試合後の木村監督の表情には選手達と同じように沈痛なものがあった。「うちとしては120パーセントのできであった。勝てなかったというのはもともとの力の差。相手のミスとこちらのラッキーでやっと互角の勝負ができただけ。」と、淡々と語った。
「第2Qで残りあと1ヤードまで攻め込みながら、OF陣が押し切れなかったのが、敗因と言えば敗因。DF陣も最後の最後でTDを奪われてしまう詰めの甘さもあった。」と、悔しそうな表情を浮かべた。
しかし、素晴らしい健闘を見せてくれた選手達への称賛も忘れない。「選手達は本当に良くやってくれた。OFもDFもプランどおりにしっかり働いてくれた。」そして最後に、「来年も今年以上にもっと頑張ります。」と、力強い言葉で締めくくった。 今年こそ敗れはしたが、来年も神大レイバンスから目が離せそうにない。(1995年12月11日発行手配り号外から)
コメント
この記事へのトラックバックはありません。
この記事へのコメントはありません。