悪夢の震災から一年。学生、教職員など四十四人の犠牲者を出した神大近くの下宿街は、まだほとんどがサラ地のままだ。
しかし、六甲町の西尾荘跡では新しいアパートが完成。神大生三人が亡くなった敷地のの端には、当時の看板が立て掛けられたまま。そのたもとには、前の住人あての分厚い就職資料集が届いていた。
一月十七日の大学の公式行事は、特別講演会だけ。農学部大会議室で午後二時から『震災と大学』などをテーマに行われる。また、三月十五日には、六甲台前庭にモニュメントが設置される予定だ。
(「阪神大震災関連特集」はhttp://www.std.kobe-u.ac.jp/newsnet/sinsai/index.htmlに掲載)
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