三月二十六日午前十時半から神戸ポートアイランドホール(ワールド記念ホール)において平成七年度卒業式が行われ、改組前の9学部に養護教諭特別別科や医療技術短期大学部を含めた男子1842人、女子900人の計2742人の卒業生が新しい社会へ旅立っていった。
式の中で西塚泰美学長は震災の影響で昨年はこのような盛大な式典ができなかったことや、昨今の就職難について述べた後、「皆さんは今日、自らの手で、自らの未来を選ぶ権利を持ち、未来に向けての無限の可能性を持っているのです。決して先を急がないで、堂々と新しい価値の創造を目指し、また求め続けてほしい。」「周囲に惑わされないで、『おのれ』の想う処を自信をもって徹底的に極めていただきたい」と述べた。
また、法学部の奥田祥史さんが卒業生代表として「日本の未来は私たちにかかっており、その責任を痛感しています。これからも神大の誇りを持ち続け、その名に恥じないよう精進していくつもりです」と答辞を述べた。
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