十一月十一、十二の両日開かれた第十六回六甲祭。初日に小雨がぱらついたものの、二日目は快晴に恵まれ、多くの人でにぎわった。
ステージ物はあいかわらずの盛況ぶり。二日目の六甲台グラウンドの鶴久政治コンサートでは、キャンパスの観客が一斉にメインステージへ押し寄せ、にぎわっていた模擬店百四十二店がガランとするほど。また、今年のミス神大コンテストでは、放送委の三木亜希子さん(発・一)が選ばれた。
一方、唯一といっていい震災関係の催し、大谷昭宏さんらを招いた、震災報道がテーマの講演会『マスコミを斬る』は、観客が二十数人という少なさだった。
フィナーレを飾る後夜祭は、二日目午後五時から前庭ステージで応援団によって行われた。日も暮れ照明に浮かびあがるステージで、応援団が『商神』などを合唱。チアガールの胸には、震災で亡くなった応援団長の高見秀樹さんの遺影が掲げられていた。
なお、例年は六甲道で行われるプレ六甲祭は、メイン六甲が全半壊して取り壊し工事中のため、会場を工学部グラウンドに移して八日の午後五時から行われた。
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