五月十八日西宮球技場で西日本学生アメリカンフットボール選手権大会が決勝が行われ、神大は京産大と0-0で引き分け、規定により両校優勝となった。
試合は両チームともあと一歩のところまで攻めながら、チャンスを生かせない状況。神大は第一、第二クォーターのFGを決めることができなかった。京産大はラン獲得ヤードで神大を上回りながら決定力に欠き、最後は神大の堅いディフェンスに阻まれた。第三クォーターには京産大がTDを決めたかと思われた場面もあったが、反則により結局得点にはならなかった。
応援席では「ゴー!ファイト!KSU」と叫ぶ京産大に対し、神大は「K,O,B,E,ゴー!レイバンス」で応酬。応援は神大がやや優勢で、そろいのオレンジ色のメガホンでブラスバンドの演奏に合わせて、熱い声援を送った。そして神大が相手の攻撃をタックルで阻み、相手陣内に攻め込むと、どっと拍手が沸いた。
長い反省会を終えた池田信介主将は、「オフェンスのキープレーがしっかりしていない。勝てる試合を落とした」と、声も小さく不満げ。鎌田憲二コーチは「実力のなさを痛感しました。あと一歩のところで攻め切れるかどうかが、強いか弱いかのポイントなのでしょう。できれば今日は勝って(単独)優勝したかったですね。でも、これから精進してぜひ秋には一部に戻れるように頑張っていきますよ」と語った。また矢野正仁ヘッドコーチは「オフェンスに課題がある。タックルが甘くて決め手を欠いた」と語った。
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