十月二十七日、西猪名グラウンドで行われた関西学生ラクロスリーグ・神戸大対立命の試合は、神戸大が9-7で逆転勝ちし、一敗を守った。
関西学生ラクロスリーグ1部男子は、この試合までで神戸大、関学、同大がともに四勝一敗で並ぶ混戦。関学と同大が来週対戦し、どちらかが五勝目を挙げるため、連覇を狙う神戸大にとってこの試合はどうしても落とせなかった。 先取点が欲しかった神戸大だったが、フェイスオフ直後から立命にボールをキープされ、、先取点を許してしまう。その後神戸大はMF高木が押し込んで追いついたものの、パスがかみ合わず、すぐに3-1と離される。以後は神戸大が追いつき、立命が再び引き離すという展開になった。
神戸大は試合が進むにつれ、徐々に調子を取り戻していく。ところが第三Q終盤に同点に追いついた直後、MF野田が肩を脱きゅうし退場するという事態に。
同点で迎えた第四Q、負傷した野田のためにも絶対負けられないとばかりに、AT山尾が強烈なシュートを決め、ついにこの試合初めてのリードを奪う。続けてMF斎木からAT新田への見事な連携で点差を広げ、さらにMF服部がとどめの一点を入れ、神戸大が鮮やかな逆転で立命を9-7で破り、五勝目一番乗りをあげた。
ゴーリーとしてチームを引っ張った西森大祐主将(工・四)は試合後、「先々週の敗戦から気持ちを切り替えて試合に臨んだが、やはり見えないプレッシャーがあり前半固くなってしまった。最終戦では先取点を取って、序盤からペースを握りたい」と語った。
最終戦は十一月二十四日、対関学。上位二校が全国大会へ出場できる。
▽関西学生ラクロスリーグ戦(27日・西猪名グラウンド)
神戸大 2 2 2 3=9
立 命 3 1 2 1=7
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