十一月一日現在、国文の体育館には三世帯の避難者が暮らす。こたつが中央に置いてあり、体育館も冬支度だ。出て行きたくても近くの仮設に人気が集中し、簡単にはいきそうもない。
代表の柳原さんは「早く出て行けと言うのなら大学にも後押ししてもらわないと。子供もぜんそくがあり環境のいい仮設がいい。わたしにも家族を守る義務がある。」と堅い決意だ。
隣の第一体育館ではバスケ部が練習中。大学側が被災者とはちあわせないよう中央の入り口を出入禁止にしている。キャプテンは「反対の入り口から出入りする不便はありますが、第一体育館が使えれば特に影響はないですよ。」と話す。
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