関西学生アメリカンフットボールリーグ2部は十七日、同率優勝した神戸大と大市大がプレーオフを行い、神戸大が終了間際の逆転で勝利、東海学生代表への挑戦権を手にした。
第1Q、大市大はQB白波世が好調で、WR上手へパスを決め先制点をあげる。第2Qは神戸大も調子を上げ、RB高橋が好走で二つのタッチダウンを決め、13-7と逆転した。
その後両チームともFGで三点ずつ加えた第3Q、大市大はQB白波世のロングパスが決まり、17-16と再びリード。その後は神戸大も攻め切れず、先週と同じく一点差に苦しむ姿が見られた。
しかし神戸大は大市大の怒涛の攻撃を防ぐと、頼みの綱、RB高橋にボールを集め前進、三回のFDを得る。最後はRB中村が持ち込み、残り二十八秒で起死回生の大逆転。粘る大市大の攻撃を抑え、22-17で見事リーグ最終戦の雪辱を果たした。
試合後木村監督は「思ったより向こうの頑張りにやられ、結果オーライの勝利」とほっとした表情。池田信介主将は、「最終的には必ずウチが勝ちます」と自信をのぞかせた。また大活躍のRB高橋は「みんなが敵をひきつけてくれた。これからも挑戦者のつもりで戦い、1部昇格を決めて卒業したい」と最後の意気込みを語った。
次の試合は十一月二十四日、西宮球技場で午後一時半から東海学生代表の中京大と対戦。勝てばいよいよ十二月八日、長居球技場で午後一時半から1部の七位チームと入れ替え戦を行う。
[訂正]既報で、対東海学生代表(中京大)戦の会場を、「西宮スタジアム」とお伝えしましたが、「西宮球技場」のあやまりでした。おわびして訂正します。
●関西学生アメリカンフットボールリーグ(17日・長居球技場)
▽2部プレーオフ
神戸大 0 13 3 6=22
大市大 7 3 7 0=17
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