアルが古くて、いままで信じてたことが間違っていたり、地域の実情にあわないものになっていたりして……。

●制作 2001年1月17日
  神奈川県立西湘高等学校 防災取材班
●制作協力
  小田原市 主婦グループ「スプラッシュ」
  神戸大学ニュースネット委員会


総合学習『もいちどチェック! 防災マニュアル』のステップ

 0)マニュアルの常識を再点検しよう!!
 1)地震への心構え もいちどチェック
 2)地震直後の行動 もいちどチェック
 3)避難生活サバイバル もいちどチェック
 4)【付録】神奈川県地震被害想定調査報告書 概要版





0)マニュアルの常識を再点検しよう!!


「まず火を消して…」はもう古い?

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 このサイトの取材・制作をしたのは、わたしたち神奈川県立西湘高校の生徒です。小田原では、以前から「地震がもうすぐやってくる」という報道などがあります。(その根拠は、ステップ4の「【付録】神奈川県地震被害想定調査報告書」参照)
 きっかけは2000年1月の国語の授業でした。担当の立花先生が、阪神大震災を体験したNHKアナウンサ−住田功一さんの書いた副教材のブックレット「語り継ぎたい。命の尊さ−阪神大震災ノ−ト」をとりあげ、みんなで感想文を書きました。
 そして、6月には全校防災訓練で、住田アナの講演を聞いたのです。さらに講演後のト−クセッションで、生徒や先生から「コンパクトなマニュアルはないの?」という質問が出て、「それなら、みんなで地元・小田原市にあったものを作ったら」ということになったのです。

地域にあった防災マニュアルに

Photo  新聞委員会が中心となったのですが、応援スタッフもかけつけ、「西湘高校防災取材班」というプロジェクトを作り活動を開始しました。

 2000年7月から、防災マニュアルの本を何冊も読んで項目をリストアップして、ミーティングを重ね、東京消防庁、小田原市役所、神奈川総合防災センターなどに「取材」に行き、建設省、気象庁、NTT、東京ガス、東京電力などへは電話取材も行いました。
 【地震への心構え もいちどチェック】編、【地震直後の行動 もいちどチェック】編、【避難生活サバイバル もいちどチェック】編の3つの班に分かれて取材しました。
 もちろん、これが完璧というものではありません。まだまだ追加取材の必要なものや、今後変更されるものもあると思います。みなさんの、防災の「常識」をもう一度点検してみる助けになればと考えています。

【写真上】県立西湘高校「防災取材班」のメンバーとサポートの先生たち。
【写真下】パソコンに調べたことを打ち込んでいく真剣な(!?)まなざし。



プラスα情報とにかく、いろいろな人たちに話を聞いて「取材」してみることにしました。するとそこに、いままで思い込んでいたことと違っていたり、新しい発見があったりする。また、あっちで聞いた話と、こっちで聞いた話にズレや食い違いがあると、それがさらに調べるテーマになる。



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総合学習『もいちどチェックだ! 防災マニュアル』
 0)マニュアルの常識を再点検しよう!!
 1)地震への心構え もいちどチェック
 2)地震直後の行動 もいちどチェック
 3)避難生活サバイバル もいちどチェック
 4)神奈川県地震被害想定調査報告書 概要版

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 ・『語り継ぎたい。命の尊さ〜阪神大震災ノート』のホームページ
 ※クリックして、それぞれのステップをごらんください。
 ※あくまで県立西湘高校の生徒たちの調査によるもので、これが防災のすべてではありません。。

●制作 2001年1月17日
  神奈川県立西湘高等学校 防災取材班

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