東京・江戸川区陸上競技場で行われた第6回ラクロス全日本選手権決勝で、神大(関西学生1位)は慶応(関東学生1位)に猛追したものの7-6で惜しくも王座を逃した。去年3位だった神大は、初の決勝進出、準優勝。関西勢としては、決勝進出は一九九三年の関学以来。初の優勝がかかった大会だったが、またも関東勢の壁の前に屈した。
開会式には、神大男子ラクロス部は『がんばろう神戸』の腕章をつけて入場。震災もあったけど、そんな神大を、神戸をふるいたたせる意味で腕章をしたのだという。また、スタンドからは、震災を乗り越え、大接戦をみせた神大チームに大きな拍手がわきおこった。
一ノ瀬泰治ヘッドコーチ(自然科学・修二年)は、『前半は、初めての決勝だったせいか、固かった。でも最後に神大ラクロスをみせてくれた。階段をひとつひとつ昇っているので、来年こそ全日本優勝を狙います』と語った。また、神大ラクロス部顧問の辻本義幸教授は、『精神力をほめてやりたい。点差が開いても互角でいけた。このペースを守れば、後は優勝。喜びを来年にのばしただけです』と、満足そうだった。
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