国立大入学金が、一九九八年四月の入学生から五千円アップされ、二十七万五千円になることが、十二月二十三日の事務次官折衝で決まった。大蔵原案段階では一万円アップだったが、家計への負担が増えることなどを理由に文部省が圧縮を求めていた。受験料の引き上げ額も原案段階の三千円から二千円に圧縮され、三万三千円となる。
文部省によると、国立大学の学部(昼間部)入学料が二十七万五千円(一・九%増)、大学入試センター試験(三教科以上)と二次試験の学部を合わせた受験料は三万三千円(六・五%増)になる。入学金がほぼ隔年で引き上げられるようになった七五年以降では、引き上げ幅は最小。
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